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セルビア人セラミック・アーティスト、ヨバナ&ミリツァを支援しませんか。

セルビアから2年前に来日したセラミックアーティスト、ヨバナとミリツァは多治見市陶磁器意匠研究所で日本の陶芸を研究し、この春帰国する予定でした。しかし、コロナのためフライトが8回延期し、帰国出来ずにいるうちに、作品を母国へ輸送する費用や生活費が不足してしまいました。皆さん彼女達を応援してください!

現在の支援総額

1,592,500

79%

目標金額は2,000,000円

支援者数

110

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/31に募集を開始し、 110人の支援により 1,592,500円の資金を集め、 2020/08/28に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,592,500

79%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数110

このプロジェクトは、2020/07/31に募集を開始し、 110人の支援により 1,592,500円の資金を集め、 2020/08/28に募集を終了しました

セルビアから2年前に来日したセラミックアーティスト、ヨバナとミリツァは多治見市陶磁器意匠研究所で日本の陶芸を研究し、この春帰国する予定でした。しかし、コロナのためフライトが8回延期し、帰国出来ずにいるうちに、作品を母国へ輸送する費用や生活費が不足してしまいました。皆さん彼女達を応援してください!

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はじめに・ご挨拶

私たちは、彼女たちの素晴らしい作品の数々と、この苦境にありながら、笑顔を忘れず、周囲の人々を励ましてくれる素敵な人柄を愛しています。日本を、多治見を、美濃焼を、彼女たちにも好きでいてほしいと思い、彼女たちを支援するため、「たじみの帰国困難者を支援する会」を立ち上げました。そして、母国に帰った時、日本で学んだことを、世界中に発信したいという、彼女たちのこれからの活躍を楽しみにしています。

ここは岐阜県の多治見市。地場産業の美濃焼は、日本では窯業シェアNo.1 。織部や志野、タイル、マスプロ製品から人間国宝の芸術作品まで、あらゆる陶器・陶磁器が生み出される町です。古くからの陶磁器文化が色濃く残るこの地には、外国人研究生を受け入れ、陶磁器を学ぶ多治見意匠研究所があります。彼女たちは、セルビアで活躍するセラミックアーティストで、多治見意匠研究所の研究課程を受けるために、来日しました。

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このプロジェクトで実現したいこと

今年4月に帰国予定だった彼女たちは、新型コロナウイルスの影響により、フライトが何度も延期となり、帰国が8月以降となってしまいました。そのため、滞在費が負担となり、彼女たちが作り続けてきた作品を輸送する費用や作陶費用が不足しています。

彼女たちは陶磁器の研究を目的に文化交流ビザで日本に滞在しているので働くことができません。日本での滞在費は大きな負担です。そして、海外での展示会への出展にも、高額な輸送費がかかります。

彼女たちが帰国できるまで安心して過ごせる最低限の滞在費とアーティスト活動を継続する費用、日本で制作した数多くの作品を母国へ輸送する費用を支援したいです。そして次のイタリアのコンテストへの出展に繋げたい。彼女たちのあふれる才能が、世界で花開くことを願っています。

プロジェクトをやろうと思った理由

彼女たちは素晴らしいアーティストです。日本に来る前も、来てからも、多くの賞を受賞し、評価されています。

新型コロナウイルスによる数々のイベントの中止がなければ、日本や海外の展示会等でもっと活躍できたはずです。私たちは、それを楽しみにしていました。

美濃焼の技術を習得し、彼女たちの世界観は広がりました。資金集めだけでなく、その磨きのかかった美しい作品をこの場を借りて世に出したいと思いました。


これまでの活動
ヨバナ・チャボロビッチ

《経歴》
1985 セルビア、ゴルニ・ミラノヴァツ出身
2004 ニッシュ美術学校 テキスタイルデザイン 卒業
2010 セルビア芸術大学 応用芸術学部 陶芸専攻 卒業
2018- 多治見市陶磁器意匠研究所 第16期セラミックスラボ 修了

《陶歴》
2014 第15回 国際即興陶芸展 佳作, スロヴェニア
2015 第18回 セルビア陶芸ビエンナーレ展 大賞
2018 第6回 陶美展 優秀賞(共栄電気炉製作所賞)
2019 第116回 有田国際陶磁展 有田町長賞
2019 一般財団法人現代美術文化振興財団 奨学生
2020 茶碗に挑んだ麒麟児たち/Gallery Voice 多治見市長賞
2020 多治見市陶磁器意匠研究所卒業制作展2020 SATOKO賞
2020 多治見市陶磁器意匠研究所卒業制作展2020 馬場康貴賞


第116回有田国際陶磁展  有田町長賞


第6回陶美展 優秀賞(協栄電気炉製作所賞)


ミリツァ・イェブティッチ

セルビアの現代陶芸家

ベオグラード市の応用芸術大学で美術の修士号を取得した後、多治見市の陶磁器意匠研究所 ishoken で1年間のプログラムを実施するため、日本に拠点を移しました。

ここで彼女は、金型製作とスリップキャストプロセスにおける彼女のスキルをさらに磨き、さまざまな彫刻用の容器とデザイン製品をつくりました。

《経歴》
1994 セルビア出身
2009-2013 テクノアート高等学校(ベオグラード)陶芸科          
2013-2017 ベグラード芸術大学応用芸術学部 陶芸専攻           
2017-2018 ベグラード芸術大学応用芸術学部 修士課程 陶芸専攻       
2018- 多治見市陶磁器意匠研究所 第16期セラミックスラボ 修了

《陶歴》
2016 陶芸コロニー in トリシッチ(トリシッチ/セルビア)
2019 神戸財団 奨学生
2019 第8回そば猪口アート展 入選
2019 世界ティーポット・アート・コンペティション 入選 中国
2020 多治見市陶磁器意匠研究所卒業制作展2020 SATOKO賞


2020 多治見市陶磁器意匠研究所卒業制作展2020 SATOKO賞

2019 神戸財団 奨学生

2019 第8回そば猪口アート展 入選

2019年 世界ティーポット・アート・コンペティション 入選 中国

二人は、日本滞在中に、茶道や書道など、日本文化を積極的に学んでいます。

特に茶道が大好き。帰国後、いろんな人に広めたいと考えているようです。

IRISE antique  ギャラリー展示

帰国困難になり、多治見市の和室ギャラリーで展示会を開催しました。日本で学んだ成果を多くの人に見てもらいたいと思っています。

IRISE antique(多治見市・本町オリベストリート) 2階 ギャラリー展示

資金の使い道

日本にいた2年間で学んだ成果をヨーロッパの展示会で披露するため、作品の輸送費に充てます。
作品の多くは大きなオブジェで、輸送費がたくさん必要です。

展示会に出展し、何度も賞金を獲得しました。新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、きっとさらに大きな賞賛を得るはずだった彼女たちの作品の数々。コロナ禍が終わり、世界が平穏を取り戻したら、再開される展示会やコンテストに出展できるように、今は、大切に、大切に保管しています。陶磁器の輸送は、難しく、梱包にも気を遣います。コンテストに出展する場合には、保険もかける必要があります。

新型コロナウイルスの影響で飛行機が何度もキャンセルされたこと、そして、一時滞在ビザであるため日本での就労が認められていないことから、滞在費がかさみ、これらの輸送費や、作品の出展にかかかる費用も不足しています。

また、ヨバナは、帰国後、陶芸家としてさらに研究を続け、もっと大きな作品にも挑戦するために、スタジオに大きな窯を作る計画もあります。

アーティストとして成長していく彼女たちの将来が、コロナのせいで、この日本の地で、閉ざされることのないよう応援し、世界に送り出したいと考えています。


リターンについて

二人は陶芸家です。美しい作品の数々を、リターンにしました。

これらの作品を日本で手に入れることはできなくなります!!


ヨバナは自然のものから着想を得て作品をつくります。光の加減で表情を変えます。

銀の釉薬をさりげなく施したり、転写シートを生地の間に埋め込んだり・・・彼女らしい遊び心がたくさんつまっています。

返礼品のうち、スペシャルエディションのものは、同じ型でも、少し高価です。これは、銀の釉薬を使用しているなどの違いがあります。スペシャルエディションの作品は、このクラウドファンディングのために特別に製作したものです。

このサナギたちは意匠研究所にいる間に私が作製した陶製の彫像です。サナギは昆虫が幼虫から成虫になる間のライフステージです。昆虫はサナギ の中で変態という過程を経ます。幼虫が成長し終えて食べるのを止めると、サナギ になります。蝶のサナギ はクリサリス(chrysalis)とも呼ばれます。

サナギ の状態は数週間、1ヶ月、あるいはそれ以上続くことがあります。2年サナギ のままで居続ける種類もいます。この段階ではまるで何も起こってないかのように見えますが、中では大きな変化が起こっています。幼虫の中の特別な細胞が急速に分裂し、成虫の足、羽、目などの部位になります。

新しい環境や文化に触れたとき、私たちの中で起こることを象徴的に表現したいと思いました。受けた影響を本人は感じることができても、外には変化が現れません。影響が視覚的にも知覚的にも表面化するには時間がかかります。

土には記憶が宿ると思います。私にとって、焼成時に窯の中で起こる変化は原料を扱っているときに起こる変化と同じくらい大切なことです。焼いているとき、磁器は重力の影響を受けて動き、環境の影響を受けた形に変わります。この一連の過程が私の創作にあらゆる可能性をくれます。
Jovana Cavorovic

私の研究テーマは、フォルムと空間の関係を探ることです。その空間とフォルムを通して素材の内側に生命を湛えることができるか、その可能性を見つけ出したいです。スケッチから、陶磁器の表面に自然の大きな力を利用した大きなスケールの陶芸作品を展開します。私のインスピレーションは、自然、空間、フォルム、芸術、生命、人間と自然の関係から来ています。

ミリツァの作品は、美しいフォルムが特徴です。

シンプルで優美な曲線と、繊細なディテールが、多様な空間に溶け込みます。



実施スケジュール

実施機関は、8月末まで。期間終了後に、順次、リターンをお送りします。

最後に

二人からのメッセージです。

ishoken(多治見市陶磁器意匠研究所)で、陶芸に関する研究と制作に必要な知識や経験を得ることができました。母国に帰って日本の陶芸や文化を広めたいと思っています。

皆さんの助けを借りて、そのために必要な資金を集めることができたら、私はさらに良い結果を求めて一層努力し、皆さんの期待に応えるために、最善を尽くします。そして、皆さんへの感謝を決して忘れません。

以下の動画は日本での作品制作時のものと、日本に来る為のクラウドファンディング用の動画を繋げたものです。セルビア語の英語字幕ですので関心のある方は観て頂いても良いと思います



募集方法

目標金額を下回った場合でも、計画を実行し、返礼品をお届けします。


最新の活動報告

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  • 支援者の皆様へこの度はセラミック・アーティスト、ヨバナ&ミリツァをご支援頂き誠にありがとうございました。現在返礼品(リターン)の配送準備を行っております。今月中の発送を予定しておりますが、とても多くの方にご支援を頂き、また作品一つ一つ丁寧に梱包しておりますので、配送手配にもう暫く時間を頂きたく思います。配送手配が整いましたら再度ご報告致します。ご支援そして温かいメッセージを頂き誠にありがとうございました。 もっと見る

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