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熊野筆 創業120周年の伝統を伝えたい @仿古銘筆 houkodou

創業明治33年広島県安芸郡熊野町にて筆づくりを始めました。コロナの影響で発生した空き時間を倉庫の整理にあてた所、歴史あるラベルや準レギュラーを発見。今では作れないものもあります。この貴重なものを興味ある方々の元へお届けしたいと思いクラウドファンディングならではのセットをご用意させていただきました。

現在の支援総額

1,374,800

137%

目標金額は1,000,000円

支援者数

146

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/13に募集を開始し、 146人の支援により 1,374,800円の資金を集め、 2020/09/23に募集を終了しました

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熊野筆 創業120周年の伝統を伝えたい @仿古銘筆 houkodou

現在の支援総額

1,374,800

137%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数146

このプロジェクトは、2020/08/13に募集を開始し、 146人の支援により 1,374,800円の資金を集め、 2020/09/23に募集を終了しました

創業明治33年広島県安芸郡熊野町にて筆づくりを始めました。コロナの影響で発生した空き時間を倉庫の整理にあてた所、歴史あるラベルや準レギュラーを発見。今では作れないものもあります。この貴重なものを興味ある方々の元へお届けしたいと思いクラウドファンディングならではのセットをご用意させていただきました。

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はじめに・ご挨拶

仿古堂は明治33年創業。お陰様で今年120年を迎えます。

初代井原東により広島県安芸郡熊野町に筆製造を開始したことから当社の筆づくりの歴史が始まりました。


二代井原思斉は、沢山の文人たちと交流がありました。

世界的有名な棟方志功画伯(筆菩薩:絵画上)、現代書道の父 比田井天来先生(写真上)を始め多くの方との深い交流により、よりよい筆への追及に没頭しました。

先述の比田井天来先生から「仿古銘筆」の書を贈られました。

この書を誇りに想い現在の書筆・絵筆のブランド名として「仿古銘筆」を使用しています。

「houkodou」ブランドとして化粧筆 宙・萌・凪シリーズを販売しています。

他にも、赤ちゃん誕生筆(胎毛筆)は根強い人気商品です。

書道を通して、作法・姿勢・集中力など、将来を担う子ども達に、日本の心を伝えたい。学校(団体)や個人からの社会見学・体験も積極的に行っています。



当社は、現在四代井原倫子が代表を務めています。

ひろしまGOOD DESIGN賞 2017 受賞 という評価を得た筆「桃香」を記念して、使いやすさと可愛らしさを更に加えた「マカロン」シリーズは、現代表と女性の多いスタッフの感性でプロデュースした人気商品です。


「仿古」とは

「古 ~いにしえ~」 に 「仿 ~ならう~」

あらゆる古典に触れながら 心あたたまる筆を ひびきのある筆を つくりたい

2代目井原思斉(しせい)が自ら筆で遺した「製作にあたって」は創業当初から変わらず、現4代目も承継しています。

現代の普段使いの筆を、時代にあった感性も取り入れながら、伝統もしっかりと受継ぎ、繋げたいそんな想いで社員一同日々変わることない作業を続けています。


このプロジェクトを立ち上げた背景

新型コロナの影響により、3月以降予定していたデパートでの催事出店、書道展覧会中止、バスツアーや来店客の激減により、店舗は4/17~5/31まで土・日・祝日の休業(平日はシフト制にて営業)となりました。
併設している熊野町観光案内所「筆の駅」は4/11~6/3まで休館になりました。

現在もイベントの中止は続いていますし、開催されたとしても、例年に比べるとはるかに少ないい来場者の数です。

また、デパートでの催事出店も中止とはなっておりませんが、来客者様も少ない現状です。
出店毎に経費・出張費を賄えるかどうかの現状で苦戦しる状況です。


資金の使い道

弊社では、職人だけでなく事務方もベテランで構成されています。
帳簿も手書き、入金処理もそろばんという世界で切り盛りして来ました。
この夏、長年事務方を支えて来てくれた経理のベテランが退職を迎えました。

この度、経理の若返りを機に、属人化を廃止し、 請求書、納品書、経理とシステム導入し、大改革を行う費用に充てさせて頂こうと考えています。
皆様のご支援は、こうしたデジタル化への導入費に使わせて頂こうと考えています。

また、イベントや先生方の訪問時にも、手書き伝票、現金でのやり取りから一変して、QRコード・カード決済、領収書も電子へと順次導入させて頂こうと考えています。

今年の夏、いつになく大掃除を行い、現状の把握と未来への打開策を突き付けられた状況です。全てにおいて、アナログで管理していた為に、属人化が進み、改めて確認するとなんと無駄の多いこと!書類の多いこと!!


このままでは、生き残れないと焦る中、売り上げもなく、途方に暮れていた時期も正直ありました。

この状況は、しばらく続くと想定し、少しでも前に進まねばとスタッフ一同知恵を振り絞り、弊社の事をご存知ない方にも広く知っていただく為に、新たなチャレンジの一環としてクラウドファンディングに参加させていただく事となりました。


最後に

弊社の顧客は70~80%が女性の方です。年代を問わず、書や筆のファンの方はもちろん、興味はあるがまだ利用されていない方にこれを機に実際に手に取って使っていただきたいと思います。

筆を使う楽しさを知って頂き、書や筆に興味をお持ちの皆様との関係をより深めていきたいと思っています。

本年は創業120周年を迎えます。
この記念の年に活気ある年にしたいと思い、今回のクラウドファンディングに参加することとなりました。

コロナに負けず、伝統をつないでいく使命を持ってがんばります。
是非、みなさまのご支援をいただければ幸いです。

最新の活動報告

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  • 朝夕の冷え込みがだんだんと厳しくなって来ました。秋を感じることなく、冬の気配がしているようにも思えます。みなさま、季節の変わり目、体調を崩されたりしていませんでしょうか。ご無沙汰しています、広島県の熊野筆 仿古堂でございます。早いもので、クラウドファンディング終了から1年が経過しました。社長に一筆書いて頂きながら、慌ただしく過ごしていたら、11月目前!ログイン情報を探したりと、これまたバタバタとログインを行い、今、こうしてPCの前で、1年を振り返っている所です。みなさまからの支援金は、形に残そうと検討した結果、システム導入に必要な機器を購入させて頂きました。写真左は、複写の帳票(連票)を印刷できるプリンターです。他にも、封筒印刷や、宅配の伝票の印刷にも対応しているプリンターです。そして、写真右は、事務の方専用のデスクトップパソコンです。システム開発をWindows10のPCで行いますので、利用するパソコンもwindows10にしました。今時、ノートパソコンでしょう。という声もありましたが、やはり、伝票&請求書となるとデスクトップパソコンで、キーボードにテンキーがある方がいいという事になりました。こうして、みなさまからの支援金は、我が社の未来の為、デジタル化の為に使わせて頂いています。みなさま、本当にありがとうございました。毎年、秋は、創立記念日と感謝の日となりました。システムの完成には、もう少し時間がかかりますが、作業効率化を図り、業務改革を行い、この先、100年と我が社が続くためには?との問いかけを忘れず、伝統を守りながら、前に進んで行けたらと思っております。業務改革は着々と進んでおりますが、販売の方にも力を入れています。今年も、来年の干支筆が完成いたしました。来年は、壬寅寅は、ネコ科ということで、寅年の干支筆は、猫の毛(玉毛といいます)がメインの筆となります。毎年恒例の干支筆、今年も完成しております!軸には「壬寅」と掘りが入ります。ここからは、今年の新たなチャレンジについて、みなさまにお知らせさせてください。YouTubeチャンネル登録者10万人を超えたModel&SingerのSACHIさんとの出会いがあり、コラボ企画をいくつか実施しております。メイク動画を見た事ない!という方にも是非、おすすめの動画が沢山あります。当社関連以外の動画もお楽しみください。https://www.youtube.com/channel/UCGUhj0lwUUkhPr_KyXss_BQ以下は、当社の化粧筆 レギュラーシリーズの紹介動画を撮影頂きました。これまでは、デパート催事やイベントにて、スタッフや店員が直接お客様と会話しながら販売することが中心となっておりましたが、コロナ禍で、直接コミュニケーションという機会も減り、どうやって熊野筆(化粧筆)の魅力をお届けできるかが課題となっておりました。SACHIさん、引き受けてくださるかしら・・・不安も入りながらの依頼に、即答で快諾いただきました。当社のYoutubeチャンネル「仿古銘筆」・最高級化粧筆 宙シリーズ・令和最初の新商品 凪シリーズ・お求めやすい 萌シリーズ・近年一番人気のファンデーションブラシ BZシリーズそして、実は、これが一番作りたかった動画筆シャンプラスの使い方化粧筆の洗い方というと、みなさん、案外それぞれの洗い方になっているようです。是非、参考に今、お持ちの化粧筆やパフで試してみて頂きたいです。以上は、まじめな活動報告です。この秋、当社にしては、がんばった(?)企画を最後にご紹介させてください。今年、SACHIさんと何度も打合せさせて頂いた中から、思いついた企画です。SACHI★SACHI BOX と、ショッパーを作りました。SACHI★SACHI BOXは、当社の公式ネットショップから購入頂けます。今後開催されるデパート催事やイベントでも、登場致します。コロナ禍で環境ががらりと変わる状況の中で、出来ることを探し挑戦し続けます。これからもどうか、見守って頂けたら嬉しく思います。守るべき伝統はしっかりと軸に置き、時代時代に合わせて、変化できる所は柔軟に進化して行きたい。そんな想いで、スタッフ一同、日々過ごしています。早いものであと2ヶ月近くで今年も終わり。残りの2021年、そして、来年が、皆様にとって、素敵な毎日でありますように^^ もっと見る

  • 皆様、その後いかがお過ごしでしょうか?早いもので12月…随分寒くなりました。皆様からの温かいご支援や応援メッセージは今でも励みになっております。感謝の日々です^^デパート催事が少しずつ再開しておりますがコロナ禍でまたもや外出自粛モード…ご来店のお客様も少ないためやはり直接触れ合う機会がなかなかありません。そんな中でも、パッケージを明るく季節感もだそうとウインター&クリスマスパッケージを用意してネットショップにも掲載しております。ホログラム紙を使用したパッケージはなかなか人気です!各画像クリックで公式ショップクリスマス限定セットへさて、本日はリターン品に仕上げ体験を選択された支援者の方が先週ご来店くださいましたので皆様にもシェアさせていただきます。なんと、関東方面からご夫妻がご来店。ご遠方ありがとうございます!奥様は以前から書を嗜んでおられ熊野に一度来てみたい…と思っておられたそうです。ご主人様は一眼レフカメラを肩にかけて旅を写真に残そうとしておられましたが今回はせっかくなのでお二人一緒に筆づくり最終工程「仕上げ体験」です。画像クリックで公式ホームページ「仕上げ体験」詳細へまずは我が社の伝統工芸士 香川翆皐(すいこう)が筆づくりの工程を丁寧に説明し、仕上げを実際に伝授。お二人とも熱心に聞き、しっかり香川の手元をご覧になっています。さぁ!いよいよお客様自身が体験!まずは海藻の糊(フノリ)を穂に浸み込ませます。穂が軸に埋まって部分までしっかり浸み込ませます。トントントントントントン「いつまでトントンすればいいのかわからない…」職人さんは手に伝わる感覚とトントンする時の音で判断するのです。お二人ともとても器用な方でスムーズにノリが穂に浸み込んでいきました。穂に浸み込んだ余分な糊を金櫛で取り除きます。櫛の持ち方が意外と難しいのですがこの作業も綺麗な手捌きでクリア^^穂の根元に糸を巻いて右手に握った軸をクルクルと回しながら更に余分な糊を絞りながら毛がねじれないように真っすぐに…これが一番やねこい(広島弁)んです・笑今回はクラウドファンディング特別企画で2本(大筆・小筆)を体験していただきました。※通常は黒軸の大筆1本のみ軸には事前にお知らせ頂いていたお名前を彫り担当スタッフが準備。世界に一つだけのマイ筆が完成!この後、お二人を筆の里工房という筆の資料館にご案内しお別れしました。御縁をありがとうございます。この日の夕食は瀬戸内海で採れるお魚料理が食べたい…ということで広島市内の和食屋さんに行かれたようです。広島・熊野の旅、そして仕上げ体験いかがだったでしょうか?私達は支援者様と直接触れ合えたこと、とても嬉しかったです。また是非いらしてください。また我が社の近況報告や新企画等これからも発信し続けてまいります。どうぞ見守っていただければこの上なく幸せです。皆様もお身体どうぞご自愛なさって素敵な年末年始をお過ごしください^^では…また♡-古に仿う 古を繋ぐ-株式会社 仿古堂代表 井原 倫子 もっと見る

  • 2020年10月2日 大安 望月 晴天創業120周年記念日節目の今日、いい日で迎えることができました。午前中、榊山神社で創業120周年の神恩感謝の儀を執り行っていただきました。続けて、この度のクラウドファンディングの返礼品のお浄めと支援者様の開運と健康を願いご祈祷していただきました。皆様のご支援に、心から感謝の気持ちを込めて、一緒にお祈りさせて頂きました。このご時世にこんなに大量の発送ができる喜びをかみしめてスタッフ一同、本当に嬉しそうに梱包作業していました。今日の集荷のヤマトさんは美人の女性^ ^...めっちゃ大変そうでしたが「返礼品かぁ〜いいなぁ^ ^ 次回はいつですか〜?」と・笑宅配便の方にとってもこんなに集荷できることを喜んでおられました(o^^o)明日以降、順次みなさまの元に届きますので、今、しばらくお待ちください。本日、祈祷頂きました榊山神社は、熊野町にあります。社殿の中を見上げると…筆の町、熊野だけあります。 今回、記念日を迎えるにあたり、記念事業や記念品はどうするの?と周りの方から聞かれましたが「あくまでも通過点」であるので特別なことは何もしないと決めていました。ただ、クラウドファンディング支援者の皆様には感謝の思いをどのようにして添えるか考え、日本文化らしく熊野筆ゆかりの榊山神社大神様に浄めていただいた返礼品を祈祷後すぐに封をし、発送させていただきました。本日、我が社スタッフはものすごい緊張感の中、これまでで1番の結束力を発揮し、心から愉しんでこのクラウドファンディングプロジェクトを終えることができました。この達成感が味わえたのは皆様のお陰です。明日からは我が社のデジタル革命に向けて新たなプロジェクトを開始します。今後どのように進化していくか、弊社ウェブサイトブログやSNSで報告していきますので是非これからもフォローをしてください。そして、筆のこと、進物でお悩みやお困りの時は、いつでもお問合せください。皆様とのコミュニケーションは最高の喜びです。これからもどうぞ見守っていてください。そして、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました!仿古堂スタッフ一同 もっと見る

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