ハイサイプロジェクトは10月いっぱいを持って終了になります
10月末の那覇は少し気温も下がりようやく夏も終わりといった佇まいです。
今年の沖縄は毎年やってくる夏の喧騒のないまま終わりました。
インバウンド需要で営業していたお店は軒並み閉店
波の上ビーチもクローズ
風物詩になっていた沖映通りの暖暮の行列もなし
台風ではなく青空の下誰もいない国際通りはなんだか不思議な光景でした。
日本中、世界中の街でいつもと違う夏になったのではないでしょうか。
夏は子供を大人にして、大人を子供にすると言います。
今年の夏はなかなか子供に戻る時間がなかった方たくさんおられると思います。
当たり前だと思っていた日常はあっと言う間に失われてしまいました。
ハイサイプロジェクトについて
さて新型コロナの影響でチャレンジした本プロジェクトでしたが
思いがけず大きな反響があり大成功となりました。
シェアや拡散、支援して頂いた方に深くお礼申し上げます。
集まった支援は負担の大きい家賃や光熱費などで大切に使わせて頂きます。
それからこのチャレンジを通してゲストハウスの出来事を思い出した方も沢山おられたようです。
来年こそは穏やかでうるさい夏が戻って来ますように。
大人の林間学校みたいな楽しいゲストハウスになりますように。
IDしかわかりませんがぜひぜひ支援者ページからお知り合いを探してみて下さい。
なかには面白いコメントもあり、支援に感謝すると同時にとても楽しみながら読ませて頂いております。
終わりの見えない今後について
今年度の沖縄の観光客数は七割減になるという見通しもあり
政府肝入りのGoToキャンペーンはゲストハウスには恩恵が少ないのが現状です。
今年は春夏の繁忙期が全くの空振りに終わり
現状も日々のチェックインは限りなくゼロという状況が続いています。
以前なら冬場あたりに「今日リビング誰もいないね」という日はありましたが
もう半年以上そんな状態です。
年度末あたりを目途に事態が収束してくれればいいのですが
いつ終わるかもわからないコロナ時代において、コミュニケーションや出会いの場であったゲストハウスの窮地はまだまだ続きそうです。
現在、先行きが不透明で長期戦を覚悟する中で頂いた多くの声援を胸にして
懸命にゲストハウスの維持を行っています。
それではあと少しです。
みんなの思い出のつまったこの場所を守るために。
コロナなんかでこの光を消さないために。
ここから未来を変えるために。
ぜひぜひ最後までご声援よろしくお願いいたします。