実施理由/背景
令和元年台風15号によって100本以上の桜の木が倒木してしまいました
はじめまして、新川千本桜の担当窓口をしている八千代市公園緑地課です。
平成12年に新川千本桜植栽事業としてはじまり、現在では約1,300本もの桜の木が新川両岸に並んでいます。桜の種類は代表的な染井吉野はもちろん、河津桜や陽光など、全部で8種類もの桜があります。
毎年の桜のシーズンには、八千代市内の方々には限らず、たくさんの観光客の方々に足を運んでいただいています。
しかし、昨年の令和元年9月9日に八千代市に上陸した台風15号により、100本以上の桜が倒木してしまいました。
八千代市にとって重要な観光資源でもある新川千本桜を再び綺麗な姿に復活させ、たくさんの方々に楽しんで欲しいと思います。
八千代市の皆様、八千代市にゆかりのある皆様、桜のシーズンに八千代市に足を運んでみたいと思っている皆様、皆様のご支援によって再び綺麗な桜が蘇ります。ご支援をよろしくお願いいたします。
プロジェクト内容説明
市民の皆様の思いがつまった大切な桜
桜の木を植栽していくにあたって、平成12年度は八千代ライオンズクラブさまから寄付を、平成13年度から平成15年度には市民の皆様からの寄付を募り事業を実施しました。植樹した桜には、寄付により里親となった方の思いのつまったコメントが掲載されたプレートがかけられていました。
新川千本桜は「市民の参加により植栽した桜については、市民の参加によって大切に維持管理をしていく」ことを目的にボランティアの募集を行い、その際に結成された「新川千本桜の会」を中心に管理がされております。過去には、活動の功績を称えられ、日本さくらの会からさくら功労者の表彰を受けた実績もあります。
目指すところ
市の中心を流れる新川の両岸に、もう一度きれいな千本桜を咲かせたい
今回の復旧事業では、倒木した桜の補植を行います。新川は八千代市の中心部を流れていることもあり、桜の名所「新川千本桜」をできる限り早く元の状態に戻し、たくさんの方に足を運んでいただきたいと思います。
新川両岸は市民の方々の散歩コースやサイクリングコース、ランニングされる方のコースにも使われており、台風の被害がそのままだと道を通った方々にとっては気分が落ち込んでしまいがちです。老若男女たくさんの方々が季節を感じられる素敵な環境に、道を通るみなさんがまた笑顔で通ることのできる道に環境整備していきます。
寄付の使い道
いただいたご寄付は新川千本桜の補植を行うための復元費用に活用させていただく予定です。
新しい桜の植栽工事などを実施します。
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆様へ
当市においては、市の中心を流れる新川を軸に様々な事業の展開を模索しております。
この新川は市民の憩いの散歩コースとなっており、また重要な観光資源であります。
桜の開花時期には祭りも開催されており、皆様が桜の開花時期を楽しみにしております。
このプロジェクトを通して、また桜の咲き誇る新川の復活にどうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。
事業スケジュール
2020年7月から9月:関係団体との協議
2020年9月から10月:植栽場所の選定
2020年10月から12月:令和3年度の工事予算要望
2021年11月から2月:令和3年度の工事実施(桜の植栽適期)
現時点でスケジュールは予定になります。
可能な限り早く実施してまいります。