クラウドファンディング終了まで9日。
今日は「TOKYO MOON」の思い出バナシ。
スタート当初は長さが30分だったこともあり、音楽とライフスタイル情報を平行して紹介するような番組でした。心の趣くままに大人が観るべき映画やアート展などをランダムにフィーチャーするような。
そのなかでも特に思い出深いのは、都市生活者の移動において重要な役割を果たしてきた首都高速道路の大改革と言える首都高速中央環状線の建設、とくに2010年春の大橋JCT - 西新宿JCT間の開通を取り上げたことです。東京北部に暮らす僕にとって板橋方面から山手通りの下を通るトンネルで渋谷の手前にある富ヶ谷まで直線で移動出来るというのはノーベル賞を授与するに値するほど画期的な出来事だったわけです。
しかもその開通前の高速道路を歩くことが出来たのですからその興奮は今も身体に残っているくらい大きいものでした。
実際一般公募で集まった見学者とともにこの開通を象徴するランドマークの大橋ジャンクションの内部を歩いたときは感慨深いものがありました。これまで1時間近くかかっていた車移動の時間がときに1/3以下になるわけですから。
おそらく高速道を歩いたDJは日本で初めてだったかもしれません。道路公団の方にインタビューしたのも。
このときのリポートは今もウェブマガジン「OPENERS」に残されています。
大げさでなくリアルな都市情報を紹介することが出来たという自負が今もありますので是非
読んでみてください。コチラからどうぞ。