食料危機が来たらどうしますか?
突然ショッキングなご質問申し訳ありません。ただし、ふざけている訳ではありません。今回のコロナ禍も誰が予想してたでしょうか?食料危機はすでに警告されている話しです。
日本は「自給率38%」残りを「海外依存」しています。
そして今回のコロナ禍により、まだ一部ではありますが、輸入制限・風評による買い占め等による品薄(ホットケーキミックスやたこ焼き粉がスーパーに入荷しなかった)がおこったり、パキスタンではバッタの大群による被害で食料供給危機に直面しています。
いつ終息するかいまだ見えないコロナ禍で、長引けば各国”自国ファースト”に立てば、どこで食料供給が停まるか、わかりません。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
新型コロナウイルスの影響を受けて、観光業/飲食業の営業自粛に伴う消費は激減、農畜水産相場は大きく下落、出荷量も激減し、この1-2ヶ月でこれまでにない経営危機に直面しています。
昨今言われている、生産者の高齢化による農畜水産業界の危機に拍車をかけ、せっかく新規参入人口が増え始めた若手生産者も打撃を受けています。
方や消費者も近年叫ばれている”食の安全”、コロナでの自宅待機によるスーパーの買い占め、輸入に頼っている東京のスパー等に品薄感(生産者側では行き場がない商品があるのに。。。。)等、生きていくうえで最も重要な食に対する危機感があると思います。
そこで、どんな人がどんな風に育てた米なのか、野菜なのか、肉なのか生産者の顔を見て、自分が応援したい、信頼できる生産者から直接購入が出来るサイトを立ち上げるプロジェクトです。
同じ業態のサイトもありますが、本プロジェクトの発起人は生産者で、共感し、現状に危機感をもつ同志生産者が中心となって、生産者目線でのサイトを作ります。
生産者だから分かる『安心安全な生産者』を消費者に繫げる
為のサイトです。
また、消費者の皆さんにより近くに農業を感じてもらうために、農法・生育過程も発信しながら応援頂く
”マイ農家”
制度を取り入れます。あなた専用の農家を持つ事ができます。
米はAさん、野菜はBさん、お肉はCさんと専用の農家を作り、食生活を充実させましょう。
そして、”マイ農家”制度を活用して、
若い生産者も応援して育ててもらえませんか?
”マイ農カー”は佐賀県の生産者からスタートし、九州内の生産者限定の特別な厳選生産者を増やしていきます。
自己紹介
発起人生産者
山下牛舎代表 山下秀弥
はじめまして、発起人の山下秀弥です。このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
私は家業である畜産業を33歳で本格的に始め12年目の佐賀牛(黒毛和牛)を肥育している畜産農家です。子牛を2 年間手塩にかけて育てています。
私は農家を初めてまだまだ10年余りですが、やっている中で、農業を取り巻くさまざまな問題があることを感じました。
命の源である「食」を担うという責任感の下に、小規模の畜産農家は休みも取れず365日働いています。
田畑で作物を作っている人は日々自然と闘い、体に鞭を打って農業をやっています。
その平均年齢は67歳です。
そして、需要と供給が崩れた食物は行き場を失い廃棄されます。
今回のコロナ禍がまさにその状況で、10年以上かけて改良を加え佐賀牛の基準になるようにブランディング努力もし、子牛から約2年間手塩にかけて育成してきた牛が”今”行き場がなくなっています。
今も育っています。
経済ももちろん大事ですが、根本は命あっての事だと思うのです。食が無くなれば生きてゆく事さえ出来ません。
だから生産者が直接消費者とつながる事が大事だと思いました。
誰もが想像しなかった状況、だから生産者と消費者を直接結びつけたい、また、若い生産者、今から始めたい人も安心して始められるプラットフォームを構築したいと思いました。
そしてなにより、
生産者自身の私が、生産者の目線で立ち上げないといけないと決断しました。
そこで、数年前からIT関連のサポートをしてもらっている稲田君に相談したところ、共感・賛同してくれて今回のプロジェクトを一緒に立ち上げる事になりました。
賛同応援者
RASPBERRY WORKS代表 稲田諭
はじめまして、稲田諭です。
私は、普段から農産物や農産加工品のブランディング、また生産者の方のふるさと納税やECサイトへの参入サポート等の仕事をしています。
今回そんな関係で知り合い、業務サポートはもちろん、プライベートでも現状の事や、将来の事など、いろいろと話している山下さんから相談を受けて、最近自分でも考えていた事、また、やりたい事も織り交ぜられるし、
「これだ!!」と思い、
是非一緒にやりたいと思いました。
私自身異業種ではありますが、ここ数年農業生産者の方々と多く関わらせて頂き、自分の中で思っていることがありました。
「自給率38%」「食糧海外依存」「日本人の原点に帰る」
やや終息の向かってるかに見える新型コロナも、いつ第2波・第3波が来るかもしれない。
私自身では「ベランダ農業プラットフォーム」「1億総農家」等の構想を考えていますが、すぐという訳にも行かないので、今回山下さんからお話を頂いたときに
「そうだ!まず消費者の皆さまに自分専用の”マイ農家”を持ってもらおう!」
と思いました。
”マイ農家”を持つ事により、生産者は今までは購入者の顔が見えなかったが、直接感想や意見を聞くことが出来、励みや生産の参考に出来るし、一部にはなりますが、景気・状況にあまり左右されずに一定量を適正価格で販売出来ます。
購入者もこんな人がこんな方法で作ってるんだと生産者の顔を見ながら安全確認・安心も出来、いいものを安く手に入れる事が出来る様になります。
PtoC(Producer to Consumer) 生産者から直接消費者へ、WinーWinの関係を作ることができます。
私だけではなく、生産者、知り合い等多くの賛同を得ている、今回のプロジェクト。
是非あなたも
”マイ農家”を持ちませんか?
”マイ農家”を育てませんか?
賛同応援者
山下秀弥の同級生で佐賀出身のタレント はなわ
こんにちは!はなわです。
同級生であり、我が家の大量に消費される「食」の「お米」「お肉」などでお世話になっている山下くんが、今回「生産者」と「消費者」を直で繋ぐECサイトを作るということで、
本当に素晴らしい取り組み!
だと思います。
本当に今、農家の皆さんも大変な状況だと思います。
佐賀には素晴らしい、「お野菜」「お米」などいろんな物
がありますので、その素晴らしいお味を味わって欲しいと僕も思っていますので、
応援させてもらいたい!!
と思います。よろしくお願いします。
賛同応援者(あいうえお順)
稲冨毅 EDDIEBOND 代表
小林浩司 農業
小林広和 ㈱和 代表取締役
武富直樹 農業
中野星次 ㈱佐賀新聞社 編集本部メディア局コンテンツ部長
東島豊 ㈱ファクトリー 代表取締役
古川 裕紀 佐賀県議会議員
山本健太郎 旬工房あぐらん オーナーシェフ
プロジェクトの内容
”マイ農カー”について
”マイ農カー”ECサイトの基本コンセプトは
生産者の方と購入者のマッチング
にあります。
”マイ農カー”は生産者が推薦できる生産者を消費者に紹介して、Win-Winの関係を築くマッチングをし、安心・安全な生産物を“⽣産者直送”でお届けするECサイトです。
「物=品質」はもちろん、「人(生産者)」と「人(消費者)」のつながりを大切にしています。
・生産者は自由に自分が決めた価格で商品を出品でき、消費者は気に入った商品を気に入った生産者(=マイ農カー)から購入する
・生産者は生産過程を公開(ブログ・投稿)して、応援者(消費者)を募る事が出来る
・消費者は生産者の活動・商品を見て”マイ農カー(お気に入り生産者)”登録でき、投げ銭システムで”マイ農カー”を応援できる。
・消費者-生産者はもちろん、消費者-消費者・生産者-生産者のコミュニケーションの機能があり、消費者同士の情報交換(推し”マイ農カー”等)、消費者から生産者への質問・感想、生産者同士の情報交換(ベテラン農家への新米農家からの相談)が出来ます。
”マイ農家”に登録すると「種まきましました~!」とか「収穫しました~!」とか四季折々に報告が入ります。「もうすぐ○○が収穫か~」とか楽しみが増えます。
また、通常の販売数、口コミによる★評価だけではなく、マイ農家登録数や推し農家情報を掲載して、ユーザーさん同士の横繋がりコミュニティーも考えています。
それと生産者の方を経験年数に応じて、初心者・中級者・ベテランさんを分かるようにします。
例えば、若手生産者は形が悪かったりするけど、一生懸命いいものを作ろうとしてるのを見ておひねり的な応援機能(投げ銭機能 リターン商品あり)がありますので、若手生産者を応援して育ててください。もちろん、中級者・ベテランさんの応援もよろしくお願いします。
キーワードは #マイ農カー
将来「私のマイ農カーは、お米は○○さん、お野菜は○○さん、お肉は○○さんだよ。あなたは?」という会話が溢れることを楽しみに#マイ農カーを広げたいと思います。
今は便利なので、大手スーパーで全種類いっぺんに食品を買われる方が多いと思いますが、昔は馴染みの米屋さん、八百屋さん、お肉屋さんで買っていたと思います。
もちろん、適した配送方法でお手元にお届けしますので、食にこだわりを持って是非#マイ農カーをいっぱい登録してください。
佐賀県(九州)の農畜水産物
九州外の知り合いやお客様と佐賀に限らず、他の九州で食事したら必ず「やっぱり九州は何を食べても美味しいですね」と言っていただけます。
農畜産物はもちろん、魚介類も豊富です。自然豊かで、良好な気候で育った九州のお米・野菜・お肉・果物を是非ご堪能下さい。
佐賀米
佐賀米は、日本穀物検定協会による2019年産米の食味ランキングで最高評価の「特A」に選ばれた「さがびより」(10年連続)、「夢しずく」(3年連続)をはじめ、「さがひのひかり」「七夕こしひかり」「上場こしひかり」「天使の詩」「たんぼの夢」と多くのブランド米があります。
牛肉
全国に約150程ある「○○牛」といった牛の銘柄の中で、全国トップクラスの高品質の牛肉として安定的に供給できる産地が佐賀です。
その佐賀管内肥育農家で飼育された黒毛和種であって、(社)日本食肉格付協会の定める牛取引規格の最高の肉質である「5」等級および「4」等級のBMS「No.7」以上を「佐賀牛」と呼び、それ以下を「佐賀産和牛」と分けてブランド化されています。
また、佐賀県伊万里市で飼育された黒毛和牛の「伊万里牛」があります。
自然豊かな伊万里の緑の山々や、澄みきった水、空気に包まれた最良の自然環境のもとで、飼育された「伊万里牛」は、肉質がきめ細やかで柔らかく、色は鮮やか、脂肪の質も抜群で、甘みと風味がたっぷりです。
豚肉
人気急上昇中の3品種のブタを掛け合わせた三元豚のさくらポーク。その中でも特に人気があるのが「肥前さくらポーク」。
徹底した飼育管理のもと、佐賀県の大自然の中でじっくり育てられた「肥前さくらポーク」は、生産者が自信を持ってお届けする逸品です。
その特徴は、豚肉独特の臭みが少なく、肉のきめが細かいソフトな食感。また、じっくりと育てるため、肉色は鮮やかなさくら色の豚肉です。
また、多良岳山系の中腹、有明海を見下ろす(黒金)地区の永渕ファームリンクが育成している、数々の賞を受賞している「金星佐賀豚」は、ドリップが出にくく、脂身がギュッと締まった肉質は高品質できめ細かく、口に入れると豚肉が持つ旨味が口の中に広がります。
鶏肉
「骨太有明鶏」は、全飼育期間、カルシウムを豊富に含んだ有明海産中心のカキガラや、抗菌性物質を含まないオリジナル飼料で飼育された高品質の若鶏で、徹底した衛生管理の中で短時間処理。さらに室内、輸送庫内の低温管理で鮮度の良さを持続させ、新鮮さと美味しさにこだわっています。
また、ほどよい食感と豊かな風味を持つ「みつせ鶏」があります。フランスの優良肉用鶏を系譜にもち、植物主体の独自配合飼料で育てられたみつせ鶏は、深い味わいとほどよい弾力のある肉質が特徴です。
そして、厳選した佐賀・長崎の16農場と契約して、安心品質を実現しているブランド鶏「ありたどり」があります。飼料にもこだわりを持っていて、「ありたどり」には90%以上植物原料飼料とケルプ混合発酵飼料(ケルプとはハーブの1種として認められている昆布の事)を与えています。その為、鶏肉特有の臭みも無く美味しいです。
佐賀産魚介類
佐賀県は、北には対馬海流が流れ込む「玄界灘」、南には栄養分が豊富な内海「有明海」に面しています。
外海の玄界灘では全国的に有名な「呼子の活イカ」や、知る人ぞ知るウニの中のウニといわれる「ウニ」や「マアジ」「アワビ」「ヒラメ」「クマエビ」などの豊富な魚類がとれ、干満差が約6mあり、干潮時には沖合い5~7Kmまで広大な干潟が広がる有明海では、「アゲマキガイ」「アサリ」「ウミタケ」「シャコ」「ガザニ(ワタリガニ)」などや「ワラスボ」「ムツゴロウ」などの珍魚も豊富です。
佐賀海苔®
有明海といえば、全国的にも有名で、生産量、販売額ともに日本一を誇る佐賀海苔®。その秘密は、奇跡の海といわれる有明海にある。「九州最大の筑後川をはじめ、六角川、塩田川など数多くの河川が流れ込む有明海は、山からの栄養をたっぷり含んだ水が、最大6mという日本一の干満差によって海水と混じることで、海苔作りに最適な塩分濃度となるからです。
佐賀産野菜
生産量全国2位の「アスパラガス」「れんこん」「玉ねぎ」をはじめ、「麦」「大豆」「トマト」「とうもろこし」「ほうれん草」など、豊富な種類の野菜を栽培しています。
ブランド野菜も豊富にあります。
佐賀県産 くだもの
佐賀生まれの品種「さがほのか」、全国一の生産量を誇る「ハウスみかん」、「巨峰」「シャインマスカット」などのぶどう、トンネル栽培の「幸水」など、いろいろな高品質の果物が栽培されています。
ほんの代表的な生産物を紹介しましたが、まだまだ紹介しきれない、こだわって生産されてる生産者の方がたくさんいらっしゃいます。
”マイ農カー”では、そんなこだわり生産者をより多く紹介したいと思いますので、応援よろしくお願いします。
プロジェクトの展望・ビジョン
一次産業の現状
まずは一次産業を、ということで「農業」「漁業」の調査結果を見たところ、世界的には一次産業の生産量が伸びている一方で、日本の一次産業は横ばい、または低迷している現実を実数で確認することができます。なんせ自給率38%ですし。
生産者高齢問題が一つの背景としてありますし、新規小規模ではなかなか成り立たず、農業離れが主な要因です。
その中で若手生産者人口は増えているという調査結果もあります。
根本的な一次産業の現状で、追い打ちをかける今回の新型コロナ。生活もですが、食についてもアフターコロナの世界を見据えた構造を考えないといけないと思います。
今はロシア等一部の国が食料の海外輸出規制を行って、まだ日本に影響は少ないですが、新型コロナの第2波・第3波、今後それ以上の脅威が来た場合、他の国も食料輸出規制を行わないとは限りません。
生きるために絶対必要な食の確保を行う必要が各自にあります。
そのためにも、生産者自らが推薦する生産者から、品質の安心・安全、供給の安心を確保してください。
そして”マイ農家”を持ってください。
お届けについて
クラウドファンディング期間終了後に生産者から適した配送方法にてお届けします。
まずは生産者自慢の商品を買って応援よろしくお願いいたします!
資金の使い道とスケジュール
本プロジェクトはALL-in方式で実施します。
費用は商品の購入費用と発送費用、そして残りをECサイト”マイ農カー”構築費用に当てられ、目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターン品をお届けします。
<スケジュール>
8月~9月 クラウドファンディング(60日)
8月~9月 発送準備
10月~ 順次発送
7月~10月31日 ”マイ農カー”サイト構築
11月1日 ”マイ農カー”サイト公開
最後に
最後までページをお読みいただき、ありがとうございます。今回は新型コロナによる影響を受けた生産者から声をあげ、それに賛同してくれた同業他社の方、そして、賛同してくれた仲間のおかげで、プロジェクトを立ち上げる事が出来ました。
現状皆さんも大変だと思いますが、食を支える生産者も厳しい現状にあります。ただ、この先も生きていかねばならないので、現状の手助けとアフターコロナの如何なる状況でも左右されにくい構造の構築を是非一緒に考え、
一緒に新しい未来に向かいましょう。
#マイ農カーを合言葉に、確保も含めて食の安全・安心を作っていきましょう!
よろしくお願いいたします!!
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る