こんにちは、Bisyu'sです。
朝晩、だいぶ過ごしやすくなりましたね。
ついつい、まだ夏気分で油断していると、体調を崩してしまいがちです。
お気をつけて。
今日は、『純カシミヤ本来の優しい肌触りとは・・・』をテーマにお話ししたいと思います。
暖をつつむ・スヌードとストールはもちろんカシミヤ100%の原料を使用しています。
市場にはカシミヤ100%の物っていっぱいありますよね。
特にチェック柄の織物マフラーとかよく目にするかと思います。
では、代表されるチェック柄と、Bisyu'sカシミヤ素材では何が一番違うのか?
厳密に言えば、原料品質の良し悪し、組織(織と編みに違い)等色々ありますが、撚糸回転数の違いと言う部分もかなり重要なポイントです。
撚糸とは、糸に撚り(より)をかけることです。
Bisyu'sが使用しているカシミヤ糸の撚糸の回転数が一般の織物チェック柄マフラーと比べ(有名ブランドのマフラーも同じ)約半分以下です。※正確なデータでは無いですが、一般的に。
みなさん誰もが一度はやった事があると思いますが、ティッシュでコヨリを作った時、いっぱいひねった方とひねりが弱い方、どちらが硬くなりますか?
当然ひねり=撚糸回転数が少ない方が柔らかいです。
ただ、そこで問題が出て来ます。
撚糸回転数が少ない場合は糸自体の強度が落ちます。
特に織物の場合は、織機の特性上、ピンと張って織らなくてはいけないので強度は必須です。
よって、肌触り感を良くする為、最終工程で素材表面を、アザミと言う表面がザラザラした木の実や、乾山の様な物で掻く、起毛加工をする事が多いです。
ではBisyu'sカシミヤは?
まず、原毛(原料)の時点で長い物を選別して使用しています。それにより、撚糸の回転数が少なくても程々の強度が保てます。
もうひとつ、編み地作成には、希少な旧式編機でゆっくり優しく編み上げています。
結果、起毛加工等、素材にダメージのある加工を施さなくても、柔らかくて至福の肌触りが完成します。
根本的に、一番の至福の肌触りは原毛です。
なんせ、何も手を加える事無く、天然で撚糸回転数0ですし、もちろん最高の肌触りです。
でもそれではスヌードできないので、一番原毛に近い状態を糸にし、素材にする。
そうした考えから、暖をつつむ・スヌードとストールが生まれました。
お陰様で、たくさんの皆様よりご支援を頂き、179%を達成させて頂きました。
心より感謝申し上げます。
プロジェクト終了まで、残り1ヶ月ちょっととなりました。
引き続き、ご支援よろしくお願い申し上げます。
Bisyu's