2020/08/16 15:14

先日、海外留学のための奨学財団2つから不採択の連絡がありました。

2つとも海外大学院合格後に出願するタイプだったため、今までの海外大学院に合格するかどうかも分からないままに出願してた奨学金に比べれは上手くいくかなと思っていたのですが、そんなに世界は甘くありませんでした…


今回の活動報告の内容はnoteで投稿したものとほとんど同じです。


奨学金全落ち

今までで僕は8つの海外留学奨学金(Scholarship)に出願してきましたが、全部書類選考で落ちてしまいました…

それ以外の奨学金は、募集時の英語力がそもそも足りなくて(基準を満たしていなくて)応募できないものなどがいくつかありました。

せっかくなので、応募した全ての奨学金をリストアップします。

・村田海外留学奨学金 (海外大学院出願前応募)
・伊藤国際教育交流財団奨学金 (...出願前応募)
・米日カウンシル渡邉利三寄付奨学金 (...出願前応募)
・大真奨学金 (...出願後応募)
・QS Academic Excellence Scholarship
(QSランキング主宰の大学院留学説明会に参加すると応募可)
・本庄国際奨学財団奨学金(合格後応募)
・重田教育財団奨学金(合格後応募)

自分の場合は研究経験が浅い事・英語力が足りない事・修士留学であり研究計画が博士学生などに比べて圧倒的にぼんやりしてしまっている事などが、書類選考すら通らなかった原因として挙げられると思います。

これ以外にも留学とは関係なしに応募して落ちた奨学金もあります。


ローンについて(貸与型の奨学金)

貸与型の奨学金(借金)は、将来に返済するというものでもあるため、面接などは無く書類審査のみです。僕も日本学生機構(JASSO)の第二種奨学金(海外)という貸与型の奨学金を大学院の間は頂き、大人になって返済する予定です。


なぜ奨学金が無いかもと言う状況で留学に挑戦しようと思ったか
先例が無いと怖くて挑戦できないって気持ちが多くの人にあると思います。自分もその一人です。

2019年の9月21日(アメリカ大学院出願の約3ヶ月前)に、JASSOが主宰する海外留学説明会で話を聞くためお台場まで行きました。

その日、会場に向かいながら撮った写真

奨学金情報などを手に入れることをメインで行って見たのですが、実際に留学経験のあるパネリストの方々のお話がとても参考になりました。


中でも一番心が動かされたのが、美術を学ぶ為にでイギリスの大学院の修士課程に留学されたと言う女性の話でした。


その方は周りに大学院留学を目指していた人が居なかったため、全て自力で大学調査や出願などを済ませたそうです。英語でメールを書いた事などもそれまでは無かったため、ひな形ができるまでは苦労したと言っていて、僕もその後、同じような経験をしました。


僕はその頃、『アウトプット大全』という本を読んでいて、「セミナーは質問するのが重要、質問することによってより理解が深まる!」という事を強く考えていたもんですから、質問タイムになったら真っ先に質問しました。


「留学の際に何か奨学金などは利用しましたか?」と聞きました。すると、

『奨学金は一つも利用しておらず、学部時代にバイトで貯めたお金や留学中のバイト代で留学費用をまかなった』と答えてくださいました。(また、芸術系の方なので、作品が賞を取ると賞金がもらえるというような話をしていたかも知れません。)

この答えを聞いて、僕は、もし奨学金がもらえなくても自分なりに頑張ってみよう!と思いました。


イギリスとアメリカ、美術と宇宙工学、僕が志望していた留学内容と違うことは多いですが、それでも留学にかかる費用が高いことは変わりません。「奨学金が無くても自分の力で頑張って修士留学した人がいるんだ!」と勇気をもらえました。


その方は既に社会人ということもありますが、とても落ち着いていて、話や声に深みを感じた事を覚えています。とても感謝しています。

説明会に行ってみて、質問してみて、とても良かったです。


自分なりの打開策

奨学金は不採択になってしまった訳ですが、結果を待つ間としている訳にも行かなかったので、自分なりに動いて見ました。クラウドファンディングを始めるという事です。

その前に書く力を付けるために、noteをはじめました。noteは最終的にはクラウドファンディングを呼びかける事を目標にはじめました。

クラウドファンディングを開始できました。

無事に、渡米をしました。

そして今、大学院の授業が始まる1週間前・クラウドファンディング終了の1週間前です。

少しでも、ご協力いただけたら幸いです。

今までに、なんと126人もの方に支援していただけました。そして、終了1週間前にして、約70%を達成しています。本当にありがとうございます!!

TwitterやFacebookなどSNSでの情報拡散だけでも、助かります。
ご協力よろしくお願いします!!!