2020/08/24 08:59

みなさんこんにちは。税務課の河﨑と申します。

7月4日未明の豪雨災害からあっという間に1ヶ月がたち、気が付けば8月も下旬になりました。豪雨災害発生から1~2週間は雨天が続き、不安な毎日を過ごしていましたが、7月末には熊本も梅雨明けし、最近は連日猛暑が続いています。熱中症にならないよう注意しながら復旧・復興の業務やボランティア活動等に取り組んでいるところです。

さて、今回の豪雨災害に際し、当課では住家の浸水被害に対するり災・被災証明書の発行業務を担当しました。り災証明書と被災証明書の違いは、住家の被害に関することはり災証明書、住家以外の被害に関することは被災証明書として発行されます。

り災証明書については、住宅の被害状況の調査を行い、全壊、大規模半壊、半壊、準半壊、一部損壊の5つに評価に分類します。

本町では8月14日時点で130件の浸水被害が確認されており、うち床上浸水が65件(大規模半壊13件・半壊51件・一部損壊1件)、床下浸水は65件となっています。

被災証明書については、同日時点で34件の被害が確認されており、車や納屋、倉庫及び保管されていた農機具や飼料等、多くの被害が確認されています。

これらの状況を受け、被災された方々の負担が少しでも少なくなるよう、錦町税及び国民健康保険税災害減免条例に基づき、被災者の税金の減免の準備を進めており、今月(8月)末から減免の申請受付を開始する予定です。

その他にも、県税の減免のための関係書類発行のサポートなど、被災された皆さんが一日も早く穏やかな生活を取り戻すことができるよう、引き続き、税制面でもできる限りのサポートを行ってまいります。

最後に、皆様からの温かいご支援に心より感謝申し上げます。人吉球磨地域の復興にはまだまだ多くの時間がかかると思いますが、1日でも早く元の状態に戻るよう協力、助け合いながら業務に励んでいきたいと思います。