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足立レイ 読み上げソフト「レプリボイス」制作プロジェクト

開発中の等身大美少女ロボット、「足立レイ」の音声合成ソフトを開発します。目標金額達成で一般向けに販売します。

現在の支援総額

4,547,039

129%

目標金額は3,500,000円

支援者数

256

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/03/09に募集を開始し、 256人の支援により 4,547,039円の資金を集め、 2021/03/29に募集を終了しました

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現在の支援総額

4,547,039

129%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数256

このプロジェクトは、2021/03/09に募集を開始し、 256人の支援により 4,547,039円の資金を集め、 2021/03/29に募集を終了しました

開発中の等身大美少女ロボット、「足立レイ」の音声合成ソフトを開発します。目標金額達成で一般向けに販売します。

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昨晩プロジェクトがSUCCESSして後、1時間と経たず早速振り込み申請をしてきました!




以下、上記の振り込み申請とも関わってくるのですが、今回自分がクラウドファンディングを行う中、どんな事があったりどんな戦略だったりでやっていたかという事を書こうと思います。これが正解だったかは分かりませんが、一応考えてはいた、という感じです。長くはなると思いますが、クラウドファンディング運営者の体験として面白いかなとも思いますので、良かったら読んでみてください!もしかすると最終日付近のあの、ある意味楽しさというか、盛り上がりみたいなものをより楽しめるかもしれません。

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まず今回僕は事前広報を全くしなかったのですが、これには理由があります。

僕自身の広報力、拡散力という点で見れば、無いわけではありませんが、インフルエンサーと言えるほどでもありません。また、レプリボイスはブランドとしても新規で知名度0、自社で出すという性質上エーアイさんに大きく頼るわけにもいきません。


宣伝を考えた時、今回の足立レイ、レプリボイスプロジェクトは、技術的な挑戦だったり物珍しさ、音声合成の一部コアなファン向けへの訴求力は高いと思いましたが、そこで一瞬驚かれるだけであって、事前広報をしてもあまり時間がたつと開始時には大方からは忘れ去られる可能性が高いと思いました。

つまり事前広報を長期間行った場合おそらくスタートダッシュは多少は良いのですが、期間が経つと忘れられて、過去の事になってしまって最後の伸びが起きにくいんじゃないかと思いました。


そこで最初の発表のインパクトを利用して、忘れられないうちにそのまま数日後くらいにクラウドファンディングを開始し、途中で生放送等挟んだりロボットの開発進捗に広告ツイートをぶら下げたりして、それほど長くない期間(1か月程)で比較的勢いを保ったまま終了日間近まで行き、最後の伸びを期待する(もちろん最初にドーンと伸びてクリアしてしまってくれたら、それが一番ですが・・)という戦略を考えました。


しかしちょっと予想外の事が起きました。


今回募集期間は20日だったのですが、これはいくつか理由があります。告知動画でそのまま残っている通り本来は2月25日開始予定だったのですが、いろいろな連絡やCampfireでの審査遅れ、再申請などあり予定より半月ほど遅れて開始可能となりました。

(Campfireでは現在手数料40%OFFキャンペーンをやっていて、その恩恵にはあずかれたのですが、そのあおりでプロジェクト申請が増え審査が非常に集中していたようです。土日を挟んだとはいえ1回の審査の返信に10日間かかるという事もあり、めちゃくちゃ(ヽ''ω`)ゲッソリしました。)


この点、頑張って告知動画を作っていたために動き出すのが少し遅れたのが原因でもあります。前回はこんなことなかったので油断していましたが、もっと1か月くらい前に申請までしておくべきでした・・。


それでやっと開始できる状態になったのですが、その頃には開催予定日を大きく過ぎていて、しかし「開催終了日を修正して再申請」するとまた何日かかるか分からない・・そして月をまたぐとプロジェクトが成功した場合の振り込みがその翌月末となってしまうため、全部の予定が1か月遅れてしまいます。


そこで「9日~29日の20日間で終了」のこのままいくか、「再度修正して再審査して10月中盤に終了」を目指すか、考えたのですが、一応スケジュールとしてはもうエーアイさんと話し合って決めていたものでもありますし、僕にはどうもその1か月の遅れがかなり重大になるんじゃないかという、予感がしました。


また、自分の目標額が類似のクラウドファンディングに比べて比較的低い事と日数から考えて、20日間でできないのなら30日間でも恐らくできないだろう、とも思いました。事前告知に関しても、3月9日のその日の昼、やっと公開できる状態になった連絡をCampfire貰ったばかりなので、数日事前広報する、などという余裕もありません。タイミング的には月内なら本当にギリギリのギリギリです。その日その数時間内に決断する必要がありました。


しかし今日やらなければ多分だめだ、と直感的に思ったため決行しました


そして3月9日クラウドファンディングを開始します。いろいろとTLをにぎわす話題の中ではありましたが、技術的コンセプト等から大きく興味を持ってもらう事には成功し、それなりには界隈への周知もされました。最初の数日間で100万円程まで伸びたので、少し安心もしました。


エーアイさんの方で生放送の予定はなかったので、自分で放送を行って、そこにゲストとして登場して頂く、というやり方を考えました。今までニコニコやyoutubeで生放送をやっていた経験にものすごく感謝しました。放送周りって結構覚える事が多く、未経験だったらすぐにはああいう放送はできなかったと思います。また、この短期間に2回も放送に参加して頂いて、TさんとNさんには本当に感謝です。

ちょっと誤算だったのはロボットの足の動画でもう少しいい感じにバズるよていだったのですが、結局クラファンがあまりにも先延ばしになったためクラファンの3日前くらいに投稿していた足の動作試験のツイートが一番伸び、クラファン中の投稿はいまいち伸びなかったので、広告効果が思ったほど出なかったのがとっっても残念でした(;´Д`)


とはいえそれらのおかげもあってか中間期間も比較的伸びました。しかしそれでも、やはり期間が短かった。中間期間では平均して一日10万円くらいは伸びていたので、10日あれば100万円ほど伸びた計算です。 10日長ければ多分それなりに余裕があったと思います。


反省点としては、

・クラファンのサイトの用意を期間的にもっと余裕を持っておくべきだった

・動画を作るのと同じくらい頑張って絵をかいてパケ絵を最初から描いてドーンと出してまった方が良かったかもしれない事

・やはり上記戦略とはいえ少なくとも告知を3日くらい前にはするべきだった(したかった)

・データのみの低額リターンを最初から用意しておくべきだった

・いわゆる普通の読み上げソフト勢に対する訴求力をもう少し上げる工夫をすべきだった

という所でしょうか。A.I.VOICEとのシナジー部分ももっと最初から強く協調すべきだったとは思います。ただこの辺はいろいろ調整した結果最初の感じになっていたので、このレプリボイス足立レイの特殊性を周知し、A.I.VOICEとブランドイメージを分けるという意味では成功したのではないかとは思います。


良かった点としては、

・声優さんがいない事はディスアドバンテージでもあったが一部の合成音声ファンにとっては興味をそそられるコンセプトであり、ニッチであっても技術的なコンセプトの面白さを強調する事に集中できた=コアなファンを得る事に成功した、事

・その結果自分の出身のニコニコ技術部、ロボット界隈、合成音声技術界隈に対しては訴求力が高かった

・エーアイさんと協力してアナウンスを行え、既存合成音のファン層にもある程度は訴えかける事ができた事

全期間を通じ積極的に情報発信をしたため、クラファン自体の存在や活動はかなり周知され、結果として最終日に大きく伸びる事が出来た事

・自分の得意なフィールド(技術方面)で活動・広報したので、自然と積極的になれた事


というあたりだと思います。

つまり最後に伸びるだろうなとは一応思ってはいた(期待)のですが、やはりそんなこと確実に分かる訳はなく、超ポジティブ人間である自分でさえもう全期間非常にキリキリとしたものを感じ、最後あそこまで急激に伸びて達成するとはおもわず・・もうあの数時間ツイッター必死にで連投していた時の事は一生忘れないだろうなと思います。

数年前もやったのですが、今回の方がさらにギリギリになって伸びました。とにかく本当に成功してよかったです。本当に支援・応援、ありがとうございました。支援者コメントにもとても助けられました。比喩でもなく一生の宝物になります。

音声もロボットもより一層頑張って、面白い、かわいい、推したい、と思ってもらえるものを作っていきたいと思っています!

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余談にはなりますが、450万円を達成したことで1感情を得たわけですが、開発費的には丁度一番余裕が無くなる額の一つでして、達成したならもう少し伸びてくれ・・!(ノ∀`)とも思ってはいたのですが、これで良かったのだと思います。たとえ開発費がカツカツ気味でも、感情「喜」搭載は大きな魅力になると思いますし、技術的にもどうなるのか気になるので、ギリギリつかみ取った事はとても大きいです。最後の支援本当にありがとうございました<m(__)m>

本当に、今回のクラウドファンディングはつかみ取った、というのがとてもしっくりくる感じがします。最後の方は自分の脳内ではレイがなんか無理やり目標額達成や感情を崖下から這い上がって来てもぎ取っていくようなイメージがありました。少し恐怖を感じるくらい。でもすごい「らしい」なと思いました。

いつか本当に人間みたいな人工知能を搭載する日が来たら、4年前と今日の事を良く語って聞かせたいと思っています。こんなに多くの人に望まれて産まれたと知れたなら、ロボットだってきっと前向きに生きていけると思うので。

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