今日は「香心ポーク」誕生のお話を紹介したいと思います。
ブランド豚は一般的には種や地域でまとめられることが多いと思いますが、
「香心ポーク」は自社オリジナルブランドになります。
出荷している9割以上が九州のブランド豚として出荷をしていますが、
以前は「香心ポーク」というオリジナルブランドはありませんでした。
きっかけはお客様からの声でした。
「○○○のブランド豚を買って食べたけど、
美味しい時と美味しくない時があるんだけどどうして?」
地域ブランドになると、複数の養豚場から集められた肉が
混ざって出荷されるので、どれが自分たちの肉か分からないのです。
自分たちの育てた豚のことなら、美味しくないと言われれば素直に受け止めて
もっと美味しく作ろうと改良もできます。
でも、混ざってしまうと
(もしかしたら、美味しくないのはうちの肉じゃないのではないか?)
という思いが出て来てしまい、お客様の声を素直に受け止めることができない。
これではよくないということで、ご評価いただく全てを自分たちで受け止められるよう
オリジナルブランドを作ろと決意しました。
「香心ポーク」という名前は、社名であるコーシンをそのまま
使うことで、これが我々が育てている豚ですという覚悟で使いました。
オリジナルブランドで出荷するには、
精肉加工を自社の豚だけでしてもらう必要もあり、
探すのに苦労しました。
ようやく対応していただけるところが見つかり、
「香心ポーク」というオリジナルブランド豚が誕生したのです。
それからは、直売場を作ったり、イベントで販売していくなど
お客様の声をダイレクトに聞ける機会を作っていくことで、
より一層安全で美味しい豚を育てようと日々の活力になっています。
缶詰以外にも、精肉がセットになったリターンもございますので、
引き続きご支援をよろしくお願いいたします。