こんにちは!
アース・カンパニーの小松です。
平均海抜が2mしかなく、産業革命前からの気温上昇が1.5℃を超えたら水没してしまう危機に直面する国、マーシャル諸島。
キャシーが運営するNGOジョージクムで、そんな環境下で国の未来を担い、周囲を巻き込んで課題を解決できる次世代環境リーダーを育成する事業が「Earth Championプログラム」です。
このプログラムでは、各村から気候変動問題や環境に対する意識の高い若者をを選出。
選ばれた若者に対し、6か月間にわたって、プロジェクト立案や運営手法、助成金申請、リーダーシップ形成など、地域の環境リーダーになるために必要なトレーニングを行っています。
プログラムに参加している若者の1人、ブライアンは語ります。
「僕はこの国の未来がとても心配で、その原因の気候変動をきちんと学びたかった。
マーシャル諸島の若者は、気候変動問題に関する知識もあまりなく、意識も低いけれど、彼らがもっと問題意識を持って未来を変えられるように促したい、そのためには僕のように同年代からのメッセージのほうがより響くはずだと考えていた。
それができる場がジョージクムだった。
今までに、Earth Championとして国の若者を巻き込んだ気候変動問題に関するキャンペーンをしたり、海外の国際会議やCOP22に参加し、帰国後の報告会で情報共有したりしてきた。
ジョージクムでのこうした活動を通じて、実際に友人や知人なども含め、マーシャル諸島の若者たちに大きな影響を与えているのを感じている」
キャシーは世界に気候変動を訴える一方で、このようにマーシャル国内の若者たちに大きな影響を与える活動もしているのです。