6月下旬にスタートしたクラウドファンディングも残すところあと1日となりました!
活動報告の場を借りて、佐々木と河野よりご支援いただいた皆さまに我々の想いをお伝えさせていただきます。
弊社のゲストは主に欧米豪圏からのお客様が中心でした。
2月中旬にダイヤモンドプリンセス号の話題がニュースを賑わせるようになってから、あっという間に事態は急変し、2月下旬から3月にかけてはキャンセルの嵐でした。
6年間、小さいながらも順調に利益を積み重ねていましたが、一気に吹き飛ぶことは明白でした。金融機関に駆け込み、当面の運転資金にめどを付けつつも、先の見えない日々でした。
「全23名の乗組員の生活を守りつつ、企業の存続を最優先とする」
メンバーと個別に面談し待遇面での見直しをお願いするとともに、不要な経費は削りました。
緊急事態宣言の発令と前後して、コロナの影響の長期化を見据え、雇用調整助成金の活用を決め、5月は一斉に休業し、充電期間とすることを決めました。
とはいえ、いつまでも休んでいるわけにもいきません。
確かに雇用調整助成金を受け続けていた方が、短期的な収支はマシかもしれません。でも、国に負担をお願いすることは、次世代につけを回すことですし、企業としては、付加価値を生んで社会に貢献して行かなくてはいけないと思っています。
それに、短い人生、休んでいるのも悪くないですが、みんなで集まって、もがいてみるのも楽しいじゃないですか。
会社って、休みたいもの、ではなく、楽しい場所であって欲しい。
変化の時こそ、構造も変化するので、逆転を起こしやすいチャンスです。
そういう思いで、6月に再開してからは全メンバーで試行錯誤をしている最中です。
このクラウドファンディングも、そんな6月の再開からすぐに準備をはじめ、取り組んだもののひとつです。おかげさまで、開始早々多くの方にご支援いただき、社内の士気がとてもあがりました。
感謝は伝えても伝えきれないのですが、最後にもうひとつお願いさせてください。
『ぜひ、皆様のご友人の方にメールやSNSを通じて、本クラウドファンディングをシェアいただけないでしょうか。』
よく、「会社大丈夫?」とお声がけいただきます。
ゲストを迎え入れることはまだいつになるか見えず、「大丈夫!」ではないのですが、当面、企業の維持という点では大丈夫ですし、少しずつ仕事の幅も広がってきております。
それは、オンラインツアーであったり、ガイド育成・ツアー造成事業を自治体から受託することであったりしますが、国内で1人でも多くの方にノットワールドの存在を知っていただくことがとても大きな力になります。
(これまで国内広報を怠りすぎていたことを反省しています…)
残り1日となりました。
最後までどうぞよろしくお願いします!!
ノットワールド
佐々木文人・河野有