本プロジェクトは、全国41蔵による共同の「日本酒プロジェクト2020」の枠組みにおいて実施しております（詳細はこちら）

＠ 目標金額　1,000,000円

@ 資金の使い道

日本酒代、配送代金、諸経費
*通常小売の５％OFF＋配送代金（全国一律1000円）にてリターン設定

@ 全国的な酒蔵の現状

　日本酒は一般的に１２月～３月の寒い時期に造られます。今回、残念なことにその造りが終わった時期に新型コロナウィルスの流行が始まりました。これまで、消費者の皆様には、飲食店・試飲会・イベント・蔵見学等を通じて日本酒を楽しんで頂いてきました。今回のコロナ禍によりこれらの販路がほぼ停止してしまっています。今後も、例えば東北三大祭り（ねぶた祭、仙台七夕、秋田竿燈まつり、累計６１６万人の来場者見込み）の全てが中止された等、酒蔵や日本酒が深く関わる今年の各種行事の開催は見込めない状況です。

@ 蔵元紹介

　代表銘柄　久寿玉

　平瀬酒造店は元和九年（1623年）に初代の記録があり約400年、15代に渡り、飛騨高山の地においてお酒造りを続けております。

　飛騨高山は雄大な自然に囲まれていますが、古くは城下町、天領として栄えてきた町で、江戸時代の面影を残す町並みや高山祭など、歴史と伝統文化が息づいています。標高は570ｍ、夏は気温の寒暖差が大きく（日中は暑くなるものの朝晩は涼しい）、冬は氷点下の厳しい冷え込みになります。この地で久寿玉は北アルプスの清らかな伏流水を用い（硬度15の軟水）地元でとれるお米（主にひだほまれ）を使って、飛騨高山の良いものづくり精神を受け継ぎ、冬の寒さの厳しい時期に寒造りをしております。

有限会社平瀬酒造店
平瀬市兵衛

@ コロナ禍における当酒蔵の現状

　新型コロナウイルスの影響で、3月から大きな会合の自粛、宴会の自粛が行われ、高山祭の中止、飲食店の休業要請により日本酒が消費される場所がなくなってしまいました。海外の観光客も日本から去り、観光もストップして、日本酒が行き場を無くしました。

売上も昨対比4月、5月は40％程度まで落ち込み、今年の売上げは激減することが予測されます。お酒のイベントも中止したままで復活の兆しも見えない状況です。

@ 東京農業大学で学び酒造りで生かせたこと

　東農大では父（故人）も兄（故人）も学ばさせていただきました。兄が11年前に他界したため次男が蔵に戻り後を継いでいますが、東農大の花酵母研究会の縁で、東農大の酵母を使わせていただいたり、醸造技術を教えていただけるネットワークがあります。お酒造りでは、多くの人に助けられ、励まされています。私は東農大卒業ではありませんが、東農大に伝統的な心の豊かさがあるのだと感じます。未来永劫繋がって行って欲しいです。

@ 厳選した日本酒をリターンとして提供

＜銘柄①：久寿玉　手造り純米（特別純米酒） （左）＞

説明文
北アルプスの伏流水（硬度15）と岐阜県産ひだほまれの米と米麹だけで仕込んだ純米酒です。やわらかい口当たりと、のどに広がるなめらかで繊細な旨みが自慢です。

商品特徴
酒米：ひだほまれ（岐阜県産）、精米歩合：60％、アルコール度数：15.5％、酵母：9号

＜銘柄②：久寿玉　純米吟醸（右）＞

説明文
東農大の花酵母アベリアで醸したフルーティーな香りとスッキリとした味わいのお酒です。北アルプスの伏流水（硬度15）と岐阜県産のひだほまれを使用することにより生まれる口当たりやわらかく、さらりとしたのどごしが特徴です。

商品特徴
酒米：ひだほまれ（岐阜県産）、精米歩合：50％：アルコール度数：15.5％、酵母：農大花酵母アベリア

＜リターン内容＞
⑴ 2 銘柄各 1 本（計2本）： 300 セット
⑵ 2 銘柄各 2 本（計4本）： 150 セット
⑶ 2 銘柄各 3 本（計6本）： 75 セット
⑷ 2 銘柄各 6 本（計12本）： 20 セット

※ リターン発送は2020年11月を予定しております。
※ 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
※ 配送日時の指定は致しかねます。ご了承ください。

@ 応援メッセージ

東京農業大学
応用生物科学部 醸造科学科 酒類生産科学研究室
教授　穂坂 賢

　日本酒は古来、それぞれの地域で「地産地消」の大きな柱でした。東京農業大学は日本で唯一醸造を冠にした学科を開設してから70年を経て、いまや全国酒造メーカーの半数を農大の卒業生が占めるようになっています。
　コロナ禍にある今日、社会全体が厳しい環境にさらされています。同時に醸造業界も日本酒をはじめ焼酎、泡盛、ワイン等酒造業界も厳しい経営・製造を強いられています。この状況を少しでも打破するため、農大関係機関と協力し、業界を支援すべく働く時期との思いから、このような企画を致しました。一人でも多くの方々のご支援をお願いいたします。

東京農業大学
応用生物科学部 醸造科学科 微生物工学研究室
准教授　數岡 孝幸

　新型コロナの影響で、飲食店での日本酒消費が極端に減り、多くの酒蔵が苦しい状況にあります。そして在庫が多く残ることで、本酒造年度でのお酒の生産量が減り、それは酒米を作ってくれている農家にも影響を及ぼします。今回のプロジェクトで好みのお酒と出会えましたら、プロジェクト終了後もご支援をお願い致します。また、紹介しきれなかった多くの酒蔵についても、皆さまの一杯一杯の積み重ねが支援となります。よろしくお願い致します。

MYSH sake bar 女将
小川 佐智江
（東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科 卒業・ミス日本酒2015）

　新型コロナの影響を受ける日本酒業界のニュースに心を痛めているだけでなく、何か行動に移せたらと日本酒プロジェクト2020を応援させていただくことになりました。 私と同じく、日本酒を飲み交わし想い出をつくってきた方は多いと思います。これからも変わらず、おいしい日本酒が団欒の中にありますように。皆さまのご支援をお願いいたします。

【 主催 】 

【 協力企業 】

【 運営事務局 】