こんにちは!TORICOTORの「ぼを」でございます。今日は13拍子の楽曲についてご紹介いたします。恐らく、変拍子について造詣の深い方であれば「なぜブクガやtricotを取り上げないのか」と思われているかと思いますが、今回とりあげます。というのも、13拍とか17拍をポップスでやっているアーティストは本当に限られるからです。今回は、Maison book girlから「rooms」です。前奏を読み解けばわかるかと思いますが「3+3+3+4」で13拍になっています。変拍子と解らずに聴く、というよりも、いかにも変拍子の妙味を全面に押し出した楽曲で、非常に心地よいですね。また、細かくカウントしていないので違うかもしれませんが、メロディーやサビの部分においては、13拍の区切りを変えているか、13拍子以外の拍に転拍子していると思われます(なんて複雑な曲なんだ…)。変拍子好きにはたまらない楽曲ではないでしょうか?では、今回も「人類には早すぎる音楽+」より13拍子の曲を1曲ご紹介します。ブクガが変拍子らしい変拍子でしたので、こちらは「あ~言われたら13拍子だ」という曲をご紹介しましょう。いかがでしたでしょうか? 13拍子という同じ枠組みで作られた2曲、4拍子では作り得ない旋律なのですが、まったく異なる世界観を感じて頂けたのではないかと思います。つまり4拍子以外の変拍子それぞれについて、まだ開拓されていない広大な音楽の世界が広がっている、と言えるかもしれません。引き続き、「人類には早すぎる音楽+」を宜しくお願いします。