募集期間もあと僅か!11/7 ~ 12/20 迄開催中の「バシェ音響彫刻 特別企画展」でも展示されている、教育用音具「パレット・ソノール」をリターン品として追加致しました。教育用音具(パレット・ソノール)について私たちの作品は、決して自己表現のためのものではありません。常に教育的な要求を優先してきました。(フランソワ・バシェ)ベルナール・バシェは、子供たちに向けた「パレット・ソノール」を開発しました。「パレット・ソノール」は、子供達が演奏しやすく、カラフルで、普段目にする楽器とは、異なる見た目をしています。ドレミ…でできた音楽(=狭い意味での音楽)とは違い、「叩く」「触れる」という極めてシンプルな行動から、「心の赴くままに、自由に表現する」という事を子供達は、体感します。「音とコミュニケーション」を交し、生まれる「音」を感じることが、子供達の情操教育につながると私たちは確信しています。先日、特別企画展の会場であるギャラリーアクアに、追加の「パレット・ソノール」が仲間入りした様子を、アンサンブルソノーラの岡田加津子さんが紹介しております。「音の友だち、ようこそ京都へ」https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1049417945576298&id=100015243070671未来ある子どもたちが、新たな音の世界を切り開くためにも、是非この、教育用音具「パレット・ソノール」をリターンとして、ご支援の程宜しくお願い致します!!
バシェ音響彫刻 の付いた活動報告
バシェ音響彫刻~ 音の軌跡を未来につなぐプロジェクト ~このプロジェクトの旗印となる、こちらのキービジュアル。デザインしてくれた「泉屋宏樹」さんからのメッセージを紹介致します。<デザインの未来について>デザイン、という言葉の意味はとても広く、意匠設計、創意工夫、見た目を美しくする、芸術工学など曖昧です。意味や捉え方は様々ですが、言い方を変えると、時に形あるものだけではなく、未来をデザインする活動ではないでしょうか。また時代が大きく変動した今、デザイン×アート×経営のように掛け合わされる事を求められ、その中で柔軟に問題を解決するのもデザイナーの役割だと思います。デザイン事務所iD.(アイディー)として独立し12年。アイデンティ(独自性)を意識したものづくりを目指すことと、私のデザイン、という意味からから名付け、常にデザインやアートを横断的に捉え、社会との接点をつくるよう心がけてきました。また家業の呉服店の経営にも携わり、デザインとの新しい接点を模索しているところです。根本として大切なのは怠惰的な消費拡大をせず、必要なものを必要なだけ生産するものづくりを心がけ、ものだけではなくコトを創り出す。また五感を揺さぶるような、そこにしか存在しないワクワク感や感動を提供し、心を豊かにすること。でも、実はデザインはそれほど難しいことではなくて、身近にいる誰かを少しでも笑顔にすることも大切なデザインの活動のひとつなのでは、と。みんなで、そんな未来をつくれたらいいですよね。<デザインコンセプト>1970年の万博を尊重しつつ「過・現・未」一体として制作しました。五感を揺さぶるバシェ音響彫刻品。より多くの方々に体感していただければ嬉しいです。泉屋宏樹(いずみや ひろき)デザイン事務所iD.代表。デザインとアートを横断的に捉え、広告デザインをはじめブックデザイン等、幅広く展開。近年、泉鏡花記念館のシンボルロゴやイラストレーター中川学氏装画による鏡花本や初作品集の装幀、アートディレクションを担当。アジアデザイン賞(2013.17/香港)、A’Design Award & Competition(2019/イタリア)、Indigo Design Award(2020/オランダ)受賞、他多数。<泉屋さんとの出会い>2010年に泉屋さんとお会いして、かれこれ10年。その間、泉鏡花作品の書籍化などの様々なクリエイティブワークを拝見し、その丁寧な仕事ぶりと情熱を度々目の当たりにしていました。いつも打ち合わせでお邪魔する泉屋さんの事務所は、1970年の大阪万博に関連する書物やポスター、オブジェなどが飾られており、「万博好き」だと一目で分かるレイアウト。会話の中でも、随所に「万博」のキーワードが上がっていました。かつて万博が、グラフィックデザイナーの地位を確立したように、このバシェ音響彫刻の企画が上がった時、常に新しい音を生み出している「バシェ音響彫刻」を現代のグラフィックデザイナーが表現したら一体どういうものになるだろうか。「音が聞こえてくる」バシェ音響彫刻のグラフィックを見てみたい。そんな想いで、この企画のメインビジュアルを依頼させて頂きました。by 青木香(N.U.I.project)
バシェ音響彫刻 特別企画展11/7 ~京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA にて開催中バシェ音響彫刻は耳に響くだけでなく、身体に共振し、心の底の何かをゆり起こす。これは古い修復楽器ではなく、新たな発見をもたらす音の未来装置かもしれない。ついにこの日がやってきました。コロナ禍に翻弄され、各地での開催が延期や中止となっておりましたが、この度、「京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA」にて、11/7 バシェ音響彫刻 特別企画展が開催致しました。2013年に修復された「高木フォーン」「川上フォーン」,2015年京都市立芸大で修復された「桂フォーン」「渡辺フォーン」,2017年東京藝術大学で修復された「勝原フォーン」の5基が一同に集う、またとない稀有な企画展となっております。オープニングを飾ったのは、"岡田加津子(作曲家)、北村千絵(ボーカリスト)、沢田穣治(作曲家・ベーシスト)、渡辺亮、からなる【アンサンブル・ソノーラ】と、舞踏家の袋坂ヤスオとのコンサート。とにかく、"圧巻" の一言に尽きました。(当日のダイジェストは追って掲載予定)本当に、今まで体感したことのない世界が "そこ" に待っています!皆様、是非ぜひ足をお運びいただければ何よりでございます。N.U.I.projectN.U.I.projectでは、本企画展の記録をアーカイブする為、CAMPFIREにてクラウドファンディングでの支援を募らせていただいております。バシェ音響彫刻~ 音の軌跡を未来につなぐプロジェクト ~https://www.nui-project.com/event-details/basheonkyochokoku-otonokisekiwomirainitsunagupurojekuto◇クラウドファンディング企画EXPO’ 70 の鉄鋼館で発表された、音を奏でられる美術作品【バシェ音響彫刻】万博閉幕後解体された作品は、2010 年以降修復へ今年、京都市立芸術大学がギャラリー@KCUA に集結させ特別企画展を開催。作品とアーティスト達の演奏、パフォーマンスを映像収録し、未来へ繋ぐ芸術として記録致します。※↓企画展に向けた、バシェ解体・組み立ての様子