〈シンデレラ振付家ヨハン・コボー氏からメッセージ〉
海外からシンデレラの制作に取り組み、NBAバレエ団芸術監督久保紘一氏と素晴らしいスタッフを知るようになったことは本当に素晴らしい喜びでした。
すべてのビジュアルコンセプトが完成しましたが、東京に来て、NBAバレエ団の素晴らしいアーティストやダンサーと一緒に振付と制作を始めるのをとても楽しみにしています。
私たちが暮らすこれらの不安定な時代において、シンデレラの物語のエッセンス、彼女の夢とより良いものへの期待は、今まで以上に強く、緊急性と関連性があり、私たちは皆さんの助けとサポートを必要としています。
有名な物語や新しいバージョンのバレエを制作すること、そして今日のダンサーがこの素晴らしい創造的なプロセスに参加することは、アーティストとしての情熱だけでなく、必要性と義務でもあり、バレエの維持と発展になります。
お客様のサポートにより、私たちのビジョンを完全に実現し、それによって新しいクラシックバレエのプロダクションを実現し、このユニークで最も特別なアートフォームをさらに充実させることができます。
このシンデレラに命を吹き込み、幻想と創造性の素晴らしい世界を皆さんに示し、精神を高め、楽しませ、皆さんを動かすことに本当に興奮しています。
ヨハン・コボー
【はじめに・ご挨拶】
私たちNBAバレエ団は埼玉県所沢市に拠点をおき、1993年の創立以来30年近くにわたり様々な舞台を創り都内を中心に上演するプロフェッショナルなバレエカンパニーです。
NBAバレエ団は伝統ある古典作品はもちろん、"常識にとらわれない新しい舞台"を上演し続けております。
プロジェクションマッピングを使用した
【新制作版:くるみ割り人形】
ブロードウェイを彷彿とさせる演劇的なバレエ、
【ドラキュラ】(振付:マイケル・ピンク)
〈ドラキュラ〉
NBAバレエ団「海賊」より
世界的に有名なバレエダンサーや振付家にご参加頂いた舞台も精力的に行い、年間15回ほどのバレエ公演を上演しております。
NBAバレエ団スタジオでのレッスン風景(人数を減らしマスクを装着してのレッスン)
↓NBAバレエ団オフィシャルSNS↓
【NBAバレエの次世代のこども達育成への取り組み】
また、未来のバレリーナの才能の発掘、育成の場として、
〈NBA全国バレエコンクール〉を主催しております。
年間10回ものコンクールを開催、年間5000人もの方にご参加頂いております。
また当バレエ団の付属学校、NBAバレエスクールでは、バレエを習いたい、プロを目指したい!というこども達のため、現役NBAバレエダンサー達による後進の育成にも力を注いでいます。
【本プロジェクトを行おうと思った理由】
NBAバレエ団は2021年2月6日・7日に東京文化会館大ホールで予定をしております「シンデレラ」公演を上演し、成功させる!!
という目標のもと、皆様のご支援を頂きたく、本プロジェクトを企画させて頂きました。
この「シンデレラ」公演は世界的に有名なダンサー / 振付家のヨハン・コボー氏を招いての新制作で、1年程前からこの「新・シンデレラ」に向けて話し合いを進めてまいりました。
〈ヨハン・コボー氏〉
英国ロイヤル・バレエ団とデンマーク・ロイヤル・バレエ団でプリンシパル・ダンサーを務めた。
振付家としてはドンキホーテ、ロミオとジュリエット、ジゼル、レ・リュタン、ラ・シルフィード等振付けた。
2013年から2016年までのルーマニア国立バレエの芸術監督を務めた。
2018年のヌレエフの伝記映画「ホワイト・クロウ」でバレエ・アドバイザー及び振付を担当。
メディアにも多数出演し、アイチューンズのストリーミング配信にアリーナ・コジョカルと共に出演し、クラシック部門ダウンロード第一位になる。1999年BBCのライブ放送でロイヤル・オペラ・ハウスの再オープン祝賀会で踊る。
そして、ゲストダンサーとして英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル
フランチェスカ・ヘイワードをお迎え致します!!
〈フランチェスカ・ヘイワード〉
2011/2012シーズンにロイヤル・バレエ団に入団。
2012年 エリック・ブルーン賞受賞
2014年 新人賞受賞
2016年 グリシコ賞最優秀女性ダンサー賞受賞
2019年 英国批評家協会賞の最優秀女性タンジュ賞受賞
素晴らしい振付家や素晴らしいダンサーが関わる世界初演の「シンデレラ」を是非皆さんに観ていただきたいです!
しかしながら「シンデレラ」公演に必要な衣裳製作費が全く足りていないのが現状で、皆様のご協力を頂きたく、このプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。
本来、新作を制作する場合どのくらいの資金が必要か把握し、可能な範囲で予算などを決めていきます。
しかし今回なぜ資金が足りなくなっているのかと言うと、現在も猛威を振るう新型コロナウイルスの感染が拡大している影響があるからです。
2020年に開催予定であった、
【5/30開催予定】「白鳥の湖」
【7/18開催予定】「ジゼル」(ゲスト:ダニール・シムキン、マリアコチェトコワ)
【8/1, 8/2開催予定】「ドラキュラ」(振付:マイケル・ピンク、ゲスト:平野亮一、サラ・ラム)
以上の公演が新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止を余儀なくされました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により
・上記3公演が中止になってしまった事
・NBAバレエ団主催コンクールの開催も延期になってしまった事
これらの影響により、バレエ団としての収入がほぼゼロになってしまっているのが現状です。
現在はバレエ団の維持費(スタジオの維持費、倉庫の維持費、スタッフ人件費など)を捻出するのが精一杯で、本来「シンデレラ」公演に充てるはずだった資金も、今はバレエ団存続の為の資金に回しております。
その為、「シンデレラ」の衣裳に充てられる資金が無くなってしまっています。
それでも「シンデレラ」公演を上演し成功させたいという想いから、今回NBAバレエ団として初めてのクラウドファンディングを立ち上げさせて頂きました。
本公演の衣裳やセットも0からの制作となっており、
ぜひとも皆さまには本プロジェクトのご支援を頂き、共にこの舞台の制作の段階から「新・シンデレラ」を作り上げていけたら・・・!と考えています!
〈公演実施スケジュール〉
NBAバレエ団新作「シンデレラ」
日時:2021年2月6日(土)17時開演予定 〈フランチェスカ・ヘイワード出演予定日〉
2月7日(日)14時開演予定
(開演時間やゲストダンサーはやむを得ず変更になる可能性もございます。)
場所:東京文化会館大ホール
振付:ヨハン・コボー
【このプロジェクトで実現したいこと】
この新作「シンデレラ」は
「バレエを習っている一人の女の子の夢物語」で、伝統的なクラシックスタイルは踏襲しながら、シンデレラというおとぎ話と愛の物語をより暖かくユーモアあふれるものにし、人の心を動かす新しいクラシック・プロダクションです。
そして新作「シンデレラ」は舞台装置や衣裳など0からの制作ですが、舞台デザイナーと振付家ヨハン・コボー氏との話し合いの中で着々とそれらの構想が練り上がっています。
これはその中の一部ですが、舞台美術の原案です。
ここからまた話し合いの中で変わる可能性もありますが、今までにない「シンデレラ」をお見せできると思います。
〈シンデレラ舞台美術案〉
また、衣裳のデザインも出来上がってきています。
シンデレラや王子、姉妹など個性豊かなキャラクターにピッタリな衣裳になる予定です。
〈シンデレラ衣裳案デッサン〉
この様な未曾有な状況の中、それでもやはり新作バレエを上演したい・・・
そう願うのは、NBAバレエ団はこのような状況に負けず、前へ進み続ける姿勢を、全国のバレエを愛する皆様にお見せし、そして“コロナに負けない!NBAバレエ団の新しいバレエ”を皆様にお届けしたいと強い想いがあるからです。
そしてまだ誰も観たことのないこの「シンデレラ」を上演し、皆さんと一緒にこの感動を分かち合いたいからです。
このような想いから、「シンデレラ」公演を上演し、成功させたいという信念のもと、今回NBAバレエ団として初めてのクラウドファンディングを立ち上げさせて頂きました。
【資金の使い道】
具体的に「シンデレラ」を上演するにあたり、
・舞台製作費 / 1700万円
・衣裳製作費 / 600万円
もの費用を要します。
文化庁からの助成金もありますがそれでは足りず、本来衣裳製作費に充てられるはずだった資金もバレエ団運営費に回している為、現時点で衣裳製作費に充てられる資金がほぼありません。
すでに「シンデレラ」の衣裳デザインが出来上がっていますが、衣裳製作費に充てる予算が無いなかでそれでも素敵なものをお見せしたいと言う想いから、すでにNBAバレエ団が持っている衣裳をリメイクし出来るだけお金が掛からない方法は無いか試行錯誤しております。
それでもやはり衣裳に充てられる資金がどうしても足りません。
バレエは総合芸術であるので、舞台装置、衣裳、オーケストラ、ダンサーなど、どれか一つでも欠けてしまうと感動して頂く舞台が創れません。
是非皆さんに「シンデレラ」の衣裳製作費のご支援を頂き、一緒に舞台を創り上げていければ幸いです。
そして皆さんのご支援と想いの詰まった舞台を上演し、共に喜びを分かち合えたら・・・と願っております。
〜応援コメント〜
2017年、NBAバレエ団「HIBARI」にてナレーターでご参加頂き、「リトルマーメイド」では日本語吹替などをご担当され、NBAバレエ団と関わりがございます綿引さやかさんより応援コメントが届きました!!
綿引さやか
〈応援コメント〉
NBAバレエ団さんは、妥協することなくバレエの芸術性を追求しながら、バレエ団の皆さまの溢れる情熱と愛によって、楽曲や映像、ナレーションなどを取り入れたバレエの域を遥かに超えた新しい作品を次々と魅せてくださる素晴らしいカンパニーです。
バレエもミュージカルもコンサートも演劇も、舞台の上からだけでなく客席の皆さまからも“いきいきと生きる力”をいただいて、お届けして、繋がりあっています。
同じ日に同じ場所で、同じ時間を共有した人たちの繋がりによって生まれる力。それが実演芸術の魅力のひとつだと思います。
今、あまりにも大きく立ちふさがっているこの困難を乗りこえるために、大切な人たちを守るために、人との繋がり方をはじめあらゆることが制限されています。それはとても寂しいことだけれど、とても重要なことでもあります。
同じように、壁を乗り越えながら前に進むこと、大切な人たちに笑顔を届ける方法を考えることもまた、とても重要なことだと思います。慎重に、安全に。そして心から安心して。
一日も早く世界中の誰もが、すべてのエンターテインメントを楽しめる日が来ますように。
一日も早く世界中の誰もが、なにも気にせずおもいっきり表現できる環境が戻ってきますように。
祈りと願いを込めて。
綿引さやか
〜経歴〜
2013年『レ・ミゼラブル』にてアンサンブルからエポニーヌ役に抜擢。主な出演作に「リトル・マーメイド」「Beautiful」「Jersey Boys」等。ミュージカルをメインフィールドとしながら、自身のソロライブや「リトル・マーメイド・イン・コンサート」等コンサートでの活動も積極的に行っている。近年では、ロサンゼルスのHollywood Bowlで開催された「Beauty and the Beast in concert」、「THE LITTLE MERMAID AN IMMERSIVE LIVE-TO-FILM CONCERT EXPERIENCE」に唯一の日本人として出演、また、スウェーデン王国にてスウェーデン国王・王妃両陛下の前で歌唱を務めるなど海外へも活躍の場を広げている。
〜NBAバレエ団プリンシパルからのメッセージ〜
峰岸千晶
〈皆様へのメッセージ〉
私達バレエダンサーは舞台で踊り表現をし、それをお客様に観ていただくことが1番の幸せであり、そのひと時の為に日々練習に励んでいます。
新型コロナウィルス感染拡大の影響により予定していた公演が相次いで中止になってしまった事は本当に残念でなりません。しかし私達はまた舞台に立てる日の為に常に前を向き、自粛期間中も毎日欠かさず自分自身と向き合いトレーニングを重ねて参りました。
2月に予定しておりますシンデレラは新制作となります。中止になってしまった公演の分まで想いを込めて、私達の舞台を楽しみに待って下さっている方々の為に、夢と希望に溢れた最高の舞台を作りあげたいと思っております。
私達の想いに賛同し、ご支援頂けたら幸いです。
〜経歴〜
6歳よりクボバレエアカデミーにてバレエを始め、久保栄治、陽子に師事。また、特別講師として、ナディア・チホーノワ、マーティン・フリードマンより、ワガノワメソッドを学ぶ。
米国コロラドバレエ団にて1年間研修をし、数多くの舞台に出演。帰国後NBAバレエ団に入団する。
主な出演作品は、ニジンスカ版「ラ・フィユ・マルガルデ」リーズ、ヴィハレフ版「コッペリア」スワニルダ、「くるみ割り人形」金平糖の精、クリストファー・ウィールドン振付「真夏の夜の夢」ティターニア、「ドン・キホーテ」キトリ、マイケル・ピンク振付「ドラキュラ」ミーナ、マーティン・フリードマン振付「ロミオとジュリエット」ジュリエット、久保紘一版「海賊」メドーラ等。
コンテンポラリー作品では、トワイラサープ振付「NINE SINATRA SONGS」、遠藤康行振付作品、中村恩恵振付作品、船木城振付作品、キミホ・ハルバート振付作品、平山素子振付作品等に出演。
【最後に】
〈NBAバレエ団芸術監督からのメッセージ〉
皆様こんにちは。
NBAバレエ団芸術監督の久保紘一です。
私たちにとって文化、そして芸術とはなくてはならないものです。
人の可能性、想像力の豊さは無限大であって、そこに制限はないのだと気付かせてくれ、癒し、解放感、そして達成感を与えてくれるものだと思います。
今回の新型コロナウイルスの感染防止策の影響により、バレエ公演はもとより、演劇、コンサート、伝統芸能、スポーツなどあらゆるイベントが中止、あるいは延期を余儀なくされました。ダンサーも収入源を絶たれ、また彼らの活動の受け皿となっているバレエ団も存続の危機に直面しています。
どうか皆様にお力添えをいただき、文化芸術の灯を、そして明日の私たち一人ひとりの心を共に守ってゆく事ができればと願っております。
何とぞ、趣旨をご理解いただき温かなご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
〜経歴〜
・16歳にて、世界最高峰と言われる、モスクワ国際バレエコンクールにてトップの成績を獲得。
・ボストンバレエ団のゲストダンサーなどを経てコロラドバレエ団のプリンシパルとして迎えられる。以降20年同バレエ団でプリンシパルとして活躍。
・「ドン・キホーテ」「ジゼル」「くるみ割り人形」「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」等、殆どの古典の全幕作品、バランシン作品、有名振付家による創作作品のタイトルロールを踊った。
・2012年NBAバレエ団 芸術監督に就任
・2015年文化庁芸術祭新人賞を受賞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る応援コメントが届きました!
2020/08/19 17:01沢山の温かいご支援をいつもありがとうございます。本日、ミュージカルを中心にご活躍中の綿引さやかさんから応援コメントが届きました!綿引さやかさんは、NBAバレエ団「HIBARI」公演でナレーターとしてご出演されたり、「リトルマーメイド」公演では日本語吹替をご担当されたりと関わりがございます。本文に応援コメントを掲載致しましたので、是非ご覧ください。 もっと見る
プロジェクト成功致しました!
2020/08/12 21:41皆さまに沢山のご支援を頂き、『コロナに負けない!NBAバレエ団新作公演「シンデレラ」を成功させたい!!』のプロジェクトが目標金額を達成致しました!!本当にありがとうございます!!心より感謝致します。ページ公開は9月25日(金)までですが、今後ご支援頂いた分はまだまだ足りていない衣裳製作費に引き続き使わせて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。NBAバレエ団 もっと見る
コメント
もっと見る