Title : Through the field beyond the trees by Amane Murakami
2020.8.23 410×318 F6 acrylic on canvas
クラウドファンディング・プロジェクト終了まで7日。
昨日の放送について何人かのリスナーの方から夏の終わりを感じたとtweetとメッセージで感想をもらいました。実は昨日の選曲のコンセプトは「夏のおわりのはじまり」だったのです。
二十四節気で8月23日は処暑(しょしょ)のはじまり。厳しい残暑も和らぎ、朝夕は涼しさも感じられるタイミングなのです。番組は生放送ではないのですが、オンエアされる日の天気や日の入り時刻などを見て選曲することが多いです。夜を感じさせている割には作業はお昼間にしていたりするのですが。
番組は耳の肥えた皆さんが多いので、こちらの流れの意図や繋ぎに対して絶妙なコメントや解説をもらうので僕の出る幕はありません。素晴らしいコンビネイションです。
前半のメロウな流れは自分があたかも心地よい風が吹くビーチできらめく水面を眺めているイメージ。そして終盤のボサ&サンバは終わりゆく夏へのオマージュとして選曲しました。それはリオだったり、ブライトンだったりコート・ダジュールだったり、ここではないどこか。
コロナ禍でで夏のリゾートも諦めざるを得なかった今年、せめて気持ちだけでも南国気分に。
リターンにある「南国夏休み」へのプロローグかもしれません。
そして今回からアート展のプロデューサーの1人であり、アーティストとしても作品、そしてライヴ・ペイントと三面六臂の活躍をみせる村上周さんから、毎週「TOKYO MOON」を聴きながら受けたインスピレイションをもとに1つの作品を発表していきたいと申し出をいただきました。
1作目は昨日の番組の2曲目のAndrew Wasylykの楽曲からインスピレイション受け制作したそうです。タイトルはWasylykの昨年のアルバム「The Paralian」のオープニング・トラックだそう。スタートから素晴らしいです。
これから楽しみが増えました。
引き続き応援よろしくお願いします。