こんにちは!TORICOTORの「ぼを」でございます。今回は、変拍子系アーティストとしては外せないtricot(トリコ)をご紹介します。弊サークル名TORICOTOR(トリコトル)と似ていますが、どっちが先かと言われると、こればかりは流石に私の方が先です(「人類には早すぎる音楽+」プロジェクトページ参照)。tricotは正統派バンド・ミュージックという印象が強いのですが、拍子やビートが頻繁に変わりつつ曲としてのまとまりが失われていないのが特徴かと思います。DTMで精確な打ち込みができる現代でこそ変拍子は作りやすくなりましたが、バンドとしてこの手の曲を演奏して歌うのは、並大抵の練習量ではできないのではないか、と思ってしまいますね。さてさて、「人類には早すぎる音楽+」収録の楽曲は基本的に、一定ビート、一定拍子を原則として貫いていますので、tricotのような楽曲は存在していません。ので、今回はバンド・ミュージックっぽい5拍子の楽曲をご紹介しようと思います。クリスマスソングなんですけれどね…。5拍子、とは言っておりますが、Aメロの歌は5拍というより10拍単位になっていますので、ちょっとした浮遊感を味わって頂けたのではないでしょうか?引き続き、「人類には早すぎる音楽+」をよろしくお願いします。
tricot の付いた活動報告
こんにちは!TORICOTORの「ぼを」でございます。今日は13拍子の楽曲についてご紹介いたします。恐らく、変拍子について造詣の深い方であれば「なぜブクガやtricotを取り上げないのか」と思われているかと思いますが、今回とりあげます。というのも、13拍とか17拍をポップスでやっているアーティストは本当に限られるからです。今回は、Maison book girlから「rooms」です。前奏を読み解けばわかるかと思いますが「3+3+3+4」で13拍になっています。変拍子と解らずに聴く、というよりも、いかにも変拍子の妙味を全面に押し出した楽曲で、非常に心地よいですね。また、細かくカウントしていないので違うかもしれませんが、メロディーやサビの部分においては、13拍の区切りを変えているか、13拍子以外の拍に転拍子していると思われます(なんて複雑な曲なんだ…)。変拍子好きにはたまらない楽曲ではないでしょうか?では、今回も「人類には早すぎる音楽+」より13拍子の曲を1曲ご紹介します。ブクガが変拍子らしい変拍子でしたので、こちらは「あ~言われたら13拍子だ」という曲をご紹介しましょう。いかがでしたでしょうか? 13拍子という同じ枠組みで作られた2曲、4拍子では作り得ない旋律なのですが、まったく異なる世界観を感じて頂けたのではないかと思います。つまり4拍子以外の変拍子それぞれについて、まだ開拓されていない広大な音楽の世界が広がっている、と言えるかもしれません。引き続き、「人類には早すぎる音楽+」を宜しくお願いします。