はじめに・ご挨拶
初めまして。みやこの飼い主の三浦と申します。
兼ねてより猫との生活を夢見て過ごしていました。
そんな時に出会ったのがノルウェージャンフォレストキャットの女の子「みやこ」です。
懐っこく可愛らしい仕草と、キラキラした目、小さく鳴く声がとても愛おしく
この子を絶対に幸せにしたい!と決意にも似た想いを日々感じていました。
しかし共に生活を初めて1ヶ月に満たない頃、不治の病「猫伝染性腹膜炎(以下:FIP)」の可能性があるとされ、その後受診したFIPの治療に取り組んでいる病院で※FIPドライタイプ中期と診断されました。
(※症状はウェット・ドライ・混合タイプによって違いがあります。私自身は病気について素人ですので専門の医師のブログなどをご参照ください。)
日に日に活動量が減り、食事も摂らず、目を開けていることすら辛そうになっていく姿に胸が締めつけられました。
みやこが無邪気に遊ぶ姿をもう一度見たい、この先も一緒に生きていきたいと強く願い、
初めてのクラウドファンディングに挑戦します。どうぞよろしくお願い致します。
このプロジェクトで実現したいこと
FIP寛解を目指し、有効とされる薬での治療を84日間やり遂げたいです。
※みやこの飼い主として、個人的な自己責任と判断のうえでみやこにとって投与が必要と考えていますが、全てのFIPの猫に今回投与する薬が有効であるという趣旨ではありません。
プロジェクトをやろうと思った理由
FIPは発症から数日または数ヶ月で死に至るとても進行の早い病気です。
日本では確立した治療法が無く、愛猫がだんだんと弱り、息を引き取る様子をただ見守ることしかできない恐ろしい病気とされてきました。
みやこもFIPの可能性があると診断された病院で対症療法しかできないと告げられました。
死を前提に治療方針を進められることが悲しくて、悔しくて涙が止まりませんでした。
このまま看取ることしか出来ない自分を認められず、なんとか治療法が無いのか調べたところ寛解が見込める薬があることを知りました。
この薬(※薬機法により薬名は明記できません。また現在サプリメントとして扱われているようですがここでは「薬」と表記します。)は毎日同じ時間に84日間投薬を続けることでFIPの寛解が見込めるとされています。ですが近年海外で開発された物で日本ではまだ未承認の薬です。
その為保険適用外で非常に高額、すべての猫ちゃんに有効であるという確証もありません。
効果と副作用が不確かな物と理解した上、みやこのためにしてあげられる事はこの薬による治療しかないと判断し投薬を開始することに決めました。
ここで立ちはだかるのが「莫大な治療費」という壁です。
・薬と検査で100万円前後の費用がかかる
・薬を常備している協力病院は国内数件で遠方のため交通費が嵩む
それらの理由から自分の収入では84日間の投薬を続けることは絶望的でした。
そんな中、FIP闘病中の猫ちゃん飼い主さんたちが支援を募っているのを見て、
藁にもすがる思いでこのプロジェクトを立ち上げました。
みやこを応援してくださる方、FIPの治療を手伝ってくださる方、猫が好きな皆さまにどうか温かいご支援・ご協力をいただけないでしょうか。
これまでの活動
簡単にではありますがみやこを迎えてからFIP確定と診断されるまでの経緯と通院記録を記載します。
6/27【家族に迎える】
よく食べよく遊び部屋中を走り回るみやこと楽しい日々を過ごす
7/2【異変】
目をパチパチしたりくしゃみを頻繁にするようになる
7/5【近所の病院を受診】
食欲が低下し始め活動量が減っているのを心配し受診
環境の変化による体調不良・猫風邪と診断される
炎症値が高いため注射をし抗生物質を処方してもらう
7/7【近所の病院を再度受診】
目が充血し始めたように感じ再度受診
熱も高いので注射をし抗生物質と目薬を処方される
投薬後、元気が出たように見えた為様子見をする
7/25【近所の病院を受診】
ワクチンをしに行ったところ血液検査で貧血がある・炎症値が高いことが判明
思い返すと数日前から食欲減退、疲れやすいなどの症状があった
レントゲンとエコーでリンパの腫れを確認 この病院では詳しい検査ができないので
ワクチンはせず、すぐに移動し紹介してもらった大きな病院を受診
血液検査、ウィルス検査、レントゲン、エコーをする為検査入院
7/26【検査結果】
猫白血病、猫エイズ :陰性
猫コロナの抗体検査は外部発注のため結果待ち
貧血がさらに進行しており、症状を見る限りウィルス性でほぼ間違いない
(この時点でFIPの可能性が高いと分かっていた気もするがFIPについての説明は無し)
経過観測のため引き続き入院
面会するとみやこはゲージの隅で蹲っていて体調不良が目に見えて分かった
7/27【一時退院】
食事もよく摂るため体調は良好とし一時退院
食事療法食と貧血のサプリ、抗生物質を処方される
元気があるというほどではないが部屋を散策したり活動的
7/28【急変】
朝からぐったりとして動かなくなる
急ぎ病院に連絡し受診 検査結果が出ていたので確認
猫コロナ抗体検査結果:陽性(抗体価1600倍)
FIPについて尋ねると現時点で発症を断言することはできないが可能性はあると告げられる
ここで有効な治療法が無い事と対処療法の説明を受ける
食事療法食と貧血のサプリ、抗生物質に加え体を楽にする薬を処方される
8/3 【神奈川の協力病院を受診】
血液検査の結果からFIPドライタイプ中期の疑いがある
猫コロナウィルス定性検査の結果を待って投薬開始を判断するか聞かれたが「中期」という事もありその日に薬を処方してもらい8/4の朝から投薬を開始する
8/9【協力病院を再度受診】
猫コロナウィルス定性検査の結果:陽性
投薬経過を鑑みてFIPドライタイプ確定と診断される
資金の使い道
ご支援いただいた資金は全てみやこの治療にかかる費用に使用させていただきます。
出費の詳細に関しては都度、活動報告にてご報告致します。
【目標金額について】
薬は体重により投薬量が変わる&みやこは生後3ヶ月でこれから体重が増加する見込みなので暫定的ですが、以下治療にかかるおよその金額です。
3kgになる事を仮定して1.4kg〜3kgへの移行をおよそで計算した薬代…①800,000円
月1回の検査と診察代(経過観察期間込み)…②162,000円
交通費…③36,000円
①②③+CAMPFIRE手数料 17%を加味し目標金額を1200,000円とさせていただきました。
万が一集まった資金が治療費を上まった場合、動物愛護団体や闘病中の猫ちゃんに寄付することをお約束します。
リターンについて
ご協力くださった皆様に感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージ、みやこの写真、オリジナルグッズ等をお送りさせていただきます。
グッズに関してはこれから制作を進めて参ります。
また、みやこの様子や治療にかかった費用の詳細を活動報告にて行います。
実施スケジュール
8/4 投薬開始
以降月1回の通院
10/27 投薬終了、経過観測開始
経過につきましては随時活動報告にてご報告させていただきます。
最後に
みやこと生活を始めてから明るく楽しい毎日になり、これからもずっとそんな日々が続くと思っていました。
命の危機があることを知ったときは頭が真っ白になりました。
まさかこんなに早く失うことになるとは考えもしていなかったのです。
ですがクラウドファンディングをきっかけにみなさんが励まし合い病気と闘っている様子を見て、みやこの命を諦めずに希望を持ってもよいのだと思えました。
きっと今までもFIPという進行の早い病気を相手になす術なく見送った飼い主様も多くいると思います。
または莫大な治療費を前に泣く泣く諦めることしか出来ず辛い思いをした飼い主様もいるかもしれません。
これからもそういった場面に直面する方は少なからず出てきてしまうと思います。
その時にみやこの闘病記録やプロジェクトの存在が希望につながるかもしれません。
そうなりたいと思っています。
身勝手なお願いで申し訳ありませんが、みやこの為、未来のFIPと闘う猫ちゃんご家族の為、皆様のお力をお貸し頂けないでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき有り難うございました。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る寛解のご報告
2021/03/17 13:39ご無沙汰しております。飼い主の三浦です。通院からかなりの時間が経ってしまいましたがご報告させていただきます。無事、寛解することが出来ました!興奮状態だったことで一部基準値以上ですが問題ないとのこと▽前回の検査結果も受け取りました最近のみやこは健康そのもので、毎日おもちゃで遊んだり、ごはんやおやつを食べてたっぷり寝て、猫らしい一日を過ごしています。これからも穏やかな日々を過ごせるよう支えていきたいと思います。心配なことというと避妊手術があります。避妊去勢手術をきっかけにFIPを発症する可能性があるという話を聞いているので寛解したと言っても気がかりです。協力病院は移動に負担がかかるのでどうしたものかと悩んでいたのですが病院を転々としてFIPの治療にも理解ある先生に巡り会えたのでこれからはそちらに通院しようと考えています。治療に使用した未承認薬のこともご存知で、薬が広まらない背景なども伺ったのですが(公開して良い情報なのか判断しかねるので詳細は伏せます)本当はこの薬を知らない医者はいないのでは、と思いました。もしかしたらこの薬が承認薬となるのは難しいのかもしれませんがFIPを発症した猫ちゃんやご家族の力になれる活動をしていきたいです。またみやこの様子など投稿してまいります。今後もよろしくお願い致します。よく床に落ちています もっと見る
リターンのお届けについて
2020/11/30 22:46お世話になっております。三浦です。制作が思ったように進んでおらずリターンのお届けが遅れております。準備が出来次第、順次発送を行いますのでもうしばらくお待ちいただけますと幸いです。足を噛むみやこ飼い主は在宅ワーカーなので外出した日はスキンシップが激し目のみやこです。(寂しかったのか、放っておかれた怒りなのか…)歯が立派になってきたので結構痛いです。成長を喜びつつ噛まれるのは辛いのでやめてもらえるように頑張ります。リターン品の制作が進みましたらまた報告させていただきます。要件のみの投稿となり申し訳ありません。何卒よろしくお願い致します。 もっと見る
11/22 検査結果のご報告
2020/11/27 16:35お世話になっております。飼い主の三浦です。リターン品のみやこの写真を撮るためにシュシュタイプの可愛い首輪を購入しました。鈴の音が気になるみたいですね。後ろ足二本立ちでダンス始めたので即外しました…笑後日鈴がならないように加工したらつけてくれるようになったので何とか撮影ができそうです。嫌がりっぷりが派手だったので避妊手術後のカラー慣れてくれるかな…と少し不安です…。先日投薬終了後の検診に行ってまいりました。10/18の検査結果を書面で受け取りましたのでそちらから添付致します。血中からウィルスは検出されず、抗体価も1600倍と変わりなし。こちらの結果から投薬を終了しても問題ない、という判断となりました。そして11/22の結果がこちらです。血小板数の数値のみ平均以下ですがこちらは血管が細い影響らしいので問題が無いそうです。A/G比も0.85となり経過は良好です!本来12月に2回目の検診を予定していましたが一回スキップして次回は1月末の通院となりました。経過が良いので次の検診では「寛解」と連絡いただけるのでは無いかと期待しています。ですが一点、気になる事がありました。エコーで見たときに腸に少し不調が見られるとの事でした。確かに数日お腹が緩めでした。炎症値は正常なので特に心配する必要はなさそうですが消化に良いフードにするなど、様子を見て判断くださいと指示をいただきました。今回の明細書です。薬代がかからなくなったので会計時に変な緊張をせずに済みました…苦髪ゴムをおもちゃにされてしまいました投薬終了後もみやこは元気にしております。最近は だるまさんがころんだ→鬼ごっこ→かくれんぼ のコンボが気に入っているようで飼い主も遊びに参加してます。でもちょっと疲れます。駆け回る姿を見ていると発症した当初が嘘みたいです。このまま何事もなく寛解してほしいです。リターンのお届けが遅くなっており申し訳ありません。ただいまゆっくりとですが準備を進めております。また進捗等、ご報告させていただきます。引き続きよろしくお願い致します。 もっと見る
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