1 いつからどのような想いで活動しているか
かすみがうら市生まれで、筑波大学のフォルクローレサークルでケーナに出会いました。
ケーナは、ペルー、ボリビアなどの南米の楽器です。
実は、大学在学時からプロのケーナ奏者として活動をしたいと考えていましたが、一度土浦市役所に就職し、2013年に自分が一番やりたい事をやるためにケーナのプロ奏者になりました。
円グラフに例えると、これまで世界の先輩方によって開発されたケーナの技術が359度あって、残り「1度」が自分にしかできない独学で取得したケーナの音・表現だと思っています。
その音を使ってお客様を幸せにしたい、特に自分がやりたい表現とお客様が求めることの重なる部分を演奏することで、お客様に幸せな気分になっていただくというのが自分にしっくりくるやり方です。
そうやって活動をつづけているうちに、人と会える事も自分にとってとても大切であって、「ただいま!」と言えるお客様や関係者の方々が全国に増える事が喜びでした。
2 これまでの作品、活動履歴
活動の柱は、コンサートとレッスンの2本です。
これまでの8年の中で上下はありますが、年間100本くらいコンサートをしています。(エキスポセンター、山水亭、茨城県自然博物館、石垣島から網走まで活動場所は様々です。)
ツアープロとレッスンプロを一緒にやっているプロゴルファーのような感じです。
そして、活動8年目にして初めて、今年4月にCDを出しました。今回のプロジェクトの作品(リターン)にもなっていますが、「Quena WORLD」は今までの活動の集大成となっており、本場の人ではなく、自分にしか出せないケーナの音、そして360度の中の1度で自分を表現しました。自分のやりたい音楽によってお客様にとにかく幸せな気分になっていただきたい、との思いを込めて作った作品です。
3 コロナの影響
応援してくれる人に「ただいま」と言える人が全国に増えてきて、それこそが喜びとなっていましたが、残念ながらこのコロナの影響によって、今はコンサートが殆どゼロになってしまいました。人に会えなくなってしまった切なさ、音楽を届ける事の出来ない悔しさ、そして新しお客様にも出会えない辛さを日々感じています。
演奏家として生きている身としては、コンサートゼロというのは、ペナントレースが無いプロ野球選手の様なもので、公務員という身を捨ててまで実現にこぎつけた「人生で一番やりたかったこと」が封じられたストレスを、日々ボディーブローの様に感じています。
レッスンだけは、コロナ対策をしながらなんとか出来ていますが、こういった環境下ですので、腰が重くなったりコロナへの不安があったりという理由で、レッスン生の中にもお辞めになってしまう方も相当数いらっしゃいました。
収入面でもレッスンにおいては例年の6割ほどに落ち込んでおり、人に会うことが自分の中では大きいことだったので、精神的なダメージは大きいです。
4 今回のリターン紹介
一口:2,700円
オリジナルCD『Quena WORLD』
※支援口数に応じて特典がつきます
一口分の支援: 『Quena WORLD』1枚
二口分の支援: 『Quena WORLD』1枚(楽譜集等の特典つき!)
自分がやりたいことを追求して、お客様に喜んでいただいている事だけを考えて作品にしました。コテコテのフォルクローレではなく、自分のケーナを一番活かせる曲を考え、自作曲からカバー曲も入れ、11曲を入れました。
※下記Youtubeに紹介動画があります。御参照ください。
『Quena WORLD』紹介動画: https://youtu.be/Sf0AUChal8I
5 ひとことメッセージ
少なくとも私がやっている音楽稼業は、ミュージックセラピー等とは異なり、医療や衣食住など「人間に必要不可欠なもの」を提供できる仕事ではありません。
しかし、こんな状況だからこそ、少しでも音楽を聞いていい気分になってもらえたら。「少しでもいい気分」程の小さな幸せを提供したくて大きな努力をしてきたつもりです。そんな小さな幸せを受け取っていただけたら嬉しいです。
今回クラウドファンディングに参加することで、他の制作に取り組むきっかけや、前向きな気持ちも貰っています。皆様からの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
6.アーティスト情報
氏名:渡辺 大輔(わたなべ だいすけ)
ホームページ:https://ameblo.jp/dai-quena/
渡辺様へのご支援はこちらから→
https://camp-fire.jp/projects/313907/backers/new?id=474689
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