『怪獣アイシー』のデザインができあがるまでのお話と、ひとつ前の活動報告でお伝えしたわたしの三面図がどんだけ〜〜〜〜なことをお話したくて今回の活動報告はクロッキー(デザインラフ)のお話をすごろく形式でしたいと思います。
最初の段階で描いたわたしのイメージの「怪獣」はこんな感じでした。
しかしTOUMAさんに「おばけじゃん!」と言われてハッとする(1回休み)
でも「コーンを角に見立てたのと、角がいっぱいついてるのはいいね」と言われてほくそ笑む(ふりだしに戻る)
角!怪獣!溶けているディティールを鱗に見立てたいという気持ちで描いたラフ。
「おばけ感からはなれられないねぇ…」と言われ(2マスもどる)
「お!角2本のいいじゃん!!」と言われテンションあがる(3マスすすむ)
お!なんかすごいイイカンジになってきた!怪獣っぽい!!とテンションがあがり出す(5マスすすむ)
これだー!!!と思って三面図らしきものを描く
そうして友人に見せたら「うーんこれは買わないかなぁ」と言われ(10マスもどる)
TOUMAさんにその報告をすると
「せりのりはこの怪獣好き?好きなら大丈夫!!人に何言われても気にせずにすすめよう!!」と言われる。「好きです!!!」と言ったもののその言葉の意味を考えだす(2回休み)
数日後、ザリガニワークスの坂本さんにお会いしてラフを見て頂いたときに
「もっとせりさんらしい怪獣ってないのかなぁ」「せりさんはこの子が売れなかったときに、それでも作ってよかった!!これ好きだからって思える?」と言われ深く悩む(3回休み)
怪獣ってこんな感じということにとらわれすぎて、自分が好きなフォルムだったりニュアンスだったりをおざなりにしていたなぁとハッとする(6マスすすむ)
「お客さんはこの人が好きで作ったか、付け焼き刃で作ったか、すぐわかっちゃうんだよ」と言われ、目が覚める。(ふりだしに戻る)
「好きなら大丈夫」ってそういうことなんだなぁ(悟る)
ということで根本からかわってしまうwww
そしてこれがつくりたい!!!というデザインにたどり着く。
TOUMAさんにも今までで一番ええやん!よくがんばった!!!と褒められる(5マスすすむ)
そして三面図になっていない、三面図ww
これで原型をあげてくれた原型師さん。。。。
神かよ!!!(あがり)
そんなデザインがあがる途中段階のこれらのラフを10000円のリターンにいたします。
これはきっと将来サザビーズとかで、「あのアイシーのラフデザイン」とかいってボンボン値段がつりあがってくるようなすごく貴重な作品※になってくると思うのでね。
絶買いですよ!!よろしくおねがいします!^^
※妄想です