はじめに・ご挨拶
雪合戦マガジン編集長の山田です。
初めてご覧になる方には「スポーツ雪合戦」という存在自体が認識されていないかと思います。極めてマイナーな冬のスポーツながら九州から北海道まで、全国に熱いチームが存在し、室内用の球を使用して一年中、競技が行われています。世界的な組織もあり、現在13カ国で大会も開催されています。
私自身、北海道の支部で事務局運営に関わりながら、生涯雪合戦を提唱して選手も続けています。
雪合戦マガジンはスポーツライターの初代中村編集長(写真右)と2008年に3人だけの編集部で始まりました。
2012年に編集長を引き継ぎ、夫婦二人体制でなんとか 8年目を迎えた2020年でしたが、新型コロナの影響で「雪合戦マガジン編集部」も継続が危うい状況となってしまいました。
きわめて限られた購読者のみなさんにご負担をかける事になることへの迷いもありましたが、皆さんからの応援コメントやご要望もいただき、今回のプロジェクトを立ち上げることとさせていただきました。
雪合戦マガジン編集長 山田雅志
このプロジェクトで実現したいこと
今はなにより、例年通り雪合戦のコミュニケーションツールとしての「雪合戦マガジン」の発行を継続をしていくことを目的に進みます。
競技人口が少ない雪合戦ではありますが将来的に全国の雪合戦関係者の情報提供や、参加型の制作方法を視野にいれて、この機会に継続の礎も作りたいと思います。まずは従来通りの『YMPA2020』、『雪合戦マガジン』の発刊を実行します。 YMPA & 雪合戦マガジンNEXT!
プロジェクトをやろうと思った理由
プロジェクト立ち上げの背景には、コロナ禍の影響による編集部自体の継続の危機があります。また、ご支援をいただいているスポンサー各社様の影響も先が読めない状況もあり、まず次へつなげる現実的な方法として選択させていただきました。
もう一点は、これまでの『雪合戦マガジン』は北海道壮瞥町にある一般社団法人国際雪合戦連合の外郭団体であるNPO法人雪合戦インターナショナルの監修で、制作委託発注の形でかかわってきましたが、今回、「雪合戦マガジン」の業務移管の要請をいただいた事も背景にあります。
もともと雪合戦発祥の地である壮瞥のNPO法人雪合戦インターナショナルとマガジン編集部、それにスポンサーをまとめる広告代理店の三者協力によって、普及のために継続してきたものです。
今後の「雪合戦マガジン編集部」として継続し制作していくために、資金調達が必要になったことが一番の理由となってしまいました。
【今回以降の雪合戦マガジン制作】
クラウドファンディングでの支援という形で先行した制作費を確保し、読者である皆さんへ従来同様に『雪合戦マガジン14号』、『YMPA2020』を購読していただくため「リターン」という方法でお届けいたします。なお恐縮ではありますが、「雪合戦マガジン」は値上げ、「YMPA」は値下げとし、価格をそろえ1100円(税込み)で完成後の販売も継続して参ります。
雪合戦とのかかわり
雪合戦には30年、関わってきました。
最初のご縁は昭和新山国際雪合戦のポスターを作る仕事からです。職場のチームで大会へ参加してから地元壮瞥町の皆さんとの交流も始まり、選手を経て大会審判としても20年を数え、そのポスターの制作も続いています。
最初は会社勤務の中でやってきましたが、2012年に株式会社ブランチを設立し編集部を構えました。(社名ブランチは雪合戦マスコットキャラクター「ブラッキーの家」という意味)
発行部数が少なく書店にも置いていない雑誌ですが、毎年全国から集まってくれる雪合戦人をつなげるツールとして継続され、この間、取材を通じ北海道から九州まで雪合戦人のネットワークが出来ました。
また、5年前にあるチームの助っ人で10年ぶり選手として出場しました。その時、再び雪合戦を実際にやるべきだと覚醒しレジェンド部門の新設企画と並行して誰でも楽しめる生涯雪合戦を提唱しています。
第7号から、作り上げてきた雪合戦マガジンは、そんな人生の関わりの中からたどり着いたライフワークになっています。
雪合戦マガジン編集部としての活動
●マニュアル本「別冊 雪合戦のススメ」の制作
雪合戦普及のための解説本として、2012年『別冊雪合戦のススメ』を自主制作したことから始まります。雪合戦を始めた地域や新規参入のチームへは普及のために無償提供を現在も実施しています。
●大会記録・写真集「YMPA」制作 (YUKIGASSEN MAGAZINE PHOTO & ARCHIVE)
同じく2014年から、これまでなかった全国の冬の雪合戦大会記録の集計と、編集部撮影の写真を掲載した大会記録・写真集として毎年、自主制作してきました。
●「雪マガ・チャリT」企画
雪合戦マガジンの制作費補填のために制作している「雪合戦応援グッズ」の売り上げから地域の雪合戦普及に取り組むチームを対象に室内練習球購入や、カラーゼッケンビブスを作成し進呈してきました。
その他、全国の取材を通じてできた選手や関係者をつなげる企画を定期的に企画し試みています。
●2016年「全国審判サミット東京」主催開催
●2017年「日本スポーツ雪合戦選手会」 設立
●2019年「埼玉プレイヤー・ミーティング」を主催開催
●審判員不足の大会支援として2018年から東海大会での審判応援を支援。
2017年には全国の雪合戦人へ呼びかけて、所属組織の枠を超えた「日本スポーツ雪合戦選手会」を立ち上げ事務局の運営と活動を全面サポートをしています。
2020年は「雪合戦大会運営者会議」を企画、これはコロナ禍の影響で断念しましたが、何らかの方法で次号の中での掲載を考えています。
■資金の使い道
●制作費、人件費 (1/2)
●印刷費補填、リターンアイテム制作費発送費(1/2)
■リターンについて
●雪合戦マガジン14号 ●雪合戦大会記録写真集「YMPA」
●雪合戦Tシャツほか応援グッズ各種
★その他、支援いただいた、すべての皆さんへ
●コンセプトステッカー「Next!」
●動画限定配信 ※冬シーズン終了後
●お礼状
~冬のシーズン終了後、動画の配信を支援者様へ限定で行います。
サンプル/今夏、公開の「夏の雪合戦人応援ソング~」フリー音源より
■実施スケジュール
●9月、プロジェクト立ち上げ
同時に「雪合戦マガジン」制作スタート
●9月初旬 プロジェクト立ち上げ
「雪合戦マガジン」制作スタート
●10月 プロジェクト締め切り
●11月 雪合戦マガジン制作/YMPA印刷
●2021年1月中旬 リターン品の発送開始
■支援のお願い
平成元年に昭和新山国際雪合戦がスタートし、仕事からの関わりでしたが、そんな枠を超えて雪合戦の魅力にのめりこんできました。それは雪合戦経験者の皆さんも同じだと思います。
「大の大人が雪合戦」と物珍しさでマスコミでは都度取り上げられますが、雪合戦は地域の活性化のイベント的な視点から普及して30年、この間にスポーツ競技としても精査されてきました。反面、いまは残念ながら過渡期をすでに折り返し、チーム数は減少傾向であり、辛抱の時期とみています。
しかし、その状況とは真逆に全国の雪合戦人の繋がりが一層、強くなっている事も肌で感じています。
これからはそんな「雪合戦人」の繋がりで運営側も競技経験者、現役選手も一緒に熱い想いで普及拡大を後押しして行けなければ雪合戦はやがて衰退してしまうと危惧しています。
その難問は全国の雪合戦を愛してやまない皆さんをつなげる事で克服して行けると信じてます。
「雪合戦マガジン」との出会いが全国の皆さんとの交流のはじまりでもあり、それが「雪マガ編集部」に出来る役割であると思います。
極めてマイナーな競技である雪合戦ですが、老若男女を問わず雪合戦を通じてつながった皆さんと想いも共有してきました。そんな「雪合戦マガジン」を継続していけるのであれば、この上なく幸せなことであります。
今後の新型コロナ禍の影響によって『雪合戦マガジン』が立ち止まる事がないことを願い「Next!」をキーワードに進みます。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合でも、「YMPA2020」と「雪合戦マガジン14号」の発行を実行し、リターン品としてお届けします。
最新の活動報告
もっと見る雪合戦普及・プロジェクト
2021/10/19 18:26こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
スポーツ雪合戦普及プロジェクト 次の雪合戦マガジンの表紙です。
2021/10/08 13:02こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
FMラジオ出演と現プロジェクト経過のご報告。
2021/09/24 18:52昨日、東京のFMラジオへ電話で出演させていただきました。コロナ下でのクラウドファンディングによる今回のプロジェクトをPRさせていただきました。雪合戦マガジン編集部のホームページにて、番組を公開しています。 7分ほどです。https://www.yukigassenjin.com/%E8%A4%87%E8%A3%BD-home雪合戦マガジン編集部 山田雅志 もっと見る
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