【デザインフェスタ参戦完了!そして本日プロジェクト終了!!】 こちらでも紹介させて頂いておりましたデザインフェスタvol,45が先日開催されまして、色々とトラブルはあったもののどうにか出展に漕ぎ着け、多くの方にお声を掛けて頂けました!改めましてこの場をお借りし、ご来店下さった方々、そして私の出展に期待を寄せて頂いておりました方々に厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました!!今回私のブースの敷地面積が畳一畳のスペースだったのですが、畳一畳に思わせない空間、そしてどこのブースよりも抜きん出たブースを製作したいと思い、私の持つ無駄な能力の一つである”木工技術”それと”施工技術”を駆使し、予算や製作時間も含めた今の自分が出来うる最高のブースを創り上げようと先週の火曜日から金曜日深夜までを費やしトップ画像にある様なブースを製作致しました。作業をしていました4日間、まさに寝食を削り(笑)ほとんど睡眠を取らずにぶっ通しで作業に明け暮れたせいもあり、後半からは頭も もうろうとしまして寸法計算や角度計算などに計算ミスが生じてしまい、会場で組み上げる段階になって初めてその事実に気付き、大工道具もほぼほぼ持参していなかった中、焦りまくりながらの修正作業と組み立て作業が続きました。その様な状況だった為、キャンプファイヤーの支援者様の方々へのご報告が滞ってしまい、大変ご迷惑をお掛けしたのではないかと感じている所です。 ご心配をお掛け致しまして申し訳ありませんでした(汗) —————————————————————————————————— ブース設営の詳しい記事は改めて私のHPで紹介させて頂くとしまして、今回は大雑把ですがどんなブースだったのかをピックアップしてご紹介させて頂こうと思います。 まずは正面から見た感じですが、こういった風になっています。土日と開催されたイベントなのですが、前述しましたように設営の段階でトラブルが発生し、初日は開催時間を大きく越えてどうにかブースを組み上げたのですが、それもあり仮設ブース状態になってます。。 何が仮設かと申しますと、後と横の壁が防災上防炎素材である材料で作らねばならず、プラスターボード(石膏ボード)12mm厚がこの基準を満たしているのでそれを使い製作したのですが、本来は壁を組み上げた後にボードにペンキであえての刷毛ムラ塗装を行い、さらに自作品のポスターを奇麗に張り合わせた大きなポスターを貼る予定だったのですが、それが出来ず かろうじてポスターは貼ったものの奇麗に1枚に繋ぎ合わせた状態の貼り込みではなく、ポスターを一枚一枚テープで留めていくといったやり方しか出来なかった為、すごくヨボついた見た目の悪い仕上がりになってしまいました(泣 そして初日終了後、また翌日早朝からイベント開始までの準備時間を利用しDAMINゲリヲン仮設伍号機からDAMINゲリヲン実戦型初号機へと変貌を遂げました!! こちらがそのDAMINゲリヲン実戦型初号機の写真です。 手振れってる〜(泣 壁も白く(一部分はあえて塗ってないのですが)後の繋ぎ合わせたポスターも背筋ピーンっ!っとなっております。 また真横から見るとこういう感じになってます。 扉まで装着された完全に”個室状態”のブースなのです。また壁を観て頂けると解るように、奥の角が奇麗なRを描くよう、ポスターの下にボール紙で曲線の下地壁を作り、そこにポスターを貼り込みました。 それと「G1」(←ブース番号です)と表記された抜き文字やDAMIBASSと表記された抜き文字は金属、それも古いブリキで作られた切り文字に見えますが、実は木をカットして作りました。この切り文字に、これまた私の持つ無駄スキルの一つ”特殊塗装能力”を駆使しまして錆の掛かった金属の質感を再現した塗装を施しました! どうみても金属!と自画自賛したくなる出来映えです♪ あと今回全体的に色々と製作が大変ではあったんですが、その中でも一番手間が掛かりましたのが商品を陳列する什器の製作でした。 イベントが終わって片付けする際に録った写真なんですが、終わった!片付けだ!とつい先走り、GIRL(S)の切り文字の"("の部分をバキっとはずしてしまい、そうだった写真録ってなかったと慌てて無理矢理並べて撮影したのがこの写真です^^:この什器、製作した商品がきちんと無駄無く並べれるようサイズはもちろんの事、見た目も格好良くなるように工夫を重ねながら製作しました。仕切り板として使っているベニアが3mm厚のものなのですが、これをはめ込みで組めるよう棚本体に溝掘りしていくのが非常に困難でした(作業道具がボロボロの糸鋸と調子の悪い丸のこ、そして長年愛用のインパクトドライバーしかない中で作っていったので大変なのでしたw) そんなこんなでトラブルあり、アクシデントあり、回りのブース様にもご迷惑を多々お掛けしながらも自分なりの最高の展示が出来、本当に良かったと思っています。 ただ若干残念だったのが、気合い入れ過ぎて作った結果、お客さんから『ブースが凄過ぎて商品に目が行かない』とか『しっかり出来過ぎている結果、ブースではなくてイベントのインフォメーションかと思った』はたまた『何かの業者さんですか?』など予想だにしない反応や、また作り込み過ぎたせいでドン引きされてしまう様な事もしばしばありました(笑 何はともあれ、"何者にも成れない私"の挑戦の一つが、こうして皆さまにご報告する日を迎る事が出来ましたのが私自身、何よりも嬉しく、何よりも尊く感じている所です。 ———————————————————————————————— 今回のデザフェス出展も含め、私自身が大きく前を向いて前進して行こうと思えるきっかけになりましたのが、このキャンプファイヤーでのプロジェクトです。 プロジェクト説明分にも書きましたように、私自身何者にも成れず、それに抗いたいと恐ろしいほど長い時間を物創りにあて人生を過ごして参りました。 そんな私なのですが自分でも気が付かないうちに、いつ頃からか自らの可能性を信じれなくなってしまったり、自分の産み出した物を愛でる人などこの世界に居ないのではないか、などと疑心暗鬼に陥り、スターウォーズで云う所のダークサイドを延々と彷徨っていました。 今回のプロジェクトを通し、そんな腐りきってしまっていた私に力(フォース)を与えて下さったのは紛れも無くこのプロジェクトを介しご支援下さいました皆さまお一人お一人のお気持ちです。 このプロジェクトは本日12時を持って終了致しますが、私の戦いはこれから始まります。ご支援頂きました数々の皆様のお気持ちを裏切る事の無いよう、そして報う事が出来るよう、誠心誠意 全身全霊を掛けて、更なる精進・更なる挑戦をして参りたいと思います。 本当に今回は自分の人生を揺るがすきっかけを与えて下さってありがとうございました!!! そしてこれからも私の活躍を楽しみに見守っていて下さい。
■ ペーパーフレームケース製作 奮闘記 今回ご紹介していましたポストカードセットに含まれるクラフト紙製のフレームケースがようやく完成致しました!! 100個を目処に製作を進めていたものの、カットミスや塗装ミスなどあり結局2つほどロスを出してしまう結果にはなってしまったのですが、ようやく袋詰めも終わり全部で98個ポストカードセットをご用意出来ました。 こちらのケースなんですが当初ある程度簡単に作れるのではないか?と高を括っていたんですが、実際に製作を始めてみると恐ろしいほどの手間が掛かる事が判明し(汗) ある種の苦行のような状態を乗り越えて、どうにか完成まで漕ぎ着けた感じです。 作業を振り返り感想を述べると『もう二度と作りたくない!』と云うのが正直な所です(笑) それくらい手間を掛け 愛情を込め作ったケースなので、私の中では単なるケースを超えた一つの作品と感じてしまうくらいの物に仕上がったと自負しています。(例によって私のデジカメが画質悪過ぎなのでよく判断のつかない写真になってしまってますが、実物は相当可愛らしく、見栄えが良いのでご安心下さい) そのような過程を経て出来上がったフレームケースなのですが、今回その製作過程をより詳しくお伝えしていこうと思いますのでお付き合い下さい。 — フレームケース完成までの作業工程 — 前回の活動報告の中でもお伝えしましたが、市販の郵送用梱包箱をカット加工して そこから今回の一連の作業に繋がっていきます。前回までのカット作業は割愛し、それ以降の工程を順を追って説明していきます。 ① 塗装作業 カットが完了した梱包箱に塗装を施していきます。そのままの状態ですと表がクラフト紙(茶色)裏が白紙の箱になっているんですが、この箱の表部分に蠟引きをした紙のような、古紙風塗装を入れていきました。 アンティークさを出すために、あえてムラや汚しを入れていきながら表情を付けていきます。一つ一つ風合いの違う仕上がりになるので機械的ではない手作りの温もりが出ます。 ② 乾燥 陰干しをして一日乾燥させます。 ③ 鞣し(なめし)作業 完全に塗装が乾いたら、色移りしないように余分な浮き塗料を拭き上げ、同時に箱の表面を鞣す(なめす)作業をしていきます。表面を鞣していくことで紙の凹凸が減り、革のような光沢のある仕上がりになっていきます。 ④ 捺印作業 鞣し終わった箱にオリジナルスタンプを押していきます。スタンプの幅が4mm×90mmのサイズなので非常に押しにくいです(笑)出来る限りまっすぐに、そして中央にスタンプを押していくんですが、あまりきっちりになってしまうと雰囲気が出ないので荒い感じを出しつつ、微妙なバランスで捺印していきます(わざと かすれさせたり、にじませたりしていってます) ⑤ 拭き取り作業 スタンプが乾いたら塗装の時と同様、色移りを防ぐ為に当て紙をしてローラーで浮いてしまっているインクを拭き取っていきます。拭き取った結果 色が薄れ にじみも増し、より古びた感じが出てきます。 ⑥ 組み立て作業 全塗装を終えた箱を組み立てていきます。箱が小さいので折り曲げる際、折り角が潰れやすいので慎重に折っていきます。 ⑦ 箱詰め作業 出来上がった箱にポストカードを入れていくのですが、箱内寸の厚みに対してポストカード5枚の厚みが1/3程度しか無く中がスカスカしてしまうので、丁度良いサイズに合わせて切ったダンボールをポストカードと共に箱の中に収め、大きく隙間が空かない様にしました。 ⑧ 袋詰め作業 こうして仕上がったポストカードセットを一つ一つ透明の袋に入れ封をして完成です! こういった作業を経て出来上がった訳なのです(涙)手作業で進めているのでどうしても個体差が出てしまい、荒い仕上がりの物や汚しが過ぎてるかも知れない物などもあるのですが、ご理解頂いて手に入れて下されれば助かります。 (裏面の白紙部分に塗装が広がり汚れてしまっていたりもします。。。お許し下さいませ) そんなポストカードセットですが、是非この愛らしい一品をあなたの宝物の中に加えてあげて下さい♪ ・・・と云う事で今回はフレームケース製作 奮闘記でした。いよいよ来週土日はデザインフェスタに出展です!明日からは出展ブース作りに没頭致します。
今回ご支援頂きました皆さま、そして私のプロジェクトにご興味を持って頂いた皆さま。 皆々様のお陰で目標額の達成が叶いました!本当にありがとうございます。 今は皆さまからのご支持を励みに、今月末東京お台場ビッグサイトで行なわれますデザインフェスタへの出展準備作業を着々と進めている毎日です。 この3日間はリターンの中にもありますポストカードセット用のペーパーフレームケースと、商品タグとして使える私の名刺を作る作業で明け暮れてしまっている状態です(笑) ↑これがタグ型名刺(表裏)です。印刷屋さんに頼みました名刺の耳をカッターで切り落としてパンチ穴を空け、麻紐を掛けて作りました(持っているデジカメがめちゃ画質悪いのでよく解らない画像になってしまいましたがお許し下さい (;´д`) ↑こちらがペーパーフレームケースです。元は文庫本を宅配する時などに使う梱包材なんですが、これに窓穴を空けていきました。。このあと塗装とスタンプを押す作業を経て完成します! 名刺で550枚、ペーパーフレームケースで100個、カットしたりタグ用の麻紐を結んだり、なかなか予想以上に大変な作業で先に進まない感じだったのですが(カット失敗の廃棄品も多々出てしまいながらも)ようやくそれらの作業が完了しました!! このあとはペーパーフレームケースを塗装する作業に移行します。 ケース自体が味気ないクラフト厚紙で出来ているので これに着色を施し、蠟引き紙のような、古い紙のような、そういった加工をしていく所です。 塗装が終わり乾燥しましたらそこにオリジナルのスタンプを押していって、最後にポストカードを入れましてPP袋でラッピングしましたら完成となります。 (ちなみに写真はカットしたフレームケースです) 今月末のイベントを無事完遂しまして、皆さまにまたそのご報告をしていきたいと思います。 皆さまのご期待に添えますよう頑張って参りますので、どうぞよろしくお願い致します!