私ども笹木木工が「和あそ美cube」と名付けたcube型のあんどんは、創業100年を超える建具屋が、建具製作の技術をいかして、まずは体験を目的として皆さまに組立てていただきやすいように作ったあんどんです。
近年は住宅事情も変化し、建具についても既製品ばかりで障子や木製建具を作る機会が少なくなってきています。
建具を作るにはホゾや穴、溝を精巧に加工し、金物を使わず、その加工された部分だけで組立てていきます。そのためには0.1または0.01の精度で緻密に計算し、職人の腕と技術、長年の経験によって加工していきます。
そんな建具屋について知っていただこうと、このあんどんをキットにし、組立てていただくことで少しでも職人の技を感じていただけたらと、ワークショップから始めました。
またこの和あそ美cubeは組立てて作るだけでなく、自分好みの和紙を貼って世界で一つだけのあんどんを作って楽しんでいただいてます。
まさに<和あそ美>をテーマにしたワークショップです。
おかげさまで、現在は、色々な所でワークショップを行ない、たくさんの方々に喜んでいただいています。
また、米原市のふるさと納税の返礼品として、またショップサイトminnneでも販売しています。
そんな和あそ美cubeに目をとめたいただき、去年の末には、米原市のお庭が有名な"青岸寺”さんで庭園ライトアップとともに、cubeの展示もさせていただきました。
そして、そんな活動を知っていただいた米原市さんが、現在米原市で活躍中の切り絵作家の早川鉄兵さんとのご縁をつないでくださいました。
以前から、全国や、さらには海外でも活動されている鉄兵さんのご活躍は、よく耳や目にしていて、私どももいつかはコラボできればいいな~なんて淡い想いを持っていたのですが、今回まさかのご縁をつないでいただき、夢のようなお話しをいただくこととなりました。
せっかくいただいたチャンスですのですし、私どもも何度も協議、試作を重ねて作り上げた自慢のあんどんです。!
コロナでお家時間も増えた今、建具屋に出来ること!として皆さんに癒やしの灯りをお届けしたいと思っています!
皆さまのご支援どうぞよろしくお願いいたします。