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【新型コロナに負けない!更なる感染拡大に備え、集中治療分野の医療者を育てる】

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、普段重症患者の診療に慣れていない医療スタッフ向けに、世界標準の集中治療のオンライン教育プログラムを提供しています。この教育プログラムの普及活動にぜひご協力ください。

現在の支援総額

827,000

41%

目標金額は2,000,000円

支援者数

87

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/06/22に募集を開始し、 87人の支援により 827,000円の資金を集め、 2020/08/25に募集を終了しました

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支援者数87

このプロジェクトは、2020/06/22に募集を開始し、 87人の支援により 827,000円の資金を集め、 2020/08/25に募集を終了しました

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、普段重症患者の診療に慣れていない医療スタッフ向けに、世界標準の集中治療のオンライン教育プログラムを提供しています。この教育プログラムの普及活動にぜひご協力ください。

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新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが拡大する中で、日本国内の医療施設でも一時は重症患者数が急増し、オーバーシュート直前の状況にまで至りました。幸い、第1波と呼ばれる状況を脱しましたが、緊急事態宣言解除後、再び全国的な感染拡大が始まっており、重症患者も再び増加していくことが懸念されております。第1波では重症患者をケアする集中治療室(ICU)の病床の不足が指摘され、行政からの要請により多くの医療施設でICU病床の拡大を行いました。しかし、ICUとは場所だけを確保すればよいものではありません。ICUでの重症患者管理に慣れた医療スタッフは全国的に不足しており、またその教育を行うことができる人材が不在の医療機関も多いのが実情です。そこで、集中治療の教育・普及を推進する2つの団体、特定非営利活動法人 日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)及び一般社団法人 集中治療医療安全協議会(CCPAT)は、第1波の拡大に先駆けてICUでの重症患者ケアにICU以外の臨床医や医療スタッフの協力が不可欠となる場合に備え、普段ICUに従事していない、重症患者管理に慣れていない医療者をサポートするため、協同でCOVID-19情報提供サイトを立ち上げました。とくに人工呼吸器管理については、世界標準的知識なくしては対応が困難であり、知識のない非専門家が対応してしまうと何の兆候もなく死亡率を高めてしまうことが知られています。本サイトのコンテンツを通じて自己学習することにより、普段、集中治療に慣れていない医療者であっても、安全に、効率的に、重症患者に対応できるようになります。

(バナーをクリックして参照ください)

コンテンツは、米国集中治療医学会(SCCM:Society of Critical Care Medicine)の特設専用サイト「COVID-19 Resources for Non-ICU Clinician」で提供している非ICU医およびICU常勤でない医療スタッフ向けのオンライン集中治療教育の日本語版(独自契約に基づいて日本語翻訳を行い、無償提供するもの)に加え、COVID-19に関する国内各施設のプロトコルをはじめ各種資料を掲載しているほか、感染管理の重要事項を学ぶためのオリジナル動画やCOVID-19の集中治療管理における現場での疑問やTipsなどを募集しQ&A方式で紹介しております。翻訳・監修は2団体に関わる医師を中心としたメンバーで対応しました。その多くが、実際にCOVID-19の現場対応を行っている医療者たちです。本コンテンツの重要性はスタッフ一同痛感しているところであり、感染患者対応の傍ら、何とか人海戦術で翻訳、公開にこぎつけることができました。本サイトは厚生労働省発出の文書「新型コロナウイルス感染症の影響による臨床研修病院で行う必修診療科等の取扱いについてにおいて、研修医がCOVID-19診療に従事する上での参考教育ツールとしても紹介されております。

しかし、アップデートにも多くの事務作業や技術作業が掛かり、充実したコンテンツの継続が危ぶまれている状況です。両団体は教育コースなどの運営に伴う受講料を主な財源としており、集合研修のため3月以降、現在もすべての開催見合わせを余儀なくされております。感染拡大に先行して対策の周知、推進を計るため、受講料収入が無い中で貯えを切り崩しながら本サイトの構築を行いました。終息宣言が出されない限りは運営を続けることになると思われます。 その場合、やはり金銭的にも負担は大きく、この度皆さまに本サイトの運営に係る費用(翻訳料、字幕動画制作、メンテナンス等)をご支援いただきたく、お願いを差し上げる次第です。

現状における病院施設のベッド数や医療者数は、特に感染拡大が進むエリアで再び不足してきております。その他のエリアも今後は予断を許さない状況です。重症患者の治療には1か月など長い期間を要すため、まさにいま備えるべき時期なのです。必要な物資の提供、離職していた医療者に復帰を促す、感染患者を受け入れ財政が悪化した施設の支援など多方面での協力は続いておりますが、医療者(とくにICU専従ではない医療者) のスキルの底上げはこれらすべてをより円滑かつ有効に機能させる効果を秘めています。救急医、ICU専従医ほか関連医療スタッフは一日も早い終息を願い、昼夜を問わず治療に取り組んでおります。専従者が疲弊しないよう専門スタッフ以外にも集中治療の教育を推進し、病院全体で新型コロナウイルス診療に対応できるよう、本サイトがその一助になることを願ってやみません。

【当団体について】
我が国における集中治療医学の普及および集中治療専門医の教育を目的に、2008年に日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)が発足され、2011年にNPO法人として登録されました。2015年にJSEPTICの中での若手の教育・育成を目的として一般社団法人 集中治療医療安全協議会(CCPAT)が設立されました。
JSEPTICでは、独自セミナーの開催、機関誌「INTENSIVIST」の編集、 集中治療に関連する多職種の臨床研究(臨床研究委員会)や教育・啓発の場の提供(CE部会:臨床工学技士、薬剤師部会、看護師部会、リハビリテーション部会)、メーリングリストやホームページを通じての情報発信を行っております。
CCPATにおいては、集中治療領域の基礎学習コースであるFCCS(Fundamental Critical Care Support)コース、PFCCS(Pediatric Fundamental Critical Care Support)コース、FDM(Fundamental Disaster Management)コースを併せて250回程度開催しており、約10,000名の受講生がコースを修了しています。その他、関連して人工呼吸器、救急超音波診療に関する教育セミナーも開催しております。

特定非営利活動法人 日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)役員
理事長  林 淑朗(鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科)
理事   Alan Lefor(自治医科大学附属病院)
     植田 育也(埼玉県立小児医療センター 救急診療科)
     植西 憲達(藤田医科大学 救急総合内科)
     瀬尾 龍太郎(神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科・集中治療部)
     則末 泰博(東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科)
     牧野 淳(横須賀市立うわまち病院 集中治療部)
     真弓 俊彦(産業医科大学 救急医学講座)
     安田 英人(自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科)

一般社団法人 集中治療医療安全協議会(CCPAT)役員
代表理事 安宅 一晃(奈良県総合医療センター 集中治療部)
理事   古川 力丸(弘仁会板倉病院 救急診療部)
     宮部 浩道(総合大雄会病院 集中治療科)
執行役員 江川 裕子(さいたま赤十字病院 高度救命救急センター)
     奥村 将年(愛知医科大学病院 麻酔科)
     助永 親彦(隠岐広域連合立隠岐病院 麻酔科)
     時任 美穂(自治医科大学附属さいたま医療センター)
     内藤 貴基(聖マリアンナ医科大学 救急医学)
     中川 富美子(日本大学医学部附属板橋病院 医療安全管理室)
     西尾 陽子(総合大雄会病院 集中治療科)
     野村 智久(順天堂大学医学部附属練馬病院 救急・集中治療科)
     松島 暁(掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター 救急科)
     村上 大道(中部徳洲会病院 集中治療科)

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