2020/08/22 12:07

当初動画のリターンについて、

YouTubeの限定公開を活用してご覧いただこうと考えていました。

ディスクでもらっても困るだろうし…、

手軽に見れる方が良いだろうと思っていましたので…。


公開申請を出すと、CAMPFIREの担当者の方が、

この部分大丈夫ですか?規約確認してみてください。

ここはこうした方がよいですよ。

この部分心配なので詳しく教えてもらえますか?

などなど、しっかりと確認してくれます。


作成フォームもわかりやすく、サポートもしっかりしているので、

実際に公開や申請をしなくても、こんなことをやって将来を良くしていきたいな…

と考えていることは入力してみると、

自分の考えもまとまります。

そして地域や人のため、支援してくれる人のためになっているかを確認することができます。


自分だけで容易に作成できてしまうので、取り合えず考えて入力してみるというのも、

自身の為になると思います。

そうして出来上がったのが、私みたいな勝手にプロジェクト作成して、

(相談など一切しなかった…)

「公開」ボタンが100%にチカチカしているので、

「おっこれを押せばもう公開できるのか」

と思ってしまう猪突猛進思い込み人間です。

世に向けて「今夜公開します!!」と発信しました。

そりゃもう、公開というところをクリックすれば公開できると思っているんですから。

この時点ですでに「公開まだですか?」「期間少ないですよ?」

と多くの方を心配させていたので、

「お待たせして、心配もおかけしましたけど、いよいよいきますよ~」

と、どやどやって勢いでクリックしたところ…


「申請を受け付けました。審査が完了するまでお待ちください…。」


……………??

……やばいやばい

……新聞社にも公開するって言っちゃったし


皆さんはリアルタイムのこの現状を見ていた事と思います。

説明するまでもないと思いますが、こんな裏側となっておりました。


この要因は、

CAMPFIREのクラウドファンディングがとても実行に移しやすいことと、

私がなぜか「行ける!」と思ってしまっていたこと(人間性の問題)。


この場をお借りして、お騒がせ致しましたことをお詫び申し上げます。

ただ、審査をしっかりしてもらわないと上の動画のように色々な問題もあるので、

(いやそりゃそうだよなぁという感じなんですが、当時の私はなぜかこのままいけると思っていたんです…恥ずかしすぎる…)

プロジェクトを出す側も守ってくれる当たり前の仕組みですよね。

動画の配信には問題がありましたので、今回申し訳ないですがDVDを送る形をとらせていただきましたが、「ただ花火があがる動画」では貰った方も困ってしまうと思うので、工夫をしてこんな動画を送る予定でいますよ~ということもこちらで発信していきます。


これからプロジェクトに挑戦する方には参考まで、

私自身今回の経験から、次回につなげることを記載します。


今後も「真田の仕掛け」は毎年クラウドファンディングで継続していきたいと考えています。

何年先になるかわかりませんが、四阿山の中宮造営(神輿担ぎ上げ方式)もクラウドファンディングでボランティアスタッフ等の募集をしたいと考えています。

また皆様をハラハラさせないために(多分それは無理だと思うのですが)、

一応今回得た貴重な(貴重か?)経験を共有したいと思います。


やりたいと思ったことがあれば、実行日がだいぶ先だろうがなんだろうが、

①まず書く(入力する)こと。

そうすることで、必要なこと、やるべきことが見えてきます。


あまり期間が開いてしまうと、モチベーションの問題と、CAMPFIRE担当者の負担も大きくなってしまうと思いますが、

②公開する数か月前には一度「公開」をクリックして、審査してもらうこと。

自分のプロジェクトの問題点もわかりますし、審査が完了していればいつでも公開することができるのでこの時期に地域への調整などを同時並行で行うと良いかと思いました。

※明確なビジョンがない場合はおそらく事前に相談をした方がよいのかもしれません。


③すぐに公開するのではなく、限定公開でまずは発信し、公開日を明記しておく

これが今回できませんでしたので、次回はできるように…


いつかクラウドファンディング挑戦してみたいなぁ…と思っていて足掛け何年でしょう?

2~3年?結構な年数が経過しました。

きっかけは西野亮廣さんの著書を読んだことからです。

記憶があいまいですが、

「ハッシュタグで #新世界 と入れれば僕はいいねを押しに行きます!」

という内容があって、とても心惹かれたんですが入れられなかった思い出があります。


西野さんが宗教みたいって言われている最中、私みたいのがやったらだめでしょう(笑)

といいながらそれは建前であって、覚悟がなかっただけですね。


たくさんの方が情報を開示してくださるお陰で、先が不安でしかなかった私にも希望が持てました。

影日向で気に留めてくださる人がいるから、今もこうして真田に根を張っています。

自分でオリジナルで考えたことなんて一つもなくて、多くの方に教えてもらったことを実践しているということを知っておいて欲しいです。

すぐ行動にうつしますが、結局自分では何もできなくていっつも助けてもらってます。

無計画、前向きすぎる、無茶言い過ぎ、発言が寒い…

飲み会になれば、責められてばかりです(笑)


色々な人が集まって物事が作り上げられていく、クラウドファンディングという仕組み、

ステキなものだと感じています。

こうして行動を起こすことができた、CAMPFIREさんにも御礼申し上げます。

面識はないけれど、多くのことを学ばせていただいた方々にも感謝申し上げます。


もしこれから挑戦したい人がいたら、まずは西野さんの本を読むことをお勧めします。

すると自動的にSNSで個人を明らかにして、活動を発信していくことになると思います。

信用の積み重ねというのは、結構時間がかかります。

神社でいう信用でいえば、例えばご祈祷、まとめてやらずに一件一件奉仕する。

ここを大きく広げ、各地域から集めてしまった大きいところは今回の新型コロナウィルスの影響で大変になったと思います。

大きい神社にできること、小さい神社にできることがありますので、

けっして大きい神社と同じことをやろうとせず、しっかりと丁寧に、小さい神社だからこそできることを積み重ねていくことが大事だと思い、今もそうしています。

たくさんご祈祷があると奉仕する側も大変ですし、お互いに良くない気がして…

これについては私には合わなかっただけかもしれません。


あとはご朱印でいえば、宮司が目の前で記帳する。

一人なので不在の時もあり申し訳ない部分もありますが…。

紙をキレイにして書置きにする、長い期間限定を出す…これは、

楽になったり、人は来てくれるだろうけれど、

これだとどうしてもご縁をつなげることが中心じゃなくなってしまう気がして…

そうしたことを自分なりに考え、目先ではなく将来を見据え、

やらない選択をする、というのも一つの信用の積み重ねになると思っています。


地方の小さい神社、山家神社でいえば、本来兼業をしながら神主をしていた神社。

このまま神社を守る宮司が何もしないで、不満ばかり漏らしていたら、今後確実に地域の人が代々大切に守ってきたものを護っていけず、後世に負担をただ先送りするだけです。


自分の周り、地域の関係性からしか物事を見れない神主かもしれませんが、

同じような考えをもって地域の将来を見ている神主さんがいたら、

お互いに切磋琢磨していきたいと思っています。


あれ?…なんの話をしているのかわからなくなってます。

それではまたお会いしましょう(この場所で)。