第一章 心の声が聞こえるか
緊急事態宣言が解除され、徐々にジムの利用も解禁され始めた今日の良き日。
「久しぶりにジムに行くか」
そう思ったのもつかの間、私は既にジムについていた。
はやる気持ちを抑えながらロッカールームで着替えを済ませ(済ませようと思った時にはもう着替え終えていた)、トレーニングスペースへと足を運んだ(この瞬間から筋トレが始まっていることは言うまでもない)。
トレーニングスペースでは漢たち(女性も含意)が「自分」と戦っていた。
「ここはトレーニングジムなどではない、戦場なのだ」
かの有名なニーチェもトレーニング中にはこう言っていたのかもしれない。
トレーニーは毎日、見えない敵である「自分」と戦っている。
戦っている理由は何であれトレーニーはみな等しく戦士なのだ。
戦場カメラマンの渡部陽一さんも間違えてジムにカメラを持ってきたことがある。
そんなエピソードがあってもなんら驚きはないほどだ。
しかしながら、そんな勇敢な彼ら(女性も含意)たちの内面では、悩める子羊たちが今日も元気に牧草を頬張っている。
そう、彼らには悩みがあるのだ。
勇敢な戦士たちも無敵ではない。彼らに必要なのは「食事」と「仲間」だ。
皆さんには勇敢な戦士たちの心の声が聞こえるか。
第二章 腹が減っては戦はできぬ
「腹が減っては戦はできぬ」
かの有名な名言の源流には諸説あるが、私はこれはトレーニーが発した言葉だと思っている。
彼らにとって最も重要なのは「食事」である。
彼らが過去の自分と戦い、勝利を収めるたびに手に入れる筋肉という戦利品は日々のタンパク質の摂取によって増大するといわれている。
もはや食事は彼らのモチベーションにすらなっているものの、戦士ゆえの不器用さから
「拙者、料理は苦手とするところでござるよ」
そんな声を聞くことも少なくはない。
料理の知識もないままに毎日のように鶏むね肉を食べていれば、毎食同じようなメニューを食べることになってしまい飽きてしまう。
このままでは食べられていく鶏むね肉に示しがつかない。
かといって某クッキングアプリで色々なメニューを調べてみても、照り焼きチキンのメニューが上位を独占している。
いうまでもなく邪道である。
第三章 孤独な戦士たち
昨今では某有名グラビアモデルの炎上が示唆するように、筋トレの世間からの評判は決して良いとは言えない。
かといってSNSで自分の筋肉の画像を載せてしまえば、途端に胡散臭さが出てしまい、周囲の人に怪しいビジネスを持ち掛けるのではないかと警戒されてしまう。
そう、戦士たちは孤独なのである。
過去の自分と戦うという厳しい状況で仲間の存在意義は大きなものになっているだろう。
いくら素晴らしい筋肉を手に入れても周りからは畏怖の目で見られ、時には自分のやっていることに疑問を抱くこともあると思う。
ほめてくれるのは母親くらいだ。
第四章 遅ればせながらの自己紹介と結論
ここで私が思いついたのは、筋肉に良い食事をユーザが提供するアプリ。
そう、その名も Muscle Chef (仮称)である。
私は神戸大学経営学部に通う4回生で大学3回生の時に公認会計士試験に合格し、今はBig4の監査法人で非常勤で働いている。
大企業ゆえのルールの多さに疲弊し、テレワーク100%を目指すくらいの企業に転職しようと思ったがそんな企業はなかったので、じゃあ自分で作ろうと思って資金調達の一歩として始めてみた。
レシピサイトといえばかの有名な某レシピサイトが思いついたので調べてみることにした。
某レシピサイトの収入源は広告収入が大半だろう。そう思っていた時期が私にもありました。
有価証券報告書を見てみると、某レシピサイトの収入源の多くは有料会員からの月額会費によるものだった。
「ユーザは投稿によってお金を得られるわけではないのに、どうして投稿するのみならず有料会員にまでなるのだろう」
そう思って考えてみた結果、フィードバックの重要性に気が付いた。
飲食店経営を営む父に幼少期の私が仕事の楽しみについて訊ねた日のことを思い出す。
父は「お客さんに美味しいといってもらえた時が一番うれしいかな」と正解のような不正解のような解答だったものの、プロであるか否かを問わず、料理を作る人にはフィードバックが重要なのである。
某レシピサイトにもそのような機能がある。
ユーザが投稿したレシピを実際に作ってみて、その写真を投稿して美味しかった等の言葉でほめあうものだ。
奥さんに作ってもらった料理を無言で食べるなんてことは言語道断で、今や社会問題ともいえるこのフィードバックの無さという課題を解決するとてもいい機能だと感じて感動した。
「これは筋トレも同じじゃないか」
脳が筋肉に侵食され始めている私は、最近は筋肉ベースで物事を考えるようになった。
そこで考えたのがこの Muscle Chef というプロジェクト。
ユーザが投稿するレシピに対して、
「あなたのおかげでこんなに筋肉が育ちました。ありがとう。」
という風に写真付きのコメントと、アミノ酸スコアがどうだとかのフィードバックも行う。
そしてあなたの筋肉に対してもユーザのトレーニーたちが褒めたたえたりアドバイスをしたりする。
そうして「食事」と「仲間」という二つの課題を解決していけたらいいなと思っている。
これまでの活動
公認会計士試験合格者
TOEIC 720
簿記1級
コードも少し書けます
資金の使い道
まず、アプリ開発はクラウドワークス等で外注したいと思っています。
費用の半分はそこにかけて、ユーザがいないと成り立たないサービスの構造上、残りは広告宣伝費とキャンペーン費用にかけたいと思っています。
広告の内容は、筋肉YouTuberのぷろたんさんや中山きんに君さんに頼みたいなと思っています。
理由はトレーニーが多く見ているため効率が良さそうだからです。
キャンペーンの内容は、ユーザが○投稿したらプロテインやダンベルをプレゼントというものにしたいと考えています。
筋肉に良い食事に詳しい専門家監修のレシピを掲載していただくのもいいかなと。
この辺は支援者の皆さんとともに考えながら本来の目標である「楽しく」できたらいいなと思っています。
リターンについて
支援してくださった皆さんには、Muscle Chef の有料会員に1年間無料で登録できる権利をさ提供せていただきたく思っています。
有料会員の内容としては、
①プロテイン2%割引
②プレミアムレシピの閲覧
③人気順の並び替え
④お気に入りレシピの上限解放
⑤広告の非表示
等を考えています
実施スケジュール
7月末 募集締め切り
8月末 支援金の振込
9月初旬 アプリ開発開始
11月末 アプリ完成・リリース
12月初旬 リターンの開始
というスケジュールを考えています。
もしプロジェクトが開始になった場合、進捗状況等はTwitterで都度発信していこうと思っていますので、よければ @Muscle_Chef_ をフォローなさってください。。
最後に
初投稿で拙い文章でしたがここまで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さんの筋トレライフがより良いものになることを願っております。
※本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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