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伝統工芸 石州和紙の新たなカタチ、千年残る和紙婚姻届『千年婚姻届』

クラファン成功を受け、ECサイトBASEにて一般販売を開始致しました!

出雲大社でも有名な ”ご縁の国しまね”。その島根で1300年の歴史を持ちユネスコ無形文化遺産にも登録される手漉き和紙 ”石州和紙”を使い、「1000年残る特別な和紙婚姻届」を制作しました。

現在の支援総額

372,200

124%

目標金額は300,000円

支援者数

66

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/03に募集を開始し、 66人の支援により 372,200円の資金を集め、 2020/11/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

372,200

124%達成

終了

目標金額300,000

支援者数66

このプロジェクトは、2020/11/03に募集を開始し、 66人の支援により 372,200円の資金を集め、 2020/11/30に募集を終了しました

出雲大社でも有名な ”ご縁の国しまね”。その島根で1300年の歴史を持ちユネスコ無形文化遺産にも登録される手漉き和紙 ”石州和紙”を使い、「1000年残る特別な和紙婚姻届」を制作しました。

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▼島根の魅力と伝統技術を最大限に活かした「夫婦になる瞬間」を永遠に残すプロダクトを作りました!

"一生手元に残したくなるくらい綺麗な、しかもかっこ良くて渋い、特別な婚姻届を作りたい"

1300年の歴史を持つ島根の伝統的な手漉き和紙と、出雲大社の縁結びで有名な"ご縁の国"の魅力を最大限に活かした "Made in 島根" の和紙婚姻届を作りました。


この和紙婚姻届の特徴をまとめるとこんな感じです。

■ 素材となる紙は、島根県浜田市の和紙職人によって制作される『石州和紙』を使用しています。この和紙を作る職人の技術はユネスコ無形文化遺産にも登録され、1000年残った実績があるほど耐久性が高い和紙です。

 ■ 和紙婚姻届の上にカーボン紙を重ね、さらにその上に役所提出用の婚姻届を重ねて書くことで、書いた文字を和紙婚姻届に複写させます。一番上に重ねた提出用の婚姻届は通常通り役所に提出し、複写された和紙婚姻届は記念に手元に残すことができます。

可愛すぎず、地味すぎない、和紙の風合いを全面に活かしたシンプルで圧倒的に綺麗な婚姻届です。


千年保ち、複写式で手元に残せるこの"一生残る和紙婚姻届"を『千年婚姻届』と名づけました。

このクラウドファンディングでは、一般販売に向けた『千年婚姻届』のニーズ調査と、小規模販売における成功を目標としています。

プロジェクト期間中にもさまざまな改善を行っていき、このプロダクトが成長していく様子を応援してくださる皆様とリアルタイムに共有していきたいと思います。ご支援よろしくお願い致します!

「千年婚姻届」のブランドロゴ。
ご縁・和紙技術の継承・未来に続く思いなど、さまざまな意味を込め作成しました。

 

▼1000年残る和紙婚姻届「千年婚姻届」

意外に知られていませんが、実は、婚姻届は最低限の規定フォーマットさえ守れば自作した婚姻届でも全国の役所窓口で正式に受理してもらえることをご存知でしょうか?


この和紙婚姻届でも、必要最低限の書式を守りつつ、通常の婚姻届に記載されている注意書き部分(婚姻届の右下の領域)を削除し、すっきりした見た目になるようにデザインしました。

試作品として刷り上がった千年婚姻届。

この和紙婚姻届にカーボン紙を重ねて、 

さらにその上に役所提出用の婚姻届を重ね、通常通りボールペンで記入します(役所提出用の婚姻届用紙も複写専用に作成しています。)

すると、カーボン紙によって和紙婚姻届に文字が複写されます。

 
一番上に重ねた提出用の(普通紙の)婚姻届は通常通り役所の窓口へ提出し(※1)、和紙の婚姻届は記念として手元にずっと残すことができます。

 

▼1300年続く、ユネスコ無形文化遺産「石州和紙」を素材に

婚姻届の紙に利用している和紙は、島根が誇る "とっておき" のものです。

このプロジェクトには、1300年も続く伝統的な手漉き和紙である「石州和紙」を生産されている島根県浜田市の和紙職人の方々にも御協力いただいています。
この手漉き和紙の製作技術は、なんと『ユネスコ無形文化遺産』にも登録されています!

均一に紙を”漉く”工程。西田和紙工房の継承者、西田勝さん


婚姻届に使う和紙も一枚一枚丁寧に漉かれています

 和紙の素材となる楮(こうぞ)という植物の繊維を蒸し、乾燥している様子

和紙作りに不可欠なアオイトロロという植物。
根部から取れる粘液は楮の繊維を均一に分散させるための添加剤として利用される。

  

(Filmed by https://mikayamashita.com/)

 

和紙工房を見学させていただいたり、和紙文化にまつわるいろいろなお話を伺ううちに「この婚姻届の紙は絶対に石州和紙を使いたい!」と強く思うようになり、相談をしてご協力いただけることになりました。

石州和紙は、「大阪商人が帳簿に用い、火災のときいち早く井戸に投げ込んで保存を図った」という話が残っているほど耐久性に優れ、また1000年前の文献に用いられたものが状態の良いまま発見されるほど経年劣化にも強いそうです。「記念として一生残す」には間違いなくこれ以上ない素材です。


島根県は、出雲大社でも有名な通り、“ご縁の国”として『縁結び』を県の1つの大きなブランディングキーワードとして掲げています。

別々の場所で生まれ育った人たちが恋人になり、さらに関係を深めて夫婦になる(=婚姻届を出す)ということは、まさに『人の縁』であり、「島根のもの」を使ってこの特別な婚姻届を制作できることに特別な意味を感じています。

 

▼「夫婦になる瞬間」を永遠の思い出に

通常、婚姻届は役所に提出すると回収されて手元に残すことはできません。

しかし、この千年婚姻届では、「複写式」で記入することで、提出用の婚姻届と記念用の和紙婚姻届を同時に作成することができ、和紙婚姻届側を記念に持っておくことができます。

実際に千年婚姻届を利用されたご夫婦が結婚式披露宴会場にも飾ってくださいました!

 千年婚姻届を実際に使用していただき、入籍されたみなさん!

巷では、提出用とは別に記念用として二枚目を書くスタイルの婚姻届も販売されていますが、この千年婚姻届では決意を込めて緊張する手で書いた、1筆目の「夫婦になる瞬間」こそを大切な思い出として残したいという想いから複写式スタイルを採用しています。

 

普通なら喜ばれない、「緊張して書き損じて修正を入れた」ことすらも二人の楽しい笑い話の思い出として残せるのなら素敵な思い出の隠し味になるかもしれません。


すでに昔に婚姻届を提出されたご夫婦の方でも、結婚10周年祝、銀婚式祝、金婚式祝でもう一度婚姻届を書く、という変わったサプライズに使うためのプレゼントにするのもとても楽しいと思います!(オリジナル◯◯届を制作できるリターン品も追加しました!)

 

▼プロダクトを通じて島根との繋がりを作る

ここまで読んで頂いてありがとうございます。プロジェクト発起人の吉田勇太と申します。 

島根にまつわるプロダクトを個人的に作成しているため、地元愛溢れる島根県民と思われることが多いのですが、実は私は島根出身ではありません。
出身は兵庫県姫路市で、大学時代の四年間を島根県松江市で過ごしました。


みなさんは島根県と聞いて場所はすぐにピンときますか?ちなみに「砂丘」があるのはお隣(東側)の鳥取県ですよ。(西の島根、東の鳥取で、「ねっとり」と覚える語呂合わせが有名です笑)

「島根と鳥取とどっちかわからん!」とネタにされるほど多くの人にとっては馴染みの無い場所かもしれませんし、新幹線も通っていないため、実際のところ行くにはなかなか気合が必要な場所です。


そんな島根ですが、自分が在学中には、東西に長い島根県を西から東までウロウロしたり、地域活性化活動に携わられているたくさんの人と出会ったことで、島根生まれ島根育ちの地元を愛する友人もたくさんできました。

この和紙婚姻届は、そんな友人のうちの一人が結婚するときに制作しプレゼントしたものでした。


とても喜んでくれたこと、そして和紙婚姻届の制作過程などをSNSに載せたところ、「自分も欲しい!」と言ってくださる方がおられ、そこから紹介などで少しずつ作成依頼をもらうようになりました。

大学時代の楽しい思い出がある島根のことを人に話すことはこれまでもたくさんありましたが、自分が制作したプロダクトを通じて島根を知ってもらうということはとても嬉しい体験でした。

この和紙婚姻届を知ってもらうことが、島根に縁もゆかりもなかった人との初めての繋がりの"第一歩目"となれれば嬉しい。そんな気持ちも込め、今回のFAAVOによる地域クラウドファンディングを始めました。


趣味として制作しており、全て手作業で行っているため、今回の結果によってはクラウドファンディング終了後は大規模な販売は行えない可能性もあります。一方、反響をいただければ何とか継続的に販売できる方法を考えようと思っています。

ここまで読んでいただき興味をもっていただいた方は、ぜひ「ニーズがあるよ!」の意思表示の意味も込めてプロジェクトを応援いただけると嬉しいです!


世の中の流れとしても、昨今では行政でも紙書類の廃止・はんこの廃止の動きも活発になってきており、「婚姻届を書いて役所に提出する」という制度自体も近い将来に廃止となり、全て電子申請に変わる未来が近づいてきています。

この千年婚姻届を通じてたくさんのカップルの「夫婦になる瞬間」を見てきた自分としては、婚姻届を書くという行為はただの「書類申請」以上の意味を持っていると感じており、普段はデジタル派の自分としても少し悲しさを感じるところです。

「婚姻届を紙で提出する」行為がなくなってしまう前に、ぜひ千年婚姻届でその瞬間の気持ちを末永く続く思い出にしてもらえると嬉しいです!


昨年、石州和紙の産地 島根県浜田市にある石州和紙会館を訪問され、「和紙を漉く」ところから婚姻届を制作されたご夫婦も誕生しました!

 

実は婚姻届は独自にデザインできることと併せて、提出先の役所窓口も自身の住民票所在地と関係なく日本全国どこの役所でも提出可能だったりします。

島根に旅行して、自分たちで紙を漉き、婚姻届を作成して、その場で記入して縁結びの地に提出して夫婦になる、なんて贅沢な手間ひまのかけかたも、電子化が進む現代ではとても乙だと感じます。

このプロジェクトでさらに多くの人に島根と、島根の「千年婚姻届」 を知っていただき、たくさんの人の手に届けられればいいなと思っています!


▼リターンについて

 ■ 本プロジェクトのメインリターン品「千年婚姻届」(5,000円 ※数量限定の早期割引あり)

 上記で紹介した、複写式の和紙婚姻届「千年婚姻届」基本セット一式をお届けします。文字や枠のカラーは自由に指定していただくことができます。さまざまな色で制作したサンプルは以下に掲載しています。色を迷っている方向けに人気色を掲載しておりますので参考にしてください。(色はこちらのサイトからお好きなカラーコードを指定していただくかたちになります。)

千年婚姻届のカラーバリエーション紹介 - note


素材となる和紙は、島根県浜田市の西田和紙工房さんの石州和紙を使用させていただいております。

婚姻届の右下にオプションでロゴを入れることもできます。ロゴは2種類を選択することが可能です。
詳細については以下のnoteをご覧ください。

千年婚姻届ロゴオプションの紹介 - note

デフォルトではロゴ無しのシンプルな見た目です
こちらはロゴオプションで「千年婚姻届ロゴ」を付けたものです

ロゴは「石州和紙公式ロゴ」と「千年婚姻届ロゴ」の2種類から選択できます

(※お届けする和紙婚姻届が上記写真のものと全く同じものではない可能性があります。さらに完成度を高めるため現在も誠意改良中となっており、そのための小規模なデザイン変更などがありえます。変更が発生した場合は随時レポートにて報告させていただきます。)

 

■ 石州和紙の造花をつかったハーバリウム 「石州花ハーバリウム」(3,500円)

石州和紙でフラワーボックスを制作するワークショップを開催されている方のご協力をいただき作成した、和紙の花で作ったハーバリウムです。
本クラウドファンディング限定のリターン品となります。

石州和紙のシンプルな綺麗さそのままに、和紙で作った花の"透け感"がとても綺麗です。カラーは3色展開で、キナリ(和紙そのままの色)・ソラ・サクラからお選びいただけます。瓶は高さ10cm、100ccサイズ、六角瓶となります。

もっと別の写真も見てみたい方は以下のnoteに掲載しております。

「石州花ハーバリウム」のご紹介 - note

 左から キナリ・ソラ・サクラ となります

  

■ 石州和紙を使ったこつぶピアス(2,000円)

石州和紙を閉じ込めて作った小粒の小さなピアスです。
本クラウドファンディング限定のリターン品となります。

色/形/ピンの素材 の組み合わせを以下からお選びいただけます。

- 色・・・キナリ(和紙そのままの色)・サクラ・ソラの3色から1つ
- 形・・・ダイス・四角・丸 の3種類から1つ
- ピン素材・・・金属・樹脂 のどちらか(金属アレルギーの方は樹脂をおすすめします)

もっと別の写真も見てみたい方はこちらのnoteに掲載しております。

「石州和紙を使ったこつぶピアス」の紹介 - note

(左上)ソラ・四角
(左下)ソラ・ダイス
(右下)サクラ・丸
(右上)キナリ・丸


▼クラウドファンディングの目的

以下を目的としたテストマーケティングとなります。

- 一般販売を考えるための『千年婚姻届』のニーズ調査
- 小規模販売における成功


▼支援金の使いみち

以下のことに使わせていただきます。

- 原材料の調達費用
- 試作品制作費用
- 宣伝費用
- 活動費
- FAAVO手数料

※本クラウドファンディングPJページ制作のために必要となった試作品制作費なども含まれています。

  

▼実行スケジュール

クラウドファンディング終了後、すみやかに制作に入り、随時配送させていただきます


▼お問い合わせ先

起案者 吉田勇太(Yoshida Yuta)

プロジェクトやリターン品についての質問、また取材などについてお気軽にご連絡ください!
本ページのメッセージ送信機能、もしくはtwitterのDMからご連絡ください。

 

▼プロジェクトの情報配信

本ページの「レポート」や、専用のブログなどでも随時活動進捗やプロジェクト背景などを更新していきますので併せてお楽しみください。

- 専用ブログ: 「千年保つ和紙婚姻届」ができるまで - noteマガジン
- Facebookページ: 千年残る和紙婚姻届『千年婚姻届』
- Twitterアカウント: @1000ymc_jp
- ツイッター&フェイスブックでのハッシュタグ: #千年婚姻届


■ 文中注釈 

(※1)役所に問題なく受理されることは各地の複数の市区町村で確認済みです。

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▼Q&A

Q1. このプロジェクトが達成金額に満たない場合、千年婚姻届は配送されないのでしょうか?

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合はプロジェクトは失敗となり、リターン品もお届けできなくなります。


Q2. 記事中の千年婚姻届の写真の元号が「平成」となっていますが、「令和」で印刷されたものが届きますか?

はい、配送分は全て「令和」で印刷されたものをお届け致します。


Q3. 千年婚姻届は「耳付き和紙」(和紙の端が繊維でほつれたような見た目の状態)ですか?

いいえ。「耳」は切断された状態の和紙です。リターン品詳細ページの写真で掲載しているような綺麗にカットされた和紙になります。


Q4. 千年婚姻届を複写式で利用せず、和紙に直接記入することは可能ですか?

はい、もちろん可能です。記入も普通のボールペンなどで可能です。試し書き用の和紙も同梱のため、筆記テストも可能です。

このため、仮にクラウドファンディング期間中に婚姻届が電子申請に移行したとしても、和紙にだけ記入し保存することができます。


Q5. 千年婚姻届専用の"提出用婚姻届"は、本当にどこの市区町村でも受理されますか?

これまでご協力いただいた30組ほどのご夫婦が各所で提出されましたが、一度も受理を断られたご連絡はいただいておりません。送付する提出用婚姻届であれば受理処理上問題はありません。(※購入者様が独自にデザインを追加変更された場合は受理可否不明となります)


最新の活動報告

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  • こんにちわ、吉田です!引き続き、千年残る複写式和紙婚姻届『千年婚姻届』のクラファンに挑戦中です!応援よろしくおねがいします!現在79%、残り9日!前回のnoteでは千年婚姻届制作の経緯を書きましたが、今回のnoteでは起案者である吉田や石州和紙職人の西田さんがどんな人なのかを知ってもらうため、また、プロの和紙職人から和紙のことや紙漉き技術について(吉田が)ぜひ聞いてみたかったので音声配信という形で収録を行いました! ぜひ散歩や家事、運動のお供にでもぜひ聞いてみてください!https://note.com/ysdyt/n/nf2059da6a3a4 もっと見る

  • 千年婚姻届の企画~クラファン公開までの6年間について、SNSの大昔の写真を引っ張り出し、どんな感じで制作を頑張ってきたかを振り返りつつまとめました。「6年間とは...」と呆れられるほど長いスパンの話になるのですがよかったらお付き合いください。https://note.com/ysdyt/n/ne14a0a4491d0この記事に「イイね!」「大変だったね!」「頑張ったね!」「応援するよ!」のどれかを思って頂いた方は、本クラファンページのシェア、各種SNSにてハッシュタグ #千年婚姻届 の拡散していただけると泣いて喜びます!あと35%! もっと見る

  • 「婚姻届を出す前の人達」に効果的に宣伝する方法はないだろうか...ということを模索しています。アイデアあればぜひ教えて下さい!活動レポートは主にnoteの専用マガジンにまとめていこうと思っています。ぜひ御覧ください!https://note.com/ysdyt/n/ndab293dd589e もっと見る

コメント

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