はじめに・ご挨拶

劇団俳優座は、六本木を拠点に、古典・翻訳・現代劇など幅広いジャンルの骨太な芝居を届けている劇団です。

１９４４年２月に、青山杉作、千田是也、東野英治郎、小沢栄太郎、東山千栄子、岸輝子ら１０名の同人で結成し、戦後の文化的混乱期にいち早く演劇復興の旗頭として活動。以来７６年にわたり、常に高い理想をかかげ演劇の正道を目指し活動を続けています。
俳優養成機関も有し、愛川欽也や仲代達矢、平幹二郎、市原悦子、宇津井健、田中邦衛、原田芳雄、夏八木勲、栗原小巻、加藤剛といった数多くの名優たちを輩出しています。
現在では、岩崎加根子、中野誠也をはじめ、小山力也や内田夕夜、田中美央など100人近い俳優が所属しています。

このプロジェクトで実現したいこと

新型コロナウィルスの蔓延は、３月公演「マクベスの悲劇」ではキャンセルが相次ぎ集客の減少、その後の公演やイベントも中止や延期など、劇団活動にも大きな影響をもたらしています。

この度ようやく公演が決定した『心の嘘』では、コロナ感染症対策として、東京都のガイドラインを反映し席数を減らし、空気環境検査の実施、関係者のPCR検査の実施、消毒の徹底など、お客様が安心して観劇できる環境づくりを整え準備を進めております。

演劇界も極めて大変な状況ではありますが、そうした苦しい環境下であっても、キャスト・スタッフ一同は日々稽古に励み、クオリティーの高い舞台芸術を目指し『心の嘘』の公演成功を願っています。

プロジェクトをやろうと思った理由

演劇界は未だかつてない危機に直面しておりますが、劇団俳優座は「演劇の熱を絶やしてはいけない」「文化の火を絶やしてはいけない」と作品創作と真摯に向き合い劇団活動を進めています。

しかし、舞台芸術は、観客の皆様がいて成り立つものです。舞台とお客様とで同じ時間・空間を共有することではじめて感動的な作品が生まれます。

そうした舞台とお客様との交流の場を絶やしてはいけない、このようなときだからこそ演劇の力をたくさんの皆様と共有したいという思いから、このプロジェクトを立ち上げました。

俳優座公演『心の嘘』を成功させるため、また厳しい現実を打破するためにも、劇団俳優座は歩み続けます。皆様よりご支援・ご協力賜りましたら幸いです。

これまでの活動

資金の使い道

頂いたご支援金は俳優座公演『心の嘘』のより良い観劇環境の整備に使用されます。

・コロナウィルスによる席数半減の補填費
（１９００席→９５０席へ）

・感染症対策の諸経費

・専門家による空気環境検査

・関係者のPCR検査代

・その他

リターンについて

＜公演グッズ＞

①「心の嘘パンフレット」
②「俳優座オリジナルしおりルーペ」
③「俳優座オリジナルブックカバー」
④「俳優座オリジナルトートバッグ」
⑤「心の嘘作品紹介&舞台裏メーキング映像(DVDまたはブルーレイ)」
⑥「サイン色紙」
⑦「ポスター」

ご支援頂いた皆様全員にメールでのお礼状または、出演者メッセージカードを送付致します。
ご支援内容によって、上記アイテムをリターン致します。

さらに、
・俳優座公式ＨＰにお名前記載(希望者のみ。ニックネーム可)半年間。
・「心の嘘」DVD・ブルーレイのエンドロールに「Special Thanks」としてお名前（匿名も可能）をクレジット（※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。）

などの特典や次回公演をご観劇頂けるリターンもあります！

実施スケジュール

●チケット販売開始　
・２０２０年７月２７日〜

●支援受付開始　      
・２０２０年８月１８日

●支援受付締切　　　
・２０２０年９月３０日　〜23:59

その後景品発送作業。

公演日程：２０２０年９月４日〜２０日　俳優座５階稽古場(港区六本木)

最後に

劇団代表・俳優の岩崎加根子より

「演劇にたずさわる者の願い」

お客様と共に、愛を求め、楽しみや穏やかな安らぎをみつけたいと望むこと。
人の生き方を考え、一念を貫き、熱き心を持って『共同芸術』に
絶えざる精進を、おしまぬこと。

たとえ、人との関わり方が変わっても
その場、その時を凌いで生きる「さま」を表現していく。

その心を絶やさぬよう切にお願い申し上げます。

皆さまのご支援、ご協力なにとぞよろしくお願い申し上げます。

＜All-in方式の場合＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。