ご支援ありがとうございます。心から感謝しております。
新玉旅館がしてきたそもそもの活動についてお伝えいたします。
地域猫活動という活動自体をご存じでしょうか。
私は実は知りませんでした。
3人1組になれば別府市では不妊手術(避妊・去勢手術)に定額の補助金が出て活動できます。
TNRといって野良猫を捕まえ・不妊手術(避妊・去勢)をし・元に戻す活動です。
英語の頭文字です。トラップ・ニューター・リターン
自治体によっては補助金が出ないところもあるそうです。
野良猫がゴミを荒らさないために一定の場所で餌を与え、残った餌は放置せず片付けをし、
トイレの場所も造り、自分達で処理するそうです。
そりゃー勿論そもそもの野良は違う場所ですることもあるでしょうが、まぁ減るでしょう。
猫は最大年3回出産し、1回に4~5匹子どもを生みます。
その子たちが更に子どもを生みどんどん増えていきます。
時に近親相姦もあり奇形の子が生まれたりもします。
猫が嫌いな人は地域猫活動なんてせずに根こそぎつかまえて殺せばいいと思っているのかも知れません。実際、毒餌をまく人もいれば虐待する人もいます。
けれどそもそも大昔に人間の都合で猫や犬を人間社会につれてきたのです。
(日本ではねずみ駆除のためにある時期わざわざ猫を駆除用に輸入して取り入れ奈良時代から入ってきたとのこと。それから愛玩動物としてきた歴史があると。ウィキペディア参照)
安易な殺処分をしたくないと考えだされたのが「殺さないためには増やさないこと」です。
既に生まれた子ねこはやむなく引き取りますが、時期になれば不妊手術を施し、譲渡会を開き里親探しをします。(誰かに飼われる前提の猫には不妊手術に補助金はでません。)
成猫は人間には慣れないため(または慣れても飼える人がいなければ)捕獲器で捕まえて不妊手術をして又放さざるを得ません。
その猫を地域で管理するのが地域猫活動です。
メス=左耳・オス=右耳の先をカットするそうです。(別府市は全て右耳との事)
桜の花びらの形に似ているためさくら猫とも呼ばれるそうです。
カットされていない野良猫がいたら又捕獲して不妊手術をして増やさないようにと活動されているそうです。
そういった活動を知らない方もいらっしゃいます。
(私も知りませんでした。)
そして多くはボランティアさんの自費で活動され、しかも他所からも野良猫が地域猫の餌を
求めてやってくるためきりがなく、どこも中々うまくいっていないのが実情のようです。
全国的にそういった活動をされている方もいらっしゃるようです。
個人的に何もしてこなかった私からすると本当に頭が下がります。
何もせず何も知らずに批判する方もいます。
そして野良猫の自然繁殖や殺処分を危惧しているものの、何もしない人も多いです。
というかほとんどでしょう。私もそうでした。
そして又知られていないのが誰かが猫を飼う前提で野良猫を保護したら市からの補助金はでません。譲渡予定だったとしても全て自費で賄うことが前提らしいです。
そんな中でたまたま知ったこの機会にご自分達で地道に活動をされている方のお手伝いを
したいと思い新玉旅館に連絡をしました。
女将さんはその時ボランティアの方が連れて来た十数匹の譲渡する前提の子ねこの面倒をひとりで見ており、一匹ごとに何時に何をしたか個別に記入されていました。
当時寝る時間がほとんどなかったそうです。(今もらしいですが)
子ねこの世話が落ち着いてから改めて女将さんから地域猫・保護猫活動をされてきたお話を伺い、私が今できることを先にしようと始めたのがこのプロジェクトでした。
この活動を周知するイベントを別府ビーコン夏祭り(企画段階ではコロナにより“夏休み”)に参加してするつもりでした。(実際に活動をされてきた方達をメインにして私はサポート役で)
けれどコロナによりイベントは中止。
可愛いから、可哀想だからと餌をやることを女将さん達は反対しています。
もし行動するのであれば責任を持って不妊手術をし、面倒をみる覚悟をすること、それが基本とのことです。
新玉旅館はそういった活動をずっとされて来ましたし、全国にもほとんど自費で個人だったり同志だったりで活動されている方も沢山いらっしゃるようです。
別府市にもいらっしゃるようですが今は袖を分けて活動されているようです。
そういった活動をされている方には頭が下がります。ただただ、それしかありません。
誤解をされている方が多いので本当はこういった活動自体を周知され、それを知ったうえで新玉旅館を支援しようと思ってくださることが大切なのではと感じています。
周知されてもそれ自体に批判する人はいると思いますが。
という内容をOABの取材にいらしたディレクターの方にメールしました。
今回のご報告は新玉旅館が今までしてきた活動報告と思い公開しました。
これからも新玉旅館の応援をよろしくお願いいたします。
ご支援ありがとうございます。
又ご報告していきたいと思います。
取材をする側もされる側も私達皆同じ人間です 猫も動物もまあ他も全ては同じです
パトラちゃん チャオ君と クレオ パトラ と名付けたらパトラちゃん
チャオ君はクレオという言葉に反応せず「チャオーチャオチャオチャオー」に反応してチャオ君になったらしいです。
チャオ君 もうずっと頑張って生きてきたのです
チャオ君が今楽でいられますようにと祈るしかありません
そして女将さん他の大切にされてきた方々の辛さは誰にも分らないため何も言えません
チャオ君と女将さん達が今後心安らかでありますようにとただ心から願います。
では又ご報告いたします。