2022/09/07 21:41

Earth Light Projectを応援してくださっている皆様 

平素より大変お世話になっております。暑さがおさまる頃となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。この度は、Earth Light Projectのミッションである「炎越しの地球」の撮影に成功したことを、ご報告させていただきます。 

Earth Light Projectは、2022年9月4日(日)に、茨城県鹿嶋市からスペースバルーンの打上げを行いました。この打上げは、炎の点灯に失敗した2021年6月26日(土)から数えて435日間、10回以上の再打ち上げ延期を重ねてからの挑戦でした。当日は、天気・風・波といった気象条件に恵まれ、理想的な条件での打上げとなりました。メンバー一丸となって取り組んだ結果、高度2万メートルでの炎の点灯・撮影に成功し、無事に機体の回収も行うことができました。 

今回撮影した炎は、大きな炎ではありません。広大な青い地球と比べれば、あまりにも小さな炎です。高度2万メートルで炎を点灯した時、燃焼機を包むガラス瓶は結露しており、炎はほとんど見えませんでした。しかしながら、この小さな炎の熱によって徐々に曇りが晴れ、最後には小さくも力強く灯る炎を撮影することができました。成層圏で灯った小さな炎は、どんな逆境でも諦めずに挑戦を続けた私たちの姿であり、決して消えることのない「共生社会」のシンボルです。 

私たちはこの小さな炎に「共生社会」への願いを託しています。現代の社会には、様々な社会の分断が溢れています。新型コロナウイルス感染症や外国での紛争などさまざまな要因が、社会の分断を加速させています。しかし、今回撮影した炎越しの地球の映像のように、この曇りがかった社会情勢でも、共生社会への願いは消えません。地球を前に灯る炎が、分断を乗り越えて共生社会を実現するという私たちの夢を、そっと後押ししてくれることを願っています。 

プロジェクトの開始から5年。総勢278名もの学生たちが、先輩から後輩へとバトンを渡しながら、走り続けてきました。メンバーの多くは、それぞれの夢を持ちながらも、コロナ禍における「不要不急」の名の下に燻っている学生です。このような状況下で、多くの方々からの温かいご支援により、炎越しの地球を撮影するという人類史上初の挑戦に取り組み、大変貴重な経験を積むことができました。これから、私たちの前にはたくさんの困難が立ちはだかることになるかと思います。しかし、今回の経験を糧に、対話の姿勢を忘れることなく、それぞれの夢を追いかけて行きたいと思います。 

最後になりますが、クラウドファンディングでご支援いただいた655名の支援者様や応援メッセージを寄稿いただいた20名のドリームサポーター様、14社のスポンサー企業様をはじめ、本プロジェクトを日頃より応援いただいた全ての皆様へ心より御礼申し上げます。今回の打上げは、Earth Light Projectにとって大きな区切りとなりました。これからは、撮影した映像を活用し、「共生社会」の願いを広げていけるよう、引き続き邁進いたします。これからも変わらぬ応援をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年9月7日  

Earth Light Project実行委員会
代表 都築則彦

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