皆さま、こんにちは、三代目赤坂兵之助でございます。クラウドファンディング終了まであと5日となりました。今までのご支援ご協力、本当にありがとうございます。残りわずかですが、最後まで応援していただけるとうれしいです!今日は、「福」や「曼陀羅」の素材となった「ジュラルミン」のお話です。このジュラルミンは、1903年頃にあの『ドイツ』は中西部デューレンという町におられた、アルフレート・ヴィルムさんという方が「偶然に」開発されたそうです。アルミニウムの「よく出来た兄弟」のようなジュラルミンは、鉄や銅、真ちゅうに比べて錆びづらく、軽くて軽量、加工しやすいという、まるで夢のような特徴をひっさげ、あっという間に航空機やアタッシュケース、現代ではノート型パソコンやスマートフォンなどの「高級品」に使われるようになりました。また、使われる元素から「アレルギーを起こしづらい」とも言われていて、 想像していたよりも「身に着けるものにふさわしい」イメージであることも今回の発見でした! さらには、ものづくり大国 の「ドイツ生まれ」というところもシビれますよね!!!私は職人の家の生まれですから、物心ついた時からドイツの工作機械や刃物、 かつそれらへの哲学がいかに優れているかを、まるで「おとぎ話」のように話してくれる祖父や父、職人のおっちゃんたちに囲まれて育ったので、やっぱりドイツが好きな…というよりは強い憧れをもった…職人になれたのです(笑) 。(「ゾーリンゲン」という言葉の響きにどのくらいワクワクしたことか!)昨年は『K 2019 - 国際プラスチック・ゴム産業展』に参加、実際にドイツに行くことができてうれしかったです!!・・という私のマニアックな話はさておき、ジュラルミンは本当に素晴らしい素材だと感じております。ジュラルミン素材の一部 ジュラルミン素材の一部 ジュラルミン素材の『 [cocur] fuku(コクール・福)』 そのジュラルミンを素材とした『 [cocur] fuku(コクール・福)』 や『曼荼羅シリーズ』を実際に手にとっていただけたら、びっくりするくらいに軽く、着けているのを忘れてしまうくらいに心地よく過ごしていただけると思います。 製作開始はクラウドファンディングが終了してからとなりますので、もうしばらくお待ちください!!!赤坂金型彫刻所 代表 三代目赤坂兵之助
倒福 の付いた活動報告
皆さま、三代目赤坂兵之助でございます。お陰様で昨日、500%越えを達成致しました・・・!!!このコロナの渦中にあって、先日もまるで「試されている」かのような啓示の出来事に抗い続けていた中、 500%越えの日が迎えられたことは、本当に皆さまからのご理解とご支援による賜物であると心からそう思います。初代兵之助は、戦争、隻手、極貧に負けませんでした。二代目の実父は、誹謗、中傷に耐え続けました。三代目の私は、何を成すべきなんだろう…?『赤坂式半月彫刻法』を引き受け、遺し、伝える、これを成すがための今回の「挑戦」であることが少し理解できたーあるいは見つけることができたーそんな、クラウドファンディングとなってくれました。皆さまのあたたかなご支援から、「挑戦しつづける」ことの大切さを強く感じております!私は職人としても、人間としても、まだ半人前ではありますが、そのお陰で「挑戦しつづける」こともできているのだと素直に思えるようにも成らせて頂きました。あと一週間、クラウドファンディングでの「挑戦」も続いていきます。どうか最後まで、私の「挑戦」から目を離さないでください!!!赤坂金型彫刻所 代表 三代目赤坂兵之助
こんにちは、三代目赤坂兵之助でございます!だんだんと暑い時期になってきましたが、皆さまにはいかがお過ごしでしょうか?初挑戦のクラウドファンディング、いよいよ残り8日となりました! 目指せ500%!!ここからのラストスパート頑張ります!!!ということで、今日はその「熱い」台湾での経験から生まれた『福』のデザインについてお話させてください。去年、当社は大阪府八尾市が主催の「YAOYA PROJCET」に参加し、プロダクトのデザイン考案のため、参加者全員で台湾に赴きました。そこで出会った街並みや文化風習、伝統的な柄、そんなおもしろい「モノ」たちとの出会いにより「福」ができあがったことはお知らせしておりますが、実は当初の「福」はまったくの「平面」だったのです! 台湾で出逢った「幸せが天から降ってくる」という云われの伝統的な意匠「上下逆さの福」と、台湾の街並みを彩る造形的な窓枠やタイルなどから着想を得た『 [cocur] fuku(コクール・福)』 のデザインは、現在は半球面に彫刻をしております。そのデザインが当初はなぜ「平面」だったのか???これは私が、「YAOYA PROJCET」で相棒だった平山さんに私の技術を伝え損ねたのが原因で、平山さんがご紹介くださった京都出身のデザイナー三木 章弘さんは、「薄い平面で美しいデザイン」を考えてくださったのです。三木 章弘氏Art worksのサイトはこちらからDesign worksのサイトはこちらから 薄い平面のデザインは素晴らしかったのですが、「平面ではアカサカの持ち味が表現できないのでは?」とのご意見が多く、私自身も「それなら他の工法でできてしまう」と気づき、平山さんとの話し合いの中で「半球面」の造形へと昇華していったのです。 そんな試行錯誤の中で誕生した半球面に精緻な造形の彫刻をほどこした 『福』。そして試作品『福』をブラッシュアップし、今回みなさまへ製品としてお届けする『 [cocur] fuku(コクール・福)』。その繊細なデザインをぜひ手に取っていただき、上記の物語も一緒に感じていただけたらと願っております。{幸は天から 福は身から}『 [cocur] fuku(コクール・福)』「どちらしても美しく、台湾を表現されている」デザインをしてくださった三木さんには大感謝ですし、私の足らずを補ってくださったのはやはり平山さんなのでした! 赤坂金型彫刻所 代表 三代目赤坂兵之助