はじめに
パスツール研究所と京都大学は、新型コロナウイルスを初めとする感染症の血清・免疫学的共同研究を進めています。ロクシタンジャポン株式会社は、コロナ禍におけるこの取組に賛同し、日本パスツール財団と協同して、皆様に支援のご協力をお願い申し上げます。
解決したい社会課題
新型コロナウイルスの感染予防のためには、ウイルス既感染者の割合を正確に推定し、感染の原因となった感染リスクの高い場所や状況を把握して、未感染者の行動変容を促すことが不可欠です。そのためには既感染者を判定する偽陽性や偽陰性の少なく優れた精度の抗体検査法を確立し普及させることが極めて重要です。
このプロジェクトで実現したいこと
パスツール研究所は、全世界の医学・生物学施設で幅広く採用されている検査機Luminex MAGPIX®️を使った、新型コロナウイルスに対する抗体を検出する検査法を開発しましたが、今回のプロジェクトでは、この技術を使った日本での抗体検査の実施を目指しています。
この検査法は、新型コロナウイルスの複数のタンパク質に対する抗体を同時に検出できるため、現在行われている検査法に比べ、真の陽性・陰性と偽陽性・偽陰性を判別する精度が格段に高いことが特徴です。また、今後予想される第二波・第三波でウイルスが変異した場合も、新たにウイルスの抗原タンパク質を合成して組み込むことで、迅速に対応できるのも大きな強みです。
当初の検査対象は、日々感染リスクに晒されている医療従事者で、次のステップとしては一般への拡大を予定しています。
資金の使い道
本キャンペーンでご支援いただいた資金は、パスツール研究所と京都大学が、新検査法に必要な機材、検査試薬および消耗品の調達に使用します。
ただし、支援された方へのお礼のお品の送料、その他、事務局手数料などは差し引かせて頂きます。
実施スケジュール
プロジェクト自体の実施スケジュール
10月9日 クラウドファンディング終了
11月~ パスツール研究所と京都大学の共同研究所が、集まった資金を新検査法に必要な機材、検査試薬および消耗品の調達に使用
12月末 リターン(ロクシタン製品とお礼状)発送
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
5,000円のご支援 ⇒ 11,000円相当分のロクシタン製品とお礼状
10,000円のご支援 ⇒ 19,000円相当分のロクシタン製品とお礼状
最後に
この度、京都大学とパスツール研究所の新型コロナウイルスの感染対策の共同研究を支援するためのクラウドファンディングの実施を行うことができ、大変光栄に思っております。
日本で2番目に創設された、権威ある大学と数世紀にわたりワクチン開発で世界をリードしてきた研究所が、画期的な対策方法を発見するための共同研究を行っていることに非常に感銘を受け、弊社の製品をご提供し、その支援に繋げたいと考えました。
ロクシタンは、一早くコロナ禍の医療機関で働く医療従事者やスタッフの方へ支援を届けたいという思いから、今年の春ロクシタンの製品を約3万個寄付しました。ロクシタンは創設当初から、社会貢献活動を継続しており、近年ますます支援に力を入れております。
皆さまの温かいご支援お待ちしております。
また、ご支援くださった方には、素敵なロクシタン製品を送付させて頂きます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ロクシタンジャポン社長 二コラ・ガイガ―
日本の皆様、
この共同研究プロジェクトは、新型コロナ対策に大きく貢献すると確信しております。
ご支援のご検討を何卒よろしくお願いいたします。
日本パスツール財団理事長・パスツール研究所副所長
イザベル・ビュクル
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
【ロクシタンジャポンとは】
事業内容――― ロクシタンは厳選された植物素材を使用した【ギフト】 【ハンドクリーム】 【スキンケア】 【ヘアケア】 【ボディケア】製品等を通じて南仏プロヴァンスの生活を提案するコスメティックブランド。植物原料とエッセンシャルオイルをベースとするスキンケアの先駆けとして、1976年に誕生しました。
社会貢献活動の取組――― 南仏でオリビエ ボーサンがロクシタンを創設した当初から、環境保護など社会貢献活動に取り組んできました。2006年にロクシタン グループは、創業者の理念を継ぎ、ロクシタン基金を設立しました。自然保護、視覚障がい者への支援、女性の自立支援など、さまざまな活動を継続しています。
【パスツール研究所とは】
病気の原因が微生物であることを発見し、コレラ、結核、天然痘、狂犬病のワクチンを開発した近代医学の父ルイ・パスツールが1887年に設立しました。
パリ本部に68国籍、2700人余の研究者・職員を有する世界最高峰かつ最大の医学・生物学研究機関の一つです。
現在、世界26カ国32ケ所の研究所・提携機関との間で国際ネットワークを築き、世界規模での取り組みの必要な感染症などにつき連携して研究活動を行なっています。
1月には、新型コロナウイルス対策タスクフォースを立ち上げ、研究所と国際ネットワークの総力を結集して、Covid-19と戦っています。
【日本パスツール財団とは】
パスツール研究所が、前身のNPOを引き継ぐ形で2016年に設立した一般財団法人です。
日本の大学や研究機関とパスツール研究所の共同研究の橋渡し、パスツール研究所への学生、若手研究者の派遣、医学・生物学の最新研究を一般に伝えるセミナーの開催などを通じて、世界の公衆衛生と健康に貢献することを目的としています。
現在の理事長は、パスツール研究所の副所長が務めています。
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