ご支援をいただきました方々、本当にどうもありがとうございます。
このプロジェクトが、有意義なものとなるよう、現地の楽団と共に、企画を進めております。
第一回目の古典舞踊を何にするのが良いか。。。団長ほか主たる団員が話し合いをしています。
このプロジェクトは、巨匠といわれる熟練の師匠から、若い弟子への技の伝承、というコンセプトと、もうひとつ、楽隊と共に踊りを生で仕上げていく過程の伝承というコンセプトも同じく大切にしています。
そのため、第一回目は若い踊り手と若い楽隊が、受け継ぐことに高いハードルとならない様に、踊りを伝授することにかけては第一人者とも言われている、Ibu Arini氏の指導のもと、今ではあまり踊られることが少なくなったレゴンダンス(レゴンダンス自体、たくさんの種類があります)の中から、古いものを完全バージョンで指導していただく。という風に考えておりました。
しかし、団長であるデワブラタ氏は、約2年ほど前に、バリ島北部のブレレンという地域に受け継がれている、タルナジャヤといわれる踊りの、要所要所を受け継いでいただいたので、こちらを、改めて初めから最後までの完全版で、一から指導していただくのはどうだろう。という考えを持っています。
この踊りを指導してくださった、Pak Kranca氏は随分ご高齢であり、遠いところから来ていただいて、完全版をゆっくりと時間をかけて行えるのは、今ではないか。という考えです。
このほかにも、できる限り早く進めたい演目はたくさんあります。
そのためにも、このプロジェクトは、年2回、できれば3回のペースで続けていきたいと思っています。
そのためにも、第一回目は、慎重に取り組んでいきたいと、スタッフ・楽団一同、願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。