こんにちは!TORICOTORの「ぼを」でございます。今回は有名どころで「ドラゴンクエスト」の変拍子曲について少し書いてみようと思います。ドラゴンクエストの作曲家と言えば、すぎやまこういち氏ですね。すぎやまこういちとドラゴンクエストの関係は「ドラゴンクエストへの道」という漫画を読むと詳しく描かれているのですが(この漫画も気づいたらプレミア価格になっていましたが)、当時ゲーム音楽と言えば、単純なビープ音だったり、民謡やクラシックを単音で鳴らしたりしていたくらいだった訳です。そんな時代にゲーム音楽の重要性に注目し、作曲家を起用した、というのは凄い事だったのではないかと思います。だって、ファミコンなんて同時発音3つまでだったりするんですよ?ドラゴンクエストの曲にあこがれてドラゴンクエストのスコアを買った事がある人はわかると思いますが、すぎやまこういちの曲はとにかく難しいですよね。半音が多いし。ドラクエ4のデスピサロのテーマ曲の楽譜が五線譜の上下に大きく飛び出しているのを見て、諦めた記憶しかありません。まずは、ドラクエ4から「生か死か」。もっとありきたりじゃないタイトルつければよかったのに。途中から目まぐるしく転拍子します。みんな、敵を倒すのに集中して変拍子なんて気づいてなかったと思いますが…。そして気球のテーマ曲。これはわかり易い動画。あ、この方、私とtwitterでFFの人だ! 変拍子の世間は狭いですね。ファミコンのような8bit音源を使用した楽曲を「チップチューン」なんて言いますね。一大ジャンルとして存在しています。また、電子楽器を敢えてショートさせて音を歪ませる「サーキットベンディング」なんてジャンルもありますが、矩形波、サイン波、のこぎり波、ビープ音などを主体とした音楽は妙な懐かしさがありますね。(実際は、ファミコンは三角波も矩形波を細かく刻んでシミュレートしているだけ、とか聞いたことがありますが)。「人類には早すぎる音楽+」にも、何曲かチップチューンの曲が存在しております。折角なので、1曲ご紹介しましょう。引き続き「人類には早すぎる音楽+」をよろしくお願いします!