未来を語り、本箱をつくった2日間。
思い返してみると、「BOOK BUS」が一般の皆さんの目に触れたのはこの時が初めてでした。
自分たちの手による塗装を終えたブックバスは、その足で一路長野県諏訪市へ。
2017年6月6日〜19日まで開催していた「くらもと古本市」で、このバスの途中経過報告を行うためでした。
ブックバスが参加したのは会期中の2日間。6月10日(土)と11日(日)。
2日間に渡って2つのイベントを計画し、実施しました。
1日目は、 “本を積んだら旅に出よう。「BOOK BUS、はじめます」” と題した座談会。
ブックバスを始めるにあたってクルマ探しからサポートしてもらった、移動式本屋の先輩、三田さんをゲストに迎え、 BOOK TRUCK の活動を参考に、BOOK BUSの未来を、当日会場に集まった皆さんと討論しました。
まだその運用について具体的な解を得ていないこの夢のようなバスを、今後どんな風に使っていったらいいのか、どう日本全国に届けたら良いか、どういうところに行ったらいいのか、それによって社会にどんなインパクトを起こせるのか、めいいっぱいの夢と気持ちを、当日集まってくれた皆さんとともに語り合いました。
実はこの回にたまたまプライベートで遊びに来ていたライターさんが、その後ウェブマガジン「greenz.jp」で素晴らしい記事を書いてくれることに。
取材で再会した時には「いやー、こんなことってあるんですねー(笑)」とお互い大爆笑でした。
まだ未読の方はぜひご一読を。
弊社がやろうとしていることを的確に書いてくださっています。
1台のバスで何ができるか?
オンライン古書店の大手「バリューブックス」が、小さな移動式本屋「ブックバス」を始める理由
http://greenz.jp/2017/07/27/valuebooks_bus/
2日目は、“リビセンとつくる木製本箱” と題し、ブックバスの重要なアイテムとなる「本箱」制作のワークショップを、ブックバスの内装を手掛けてくださったリビセンこと「ReBuilding Center JAPAN」と一緒に開催しました。
当日は、参加者それぞれが気に入った古材を選び、オリジナルの組み合わせで制作しました。
釘打ちから小口処理の仕方まで、箱作りのノウハウを丁寧にお伝えしながら、時間をかけてゆっくりと楽しみながら制作してもらいました。
もちろん、弊社「BOOK BUS」プロジェクト担当の中村も挑戦。
満足のいく本箱が出来たようです。
こうやってワークショップを楽しみながら、皆さんの力を借りてブックバスを一緒につくり上げていきました。ここで作られた本箱はこの先、バスに乗って日本全国で活躍します。
皆さまのお力をお借りして、より魅力あるブックバスに仕上げていきたい。
プロジェクト終了まであと3日!
たくさんの皆さまのご支援をお待ちしています!