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大分県別府市は温泉が有名ですが、温泉にちなんだ人気スポットが「地獄めぐり」です。本日はそちらの紹介をしたいと思います!
なぜ地獄?
この地獄めぐりがある地帯は、千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったといわれています。
そんなところから、人々より、「地獄」と称せられるようになりました。
地獄めぐりでは海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄、鬼白坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄の7つから成り立っています。それぞれに大きな特徴や見たことのない光景が広がり印象深いのですがこれを順番に回って行くのが「地獄めぐり」です。
海地獄
別府の地獄のなかでも最大の海地獄は、コバルトブルーの色をしていて、地獄というのがふさわしくないほどの美しさです。池の青色は、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためだそうです。泉温は約98度と熱々で泉脈までの深さは200mもあります。足湯もあるのでゆっくりリラックスできますよ!
血の池地獄
なんといってもこの迫力。真っ赤に染まった池はまさに地獄。地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まっています。ぜひ一度は自分の目でこの迫力を感じて欲しいです!
龍巻地獄
別府市の天然記念物にも指定される間欠泉が龍巻地獄。豪快に噴き出した熱水は、屋根で止められているが約30mほど噴き出す力があります。豪快に吹き出す熱水はとても迫力があり、こちらにまで熱さが伝わるほどです!
白池地獄
落ち着いた雰囲気の和風庭園にある池は、青みを帯びた白色をしています。これは、噴出時は透明な湯が、池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白く変化するためです。
さらに白池には、熱帯魚館、県指定重要文化財の向原石幢、国東塔、郷土美術が展示されている「二豊南画堂」等がありますので立ち寄って見てはいかがでしょうか!
鬼白坊主地獄
灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から「鬼石坊主地獄」と呼ばれる様になったそうです。プクプクと丸いものが浮いてくる様子はじっと眺めてしまいます。
鬼山地獄
鬼山地獄は、別名「ワニ地獄」とも呼ばれている。大正12年に日本で初めて温泉熱を利用し、ワニ飼育を開始しました。 現在、クロコダイル、アリゲーターなど、約80頭のワニを飼育しています。現在は新型コロナウイルス感染防止の為、ワニの餌付は不定期ですがタイミングが良ければ迫力満点の餌付が見れるかもしれません!
かまど地獄
古来より氏神の竈門八幡宮の大祭に、 地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来だそうです。かまど地獄は1丁目~6丁目までさまざまな湯の池があるのでゆっくり回って見てはいかがでしょうか。
もっと詳しく「地獄めぐり」について知りたい方はこちらから
http://www.beppu-jigoku.com/index.html
おうち温泉とどけ隊
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