【御礼、そしてリスタート。】(10月4日追記)
お蔭さまをもちまして、なんと55日中41日も残し、
当初設定しました目標金額200万円を達成することができました。
ご支援くださいました皆さまには心より深く感謝申し上げますm(_ _)m
資金が集まったことよりも、こうしてたくさんの方が応援してくださって、完成を楽しみにしてくださって、このプロジェクトが自分一人の夢じゃなくなってきたことが何より嬉しいです。
そこで、ここからの40日間は、
【【 目標金額を500万円 】】
に設定した上で、
【今しか体験できない、茶室完成までの“過程”を、一人でも多くの方と一緒に楽しむこと】
これをテーマに全力で挑みたいと思います!
プロジェクトを知ってもらって、もし共感していただけたら、リターンを見てワクワクしてもらって、リターンに関わる作家さんや職人さん、お店の方はたくさんの方に知ってもらえて、もしかしたら商品を手にとってもらる。そして、自分の応援によって完成する面白庵に行く楽しみができる♪
そんなワクワクや喜びを一人でも多くの方にお届けできたら嬉しいです(^^)
とはいえ、引き続き資金が足りないのも現実。
集まったお金は、本来は必要だけど予算の都合で諦めていた、エアコンや炉の増設、水屋の棚、などに使わせていただき、お越しいただく方に、より快適に使っていただけるようにしたいと思います。
どうか引き続き応援のほど、よろしくお願い申し上げます。
■はじめに・ご挨拶■
突然ですが、
日本の伝統文化と聞いたらどんなイメージをお持ちですか?
簡単に自己紹介をさせていただきます。
【心が渇いたらお茶をどうぞ】
小谷一仁(こたにかずひと)
東京に生まれ、仙台をこよなく愛する38歳。
妻と小学2年生の娘がいます。
証券マンとして15年間、お客様のお金を増やしたり守ったりするお手伝いをさせていただきながら、茶道家として活動するサラリーマン茶人です。
もともと東京が苦手だった僕は、今からちょうど20年前、仙台に来ました。
と同時に、大学のサークルというかたちで出会ったのが茶道でした。友達に半ば無理矢理連れて行かれた僕は、例に漏れず、「茶道?つまんなそう。」と思っていた一人でした。
しかし、そんな茶道がいつしか僕の価値観を大きく変え、今ではもうすっかり“日常”になってしまいました。
また、高校卒業後、何の常識もなく親元を離れた僕をあらゆる面で育ててくれたのもまぎれもなく茶道でした。
そして2015年の秋、知人からの紹介で茶道に興味があるという方と引き合わせていただき、サークルのような形で教室を始めさせていただき、以来、約5年間、続けて参りました。
これまでのお茶の先生というと、
・専業でする
・退職後にする
・関係のない仕事をする旦那さんの奥さんがする
という方が多いです。
でも、証券マンとして世界中のあらゆる業界の動向に日夜アンテナを張っているからこそ、生徒さんを含む働く人たちの“今”がよくわかりますし、 客観的に『茶道のもつ力』を見ることができているように思います。
■多目的茶室【面白庵】とは■
多目的茶室【面白庵】は、家族とでも友達とでも一人でも、デートでも仕事帰りでも、誰でも気軽に立ち寄ることができて、でも行ってみるとどことなく和の魅力や美しさを感じ、忙しい日常からスッと離れることができる、そんな空間にしたいと思っています。
レンタルスペースとしては、利用者の方がお茶会等、好きなようにご利用いただけるのはもちろんですが、
さらに、不定期にはなりますが、作家さんや職人さんによるワークショップ、トークイベント等のイベントを開催し、また、いずれは、そんな作家さんや職人さんの作品を、展示・販売を通して発信していきたいと思っています。
それによって、伝統の技、作り手の想いを身近に感じていただけたら嬉しいです。
僕にやれることはごくごく限られてますが、たくさんの方のお力やアイデアを貸していただきながら、変化・進化し続けていき、皆さんと一緒に少しずつ作り上げていく。そんなお茶室になったらいいなと思っています。
そして、withコロナ時代にも対応した、リモート稽古、リモート講座等のイベントスタジオとしてもご利用いただけます。よろしければ、カメラ、三脚、照明、マイク等、配信機材もお貸しいたします。
■この【面白庵】プロジェクトで実現したいこと■
資本主義の象徴とも言える証券会社で仕事して15年。僕はこれからは『文化の時代』だと確信しています。
でもこれが資本主義社会。
人々の暮らしがどんどん豊かになり、物質的に満たされれば満たされるほどにどこか心が満たされない。だからこそこれからは『心の時代』、『文化の時代』なんだと思います。慌ただしい日常の中で少し立ち止まって、余計なもので満たされた心を一旦空っぽにする、そんな力がお茶にはあります。
お茶を喫み、一緒に非効率の中の豊かさを探してみませんか。
「杜の都」の名で知られる宮城県仙台市は「独眼竜」伊達政宗公のお膝元として栄え、今では東北経済の中心地です。
実は全国的に見てお茶が盛んな地域でもあります。
しかし今、着実に、そして急速に高齢化し、仙台茶道界は縮小していってます。
伊達政宗公は戦国大名として広く知られていますが、一方で時代を代表する文化人でもありました。古代からの文化の再興だけでなく、海外の文化や、意表をつく粋な斬新さ、を融合させた伊達な文化を仙台の地に花開かせました。
しかし近年の仙台は、どちらかというと、経済優先、東京に右へ倣えで、その甲斐あってかとても便利で住みやすい街ですが、一方で、 地域文化の振興、育成、継承といったことがあまり重要視されていないように思います。昨年出た宮城県美術館移転問題もそんな観点からの反対意見がたくさんありました。
モノやサービスの質の差がなくなった今、これから人々が、住む場所を選ぶ、旅行に行く、モノやサービスを買う上で重要なのはその土地の文化だと思います。
だからこそ、時代を越えて今再び、伝統とモダン、日本と西洋、アナログとデジタル、それらをうまく融合させた伊達な文化を花開かせたい。若い力で仙台の茶道界を再び盛り上げ、そして、このプロジェクトをきっかけとし、同様の活動を横に広げることで仙台の文化力向上につなげていきたいと思っております。
日本人が昔から持っている、季節を楽しむ心、モノを大事にする心、人を思いやる心、そして、当たり前の日常に感謝をする心、茶道はそれらを学べる最高の教材だと思います。本来であればダンスよりも、いや、むしろ英語よりも先に学校で教えるべきではないでしょうか。
そんないま、お茶のような伝統文化を身近に感じてもらうには、やっぱり気軽に体験できる”場”、誰でも集える”場”が必要だと思い、このプロジェクトを実行するに至りました。
■これまでの活動■
個人の活動である茶道教室『日々是好日』は、敷居が高いと思われがちな茶道を気軽に体験してもらいたい!という想いで始めた教室です。
30代、40代を中心に幼稚園に通うお子さんから逆にお孫さんもいらっしゃるご年配の方まで40名近い方々がご都合に合わせて参加してくださいます。
その多くの方の始められたきっかけが、
「お前みたいのがやってるなら行ってみたい」
です(笑)
最初は素直には喜べませんでしたが、つまり、若い世代から興味関心がなくなってしまったわけではなく、ただ、時代に合った「入口」がなかっただけなんだ、ということがわかったんです。
僕のような年齢で、僕のようなまだまだ未熟な人間が先生をしてはいけなかった世界。
でもいまはそんな人間だからこそ、入りやすい「入口」になれたのかもしれません。
【教室に参加された方の声】
また、教室以外にも、気軽にお茶に触れていただけたらと、様々な場所でイベントを開催しています。
中でも、不定期で開催する【BARでお茶会】は毎回とても驚かれ、喜んでいただいております。
そして、淡交会宮城青年部では、仙台市内はもちろん、塩竃市、登米町、柴田町、と県内各地で、
また、仙台七夕茶会、定禅寺ストリートジャズフェスティバル、青葉まつり、仙台光のページェント、と様々なお祭りの中でお茶会を開催し、
普段お茶をされていない市民の方々、観光客の方々にも気軽にお茶を体験していただく機会をつくって参りました。
■資金の使い道・実施スケジュール■
今回、仙台市青葉区本町のビル4階、約15坪の部屋に茶室を造るにあたり、当初、店舗の内装工事くらいに考えていました。
ところが、設計士さんに依頼してみると、茶室は内装工事とはまるで別物。さらに、設備工事や最低限必要な備品の購入、ホームページや広告媒体制作等の委託費用、となると、削りに削って、なんと2,000万円近いお金がかかることがわかりました。もちろん借金もしますが、とてもとても僕個人で出せる金額ではありませんでした。
そして追い打ちをかけたのが、このコロナ。
やめる理由は次から次へと湧いて出てきました。
でもこんなときだからこその文化の力。ここでやめたくはない。 やれることは尽くそう、と思い、クラウドファンディングをすることを決心いたしました。
でも、コロナの影響でもっともっと困っている人たちや、豪雨災害等で未だに住むところもない人たちを助けようと、素晴らしいクラウドファンディングがたくさん立ち上がる中、このような事業でクラウドファンディングをするべきかどうか、とても悩んだ末の判断でした。
ですので、ぜひそういったプロジェクトも一度ご覧になってください!そのうえでご判断していただけたらそれでいいと僕は思っています。
今回こちらでご支援いただいた資金につきましては、手数料、返礼品等の経費を除き、全額を茶室工事費の一部として使わせていだきたく存じます。
とても大きな目標金額ですが、皆さんの力をお借りして投じるこのお金の価値を最大限高められるよう、全力で取り組んで参ります。
7月に設計が終了し、現在施工業者と調整中。9月中に着工、10月末頃完成、10月末〜11月初めオープン予定です。
なお、ホームページは10月開設予定です。
■リターンのご紹介■
・ お礼のメール。
【3,000円】
・手書きのお礼状。ホームページに名前掲載。薄茶席でおもてなしor体験教室参加。
【10,000円】
・手書きのお礼状。ホームページに名前掲載&茶室に名前掲示。茶事でおもてなし。
【30,000円】
・まめいちパフェ試食会参加権
【10,000円】
・小谷一仁と行く、地元作家さんを訪ねる旅♪
【30,000円】
★茶室【面白庵】に行くのは難しい!という方には。
・手書きのお礼状。ホームページに名前掲載。仙台の有名店と開発中、オリジナルお菓子をお届け。
【10,000円】
・ガラス作家、鍋田尚男作オリジナル銘々皿をお届け。
【12,000円】
・陶芸家、氏家昂大作オリジナル銘々皿お届け。
【12,000円】
・手書きのお礼状。ホームページに名前掲載&茶室に名前掲示。お道具付きリモート茶道体験。
【30,000円】
・茶道教室『日々是好日』【初心者半年コース】(リモートコース)
【40,000円】
※今回、新型コロナウィルスの影響を考慮しまして、一度に大勢の方が集まるようなイベントは開催しないことといたしました。そのため、お茶席やお茶事でのお返しも特定の日に開催するのではなく、その方のご都合に合わせて日程調整させていただけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
■最後に■
平成の時代、僕らは欧米のモノや文化に憧れました。なんかわけもなくカッコいいんですよね(笑)
ところが、近年、僕らが憧れた欧米人たちは日本の文化に触れ、一様にこう言いました。
「Cool!」
そう、僕らがかっこ悪いと思っていた日本の伝統文化をカッコイイ、と言ったのです。
そして時代は令和に・・・初めて元号が日本の文献から引用されたことも話題になりましたよね。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」
そんな時代になるようにと。
そして、先ほども申し上げましたが、
このコロナ禍で改めて確信しました。
これからは文化の時代だ、と。
昨今何よりも優先される経済とは遠い世界ではありますが、今こそ、日本が世界に誇る伝統文化を改めて見つめ直し、次世代に伝えていくことが求められているように思います。
文化は決してお金では買えません。一朝一夕でつくれるものでもありません。
伝統、と聞くと、『守る』イメージが強いですが、
過去を学び、そこから今の時代にあった新しいかたちをみんなで探して変化していくこと。それが継承に繋がるのではないかと僕は思っております。
どうか皆さまのお力を貸していただけませんでしょうか。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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2020/11/12 22:20こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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