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東洋のシンドラー・杉原千畝が「命のビザ」を発行した旧日本領事館を修繕、存続したい

東洋のシンドラーとも呼ばれる、杉原千畝が “命のビザ” を発行したリトアニアの旧日本領事館の修繕工事を行います。築80年の老朽化したスギハラハウスの屋根と壁を、実際に杉原千畝が命のビザを発行した時代と同じ様相にする再生・復元作業を日本国の塗装職人の手で、ボランティアで施工するプロジェクトです。

現在の支援総額

3,985,000

113%

目標金額は3,500,000円

支援者数

148

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/06/05に募集を開始し、 148人の支援により 3,985,000円の資金を集め、 2017/07/31に募集を終了しました

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東洋のシンドラー・杉原千畝が「命のビザ」を発行した旧日本領事館を修繕、存続したい

現在の支援総額

3,985,000

113%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数148

このプロジェクトは、2017/06/05に募集を開始し、 148人の支援により 3,985,000円の資金を集め、 2017/07/31に募集を終了しました

東洋のシンドラーとも呼ばれる、杉原千畝が “命のビザ” を発行したリトアニアの旧日本領事館の修繕工事を行います。築80年の老朽化したスギハラハウスの屋根と壁を、実際に杉原千畝が命のビザを発行した時代と同じ様相にする再生・復元作業を日本国の塗装職人の手で、ボランティアで施工するプロジェクトです。

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●老朽化するスギハラハウスを蘇らせたい!

東洋のシンドラー・杉原千畝が「命のビザ」を発行した執務室のあるリトアニア共和国カウナス市の旧日本領事館は、いま、老朽化が進み、雨漏りするなどしていた。このままでは、取り壊し危機を迎えることになります。

「命のビザ」の発行という杉原千畝の功績を後世に伝えていくため、記念館「スギハラハウス」として維持されてきた、旧日本領事館が単なる老朽化が原因で取り壊され、形なきものになるかもしれない…。

私たちがやりたい事とは、そのスギハラハウスの修繕ボランティアです。目的は、ただそれだけです。それ以外の目的や意図、狙いは一切御座いません。


▲当時リトアニア・カウナス日本領事館
(※画像・説明文の出典:NPO杉原千畝命のビザ)

きっかけは去年の1月の朝日新聞の記事でした。
リトアニアにある、あの有名なスギハラハウスがボロボロで困っていると…。

その記事を私は見てしまいました。

記事を読んだ瞬間に、塗装業を営みながら、塗装で社会に還元するため、国内80ヵ所、海外4カ所で塗装ボランティアを実施してきた私たちは直ぐに自覚しました。

「これは俺たちの出番だ。
 スギハラハウスは俺たちがボランティアで
 修繕しなければならない!」と…。

その3月に、実際にリトアニアに行きました。カウナス市にあるスギハラハウスに行きました。


▲スギハラハウス・外壁の状態と劣化具合1(池田大平撮影)

外壁は、素地が見えている部分も多くひび割れも目立っており、このまま放っておくことは出来ない状況です。


▲スギハラハウス・外壁の状態と劣化具合2(池田大平撮影)



▲スギハラハウス・外壁の状態と劣化具合3(池田大平撮影)

崩れ落ちている箇所も多く、建物自体にとっても、見学や観光に訪れる方々にとっても決して安全な状態ではありません。



▲スギハラハウス・外壁の状態と劣化具合4(池田大平撮影)

このようにボロボロになったスギハラハウスを再生させ、取り壊すことなく存続する事に貢献して参ります。人道決断なされた歴史的な建物を、私たちと共に、後世に残す活動をして参りましょう。私たちは実行隊を担当します。支援者の皆様は、後方支援隊です。

●カウナス市 × Sugihara Foundation “Diplomats for Life“ × 塗魂インターナショナル

9月3日~9日までのリトアニア滞在で、カウナス市と共同でスギハラハウスを管理する、Sugihara Foundation “Diplomats for Life“と協力しスギハラハウスをボランティア修繕する事が決定しました。


▲リトアニアのカウナス市にあるスギハラハウス内の杉原千畝が、実際に「命のビザ」を発行した執務室(Sugihara Foundation “Diplomats for Life“関係者と池田大平)

あちこちの心ある団体が募金活動もし、なんとか修繕工事をと試みてはいるものの、なかなか募金が集まらなく、前に進まないのでありました。

仕方あるまい。自分の生活も、ままならない時代に、遠い外国にある建物なんかの修繕費用を募金なんか出来るはずがない…。

ならば同じ日本人として、多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝大先輩の活躍の場は、俺たちがボランティアで修繕してやると決意したのです。塗装の技術のある我々塗魂インターナショナルが実行隊となり、現地関係者と協力するからこそ今回のスギハラハウス修繕プロジェクトは成り立ちます。


●杉原千畝


▲杉原千畝 [すぎはら ちうね、SUGIHARA "Sempo" Chiune]
 1900年(明治33)1月1日-1986年(昭和61)7月31日 外交官。 

第二次世界大戦中、日本領事館領事代理として赴任していたリトアニアのカウナスで、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人たちにビザを発給し、約6,000人のユダヤ人難民を救ったといわれています。


▲カウナス領事館前でビザ発給を訴えるユダヤ人たち(※画像・キャップションの出典:NPO杉原千畝命のビザ)

杉原の発給したビザは「命のビザ」とよばれ、このビザで救われた人たちはその子孫も合わせて、現在数十万人以上にも及び、世界各国で活躍しています。



▲杉原ビザが書き込まれたポーランド系ユダヤ人のパスポート(※画像・キャップションの出典:NPO杉原千畝命のビザ)

多くのユダヤ人の命を救った人道的な判断は世界で評価され、杉原は「東洋のシンドラー」とも呼ばれています。また、杉原千畝を題材としたドラマや映画も多く作られてきました。

海外では、センポ・スギハラ、「東洋のシンドラー」とも呼ばれる。「センポ」と音読みで呼ばれた理由は主に「ちうね」という発音が難しく、千畝自身がユダヤ人に「センポ」と呼ばせたとされている。



(※出典:©NPO PLANT A TREE PLANT LOVE)

【協力】
・杉原千畝記念館
 http://www.sugihara-museum.jp/
 
・NPO杉原千畝命のビザ
 http://www.chiune-sugihara.jp/jp/

 

●修繕プロジェクト

ボロボロになってしまったスギハラハウスを、「命のビザ」が発行された時代と同じ様相にする復元作業をボランティアで施工します。


▲2017年5月22日 中日新聞 掲載記事(記者:浅野有紀)

壁は、私たちが実行隊としてボランティアで綺麗に修繕をします。ただし、老朽化が進んでいるのは、壁だけではありません。


▲スギハラハウス・外観全景(池田大平撮影)


▲スギハラハウス・外壁の状態と劣化具合5(池田大平撮影)

屋根にも登りました。屋根は瓦…。


▲スギハラハウス・屋根上の状態と劣化具合1(池田大平撮影)



▲スギハラハウス・屋根上の状態と劣化具合2(池田大平撮影)

屋根の瓦も、明らかに修繕工事が必要な状態です。しかし、私たちはペンキ屋。壁の修繕は出来ても、屋根の修繕は畑ちがいです。職種の分野が違う。壁だけ修繕しても屋根がボロボロなら完全なる修繕とはならない…。建物全体の修繕を覚悟しました。

そこで、屋根だけは、地元カウナス市の業者に工事依頼するよう、Sugihara Foundation “Diplomats for Life“とカウナス市に提案しました。屋根だけ地元カウナス市の屋根業者に依頼したい。屋根工事に必要な費用は私たちで独自で捻出する。壁は私たちがボランティアで綺麗に修繕する。これで許可を戴きました。


▲カウナス市カイリース・サイモナス副市長からの公式文書


屋根修繕に必要な費用に350万円を払う。壁は私たちが自らでボランティア修繕する…。
今回のクラウドファンディングでは、屋根の修繕に必要な資金、350万円を募ります。

支援が集まらなくても、スギハラハウスの修繕ボランティアは決行します。集まらない場合はやらないとの選択肢は私たちには御座いません。

何としても修繕プロジェクトを実現したい。

日本人であるがゆえ、日本が誇る、杉原千畝という大先輩の、歴史的建造物、旧日本領事館をボランティアで修繕したい。第二次世界大戦中、杉原千畝が「命のビザ」の発行という人道的決断がなされた歴史的な建物を、日本人の手で修繕し、後世にその建物を残したい。後世に、その建物を取り壊すことなく、残してゆくべきだと考えています。

そして、チーム侍ジャパンを知らしめたい…。

歴史的建造物を、後世に残し伝えたい日本人の価値観を、異国の方々におみせしたい。更に、杉原千畝の功績を大切に思う日本人の気持ちも残したいため、現代社会にあるクラウドファンディングという仕組みを利用します。

一部の人の功績より、多くの人の功績にしてみたい。これだけの日本人有志の、真心があって、スギハラハウスの修繕工事は、なされたのだと、支援者の方々の名を後世に残したいと願うからです。この願望に、クラウドファンディングは最適だと考えています。

 

●塗魂インターナショナルとは

このプロジェクトをご覧下さり心から感謝申し上げます。塗魂インターナショナル事務局長の池田大平で御座います。


▲(左)会長 安田啓一、(右)事務局長 池田大平


高校を中退し塗装業界に入り36歳の時に独立。主に住宅の塗り替えを手掛けるペンキ屋を営んでおります。国内での塗装ボランティアを行う「塗魂ペインターズ」の創設に携わり今日現在までに国内80箇所のボランティアを実施してきました。その塗魂ペインターズの海外版として、塗魂インターナショナルを創設。海外では既に4箇所での塗装ボランティア実績があります。




塗魂インターナショナル公式ホームページ
 http://tokon-international.org/



塗魂ペインターズ公式ホームページ
 http://www.to-kon-painters.com/

 

塗魂ペインターズは日本国内。塗魂インターナショナルは世界各国…。国内、海外と完全にわけます。今日現在、国内で80箇所のボランティア実績。海外では4箇所のボランティア実績があります。より専門的に、より詳しく、より充実し、其れに専念する為に分別します。

日本人の「おもてなし精神」を世界各国で、いかんなく発揮したい…そう願います。

塗魂ペインターズの活動実績
 http://www.to-kon-painters.com/works/


塗魂インターナショナルの活動実績

▲2015年11月 ハワイの“ジェームスキャンペル高校”(外壁と屋根をボランティアで塗装いたしました)



▲2015年11月 ホノルルの“妙法寺”(基礎部と柱をボランティアで塗装いたしました)



▲2016年3月 ベトナムホーチミン市の“HOANG KHANG Medical Clinic”(病室1室の内壁と天井をボランティアで塗装いたしました)



▲2016年3月 ベトナムホーチミン市のレストラン(塀をボランティアで塗装いたしました)

塗装業を営んでいるのなら、塗装作業にて社会に還元するのが1番シンプルだとの考えで、塗魂ペインターズ並びに、塗魂インターナショナルを運営しております。

●リターンについて

負担のない程度に、ご協力戴けるのであるならば、ご協力くださいませ。

10,000円以上ご支援いただいた方々の名は、遠いリトアニア共和国の旧日本領事館の杉原千畝が実際に「命のビザ」を発行した執務室の台帳に記し、永遠に残します。

また、杉原千畝生誕の地、岐阜県八百津町の杉原千畝記念館の協力のもと今回のクラウドファンディング限定の入館チケットをご用意いたしました。
「リトアニアには行けない!」
という方にも、杉原千畝の思いを知ってほしいと思っています。

支援額により異なるリターンを用意しています。

①<杉>コース 3,000円
杉原千畝記念館(八百津町)の限定入館チケット(一度限り・期限無し)

②<原>コース 10,000円
杉原千畝記念館(八百津町)の限定入館チケット(一度限り・期限無し)、しおり、寄贈台帳に名前を記載し、カウナス市のスギハラハウス執務室に永久保存

③<千>コース 30,000円
杉原千畝記念館(八百津町)の限定入館チケット(一度限り・期限無し)、しおり、寄贈台帳に名前を記載し、カウナス市のスギハラハウス執務室に永久保存、杉原千畝記念館せんべい

④<畝>コース 50,000円
杉原千畝記念館(八百津町)の限定入館チケット(一度限り・期限無し)、しおり、寄贈台帳に名前を記載し、カウナス市のスギハラハウス執務室に永久保存、スギハラハウスの庭に名前を記載した記念碑を建立

⑤<命のビザ>コース 100,000円
杉原千畝記念館(八百津町)の限定入館チケット(一度限り・期限無し)、しおり、寄贈台帳に名前を記載し、カウナス市のスギハラハウス執務室に永久保存、スギハラハウスの庭に名前を記載した記念碑を建立、感謝状を贈呈

●最後に

利他の精神…。
国と国との国境…。
価値観の相違、
宗教の相違、
文化の相違、
教育の相違、
生活水準の相違、
肌の色の相違、
感性の相違…。
ありとあらゆる相違はあれど、
主体は全て人間そのもの。
身体や脳、人体の臓器には相違はあらず。
人と人に相違など、あるわけがない…。
ならば、利他の精神にたち、
人生の日々を生きてみたい。
国を変えようとか、人を変えよう等の、
おこがましい気持は御座いません。
ただ、其処に住む人達が喜ぶなら、
僅かな時間の人生を、
何かお手伝いさせて欲しい思いだけです。
自己満足の行動かもしれません…。
然し、継続が何かを生んでくれると
信じているだけで御座います。

以上、よろしく御願い申し上げます。

最新の活動報告

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  • 9月4日 作業1日目

    2017/09/05 06:03

    カウナス市は8月に入ってから長い間雨が続いていましたが、予定通り8月下旬に無事、屋根の葺き替え工事が終了しました。足場をそのまま利用して、我々塗魂インターナショナルがボランティアで外壁塗装をいたします。 カウナス市に到着した日はかなり雨が降っていました。9月4日も雷雲の予報でしたが、奇跡的に当日の未明に雨が止みました。上記の集合写真は着工セレモニー開始前に、皆でスギハラハウスの裏庭での集合写真です。▼着工儀式に5月に来日した学徒と再開し、彼ら3人ともお手伝いしました。▼安田会長、池田事務局長が着工儀式にて初塗りをしている様子です。 もっと見る

  • 修繕工事は、古くなった屋根の撤去工事から着手しました。そして、9月に我々Tokon-Internationalが担当する外壁の塗り替え工事がよりスムーズに進められるために、カウナス市の監督のもとで、各種の下準備やその他の修繕も同時に進行しています。上記の画像は、足場内側の様子です。 情報元:Sugihara House・公式ホームページ:http://www.sugiharahouse.com/・フェイスブックページ:https://www.facebook.com/sugiharahouse/ もっと見る

  • 建物全体が水色のメッシュシートに覆い被されている(左の画像)ので、入口(右の画像)が少し分かりにくくなっていますが、杉原記念博物館(sugihara house)は平常通り開館していますよ!メッシュシートは、工事期間中に発生するゴミなどの飛散を防止するために設置したものなので、工事が完全に終わるまでそのままの状態です。情報元:Sugihara House・公式ホームページ:http://www.sugiharahouse.com/・フェイスブックページ:https://www.facebook.com/sugiharahouse/ もっと見る

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