時折雪混じりの川根本町久野脇。1月7日午後18時半より、通常例祭が執り行われました。今年は新型コロナウイルスの影響により、規模をかなり縮小しての限定的な開催となりました。ご支援いただいた皆様のおかげで、美しく装いを新たにした御薬師様は、改めて集落の方々に披露されましたこと、ここに厚く御礼申し上げます。安置されているお堂の扉建具を修復した際に出た旧建具は御数珠に生まれ変わりましたが、和尚様の御祈祷を経て生が入りました。さらに、昨年8月までの絵馬は焼き祓いのために、ご支援いただいた方々よりご郵送いただいた絵馬は奉納のために供えられます。いろいろな意味で特別となった、令和3年の例祭。方丈様のお言葉は「疫病退散」と「平穏祈願」に関するものでした。法要の後、古い絵馬を焼きます。蝋燭と火を見守る当番組は丁屋に泊まり、お堂のろうそくとひよんどりのかがり火を見守ります。時折雪が舞い、お堂の冷え込みは氷点下にまで下がりました。夜が明けた次の日、絵馬を奉納。例祭は無事に終了。縁結びを願って、ひよんどりの穴の周りをハート型に。令和3年が、皆様にとって素敵でかけがえのない年になりますよう祈念しております。御数珠も後日郵送させていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。木札奉納が完了しましたら、また報告させていただきますので、引き続き宜しくお願いいたします。