2020/07/25 15:11

今回はコロ助が発症までどんな経緯だったのかお話させていただきます。



私の妊娠予定日が6月15日で、2ヶ月前に、旦那とはコロナウイルスの影響もあり、県をまたいでの移動が禁止されていました。

(注)里帰り出産で県が違っており、警戒レベルが高い県だったのです。


その為、ほぼ会えない時間が多くそんな時に旦那が、家の近くで見つけた猫を保護し、保護猫と旦那の2人で過ごしてもらいました。

外出自粛ムードだった為、もう1匹飼うのもコロ助の兄弟としていいなと思い保護しました。


保護猫は、モコ♀︎と名付けました。

コロ助は私が里帰り中連れて帰っていたため、もし旦那の所に帰った時にはオス猫とメス猫になります。


コロ助の去勢手術が必要になると思い、出産予定2週間前ですが、コロ助を近場のかかりつけ病院に連れていきました。



無事に去勢手術がおわり、ホッとしておりました。しかし、1週間しても元気がないままで、お腹も膨れて太ったような感じが気になり、再度病院に連れていきました。



すると、腹水が溜まっているということで、血液検査をして、ネフローゼ症候群もしくは、FIPの恐れがあるということで再度検査をすることに。


検査の結果、もちろんFIPの陽性という結果に愕然としました。なんと、去勢手術によって免疫力が弱くなり、FIP発症の引き金になってしまいました。


FIPという病気が分かった時は、出産予定日5日前でした。



FIPは進行が早く余命1週間から長くて数ヶ月でしたので、私が出産で入院中にコロ助が亡くなったら……と考えると愕然として号泣しました。


赤ちゃんも無事に生まれてほしい気持ちとコロ助を助けたいという気持ちが重なりどちらもなんとかしなければと思い、何件もの病院に電話して治療法がないか確めました。しかし中々見つかりません。


ネットで探して、MUTIANという国内未承認の薬があることがわかりました。

提供できる病院は、5ヶ所しかなく、私が住んでいる所からは片道5時間くらいかかりました。


しかも妊娠後期に入っているため、遠方へいくことが出来ず、飛行機などにも乗れません。


急遽、親族と知人にお願いしてMUTIAN協力病院にて診察を受けてきました。

そこから6月19日にMUTIAN投与開始し、かかりつけ医のいる病院と協力病院の2箇所で診察を受けながら治療を開始致しました。


開始したのが、6月19日でしたが、出産予定日から4日過ぎており、投与出来たことでホッとしておりました。

赤ちゃんもまだ出てきたら駄目だということが分かっており、待ってくれたんだと思いました。


近くのかかりつけ医の先生には、私が出産で入院したら預けるようにしており、MUTIANの投与方法や使用方法は説明してました。



投与して3日後に破水して、あとは薬がきくのを祈るばかりで、私は出産に臨みました。


初産なのとコロ助が心配なのもあり、ハラハラでしたが、赤ちゃんが頑張ってくれてスピード出産で5時間で出産。




入院中は、両親に病院に通ってもらい様子を確認してもらいました。

私が退院したら1番に迎えに行き、腹水が溜まっていたのがなくなり、熱も平熱に下がっていました!




かかりつけ医の先生も初めてのことだったようで、とても驚いていました!


今は出産から約1ヶ月経ちました。

今振り返ると色んな方が協力してくれて、赤ちゃんとコロ助が無事にいてくれることに感謝しております。



また、今御支援していただいている方々にもとても感謝しております。有難うございます!


世の中がコロナで大変な中、勝手ながらもこのクラウドファンディングを立ち上げました。


20代の若夫婦共々、出産が控えており、お金が出ていくばかりで、私自身が仕事も出来ないこともあり、コロ助の為に出来ることをやっていきたいと思っています。出産前から出産後の入院中にこのクラウドファンディングを立ち上げさせて頂きました。

まだまだ、分からないことばかりですが、


どうか皆様のお力を貸していただけると幸いです。