2020/08/27 09:00

ホール内が2m以上濁流に浸かったため、床が異常に膨れ上がる現象が起きていました。床の一部を撤去し床下を見たところ、吸音材のグラスファイバーが水分を吸収しそれが床材の木に浸透し木が膨張していたことが判明しました。この現象を止めるため、床を解体し水をすったグラスファイバーを撤去する作業を行いました。ホールの床は、ピアノという重量物を支える強度が必要となるため、床板は3重層となっており解体に一苦労しました。現在床は、スケルトン(骨組みのみ)の状態となっており、床下に残った汚泥及び汚水の撤去と乾燥を待っている状況です。

ホール床下に敷き詰められたグラスファイバー

水分・汚泥の除去と乾燥を待つホール床のスケルトン状態