今日は一転、梅雨空に逆戻り。
湿度も上がってきたので日々の音楽探究も無意識に湿気を取れるような音楽を探してしまいます。それが番組のオンエアのタイミングでシンクロすると最高なのですが。次回オンエアの天
気はどうなるでしょう?
さて、コラボレイター紹介3人目です。現在はNYを拠点に欧米、そして東京で獅子奮迅の活躍をみせる日本人フォトグラファー、TAKAY (タケイ)。ちなみに本名は竹井さんではありません。姓名ともに似たような発音になるので海外でそう呼ばれるようになったのが由来でしょう。
僕はタケって呼んでます。
知り合ったのが90年代なかば。当時の僕のガールフレンドのお友達のボーイフレンドとして紹介されたのが最初でした。荒削りながら印象に残るモノクロームの作品を見せてくれた日のことを今も覚えています。
それからしばらくしてNYに行くと相談を受けたのですが、当時自分は
「クリエイティヴはロンドン!」
と強く信じていたこともあり、
「友人も含め、たくさん頼りになる人がいるからロンドンにするべき」
と彼を説得しました。今思うとかなり強引でしたね。
そうして彼のロンドンでの生活がスタート。サイモン・テイラー、そしてサイモンとのプロジェクトのパートナーで一足早く渡英していた丸城武くんに紹介しました。そのタイミングが先日お話しした『3rd Perspective』の撮影のタイミングで、タケはそのセッションにヘルプとして参加してくれました。
それが縁となり、彼はセッションに参加していたノーバート・ショルナーのアシスタントとなり、経験を積み上げなら活動。”光のタケ”としてロンドンではその名を知られる存在になっていきました。U.F.O.をはじめソロになってからの写真も彼と幾度もセッションを重ねました。
その後の活躍は皆さんが知る通り。現在来日しているのも、この春彼が刊行した尊敬する日本人デザイナー、山本耀司氏の衣装を身に纏った被写体たちを独自のモノクロームの世界で表現した写真集「Fluence: The Continuance of Yohji Yamamoto」とその写真展の開催に合わせたもの。
(C) TAKAY
番組は東京に来るたびに聴いてくれていて、それで彼が手がけるムーヴィーに楽曲を選曲するようなリモート・セッションを行っています。
今回はプロジェクトのために最近増えてきたカラー作品を提供してくれました。
プリントも8月1日からのアート展に出展されます。
なお、このモチーフのTシャツのみ、Sサイズを制作します。
毎日たくさんのサポートとメッセージありがとうございます。
引き続き応援よろしくお願いします。