2020/08/27 15:32

私たちが今回のイベントを実施するにあたる想いを載せさせていただきます。

武藤康裕(プロジェクトリーダー)
ホームページをご覧の皆様、突然ですが野菜のフードロスは年間どれくらい生じているかご存じでしょうか。皆様の企業、ご家庭合わせて年間5万トン生じております。今回ご協力いただく企業様のほうでも年間10トン生じております。また山梨の有名な農産物と言えば桃やブドウを思い浮かべる方が多いかと思いますが、野菜をイメージする方は少ないのではないでしょうか。これらの実態を知るために私は直接畑に伺い、フードロスとなってしまう野菜がどんなものなのか、美味しさはどうなのか、また山梨の野菜を使った料理を食べることで、山梨の野菜の魅力というものを感じてきました。フードロスとなってしまう野菜はサイズが大きすぎてしまったり、形がいびつとなってしまったものなどがあります。しかしそれらの野菜も、食べてみると普段食べている野菜とも変わらずおいしく食べることができました。山梨の野菜を使った料理も、他県のものと遜色なく、むしろ朝どれのものを直接食べることができ、これまでに体験したことのないような野菜の魅力を感じることができました。これらの体験を、たくさんの方々に共有したいと考え、今回のイベントを企画させていただきました。
ご協力いただく企業へフードロスや山梨の野菜について伺ったところ、農産物の不法投棄や、山梨の土地の狭さから野菜ができづらく供給量が少ないため有名になりにくいなど私たちも新たな発見、学びをしてきました。参加者の皆様には、今回のイベントに参加することでフードロス、山梨の野菜について学ぶきっかけとなれば幸いでございます。何よりも参加者の皆様がわくわくするようなコンテンツになるよう、私たちも尽力してきましたので、非日常の新鮮な体験を提供できることを確信しております。

広瀬凛
私は,親が自然に触れて欲しいうことで山梨県の大和村でキャンプ体験を小学生の時に行っていました。そこでは田植えは見ているより泥に足元をすくわれたりだとか,飯盒炊飯がこんなにも楽しいものであるのかとか五右衛門風呂はこんなにも気持ちいのだというような言葉では表せない”体験”を通してさまざまな感動がありました。百聞は一見に如かずとはまさにこのことで,昔から体験を通して誰かに何かをお届けできればと考えていました。
今回は山梨の野菜を収穫体験してもらい,フードロスの野菜野やとれたての野菜を食べてもらうというイベントを開催いたします。私はこのイベントを通して,皆様にいかにとれたての野菜が美味しいのかという感動体験を持ち帰っていただくとともに,課題でもある農業従事者の減少を新鮮な野菜な野菜を食べていただき,農家や農業に興味を持ってもらうことによって少しでも食い止めることができればと考えております。

土橋拓斗
僕は中高運動部に所属しており、時には食事制限で野菜を無理やり食べさせられたこともあり、元々野菜に苦手意識がありました。しかし先日oasisさんに伺った際に朝取れの新鮮なレタスを食べた時に衝撃が走りました。今まで苦手だったレタス特有の苦味やエグミなどが一切なく、レタス本来の旨味などを存分に味わうことができ、またその後食べた他の野菜も素材の味を活かしつつ食べやすく美味しく調理されており、私の野菜の苦手意識はなくなりました。
今回このイベントに参加してくださる皆様には、野菜の本来の美味しさ、また山梨県の自然豊かな魅力を感じて欲しいと思っています。

渡邉知世
「山梨=フルーツ」というイメージがありました。しかし、実際にお店に行くと、山梨県産の野菜を使った料理だけを提供しているところがあり、山梨県には美味しい野菜もあるんだと実感しました。しかし、その野菜は他県にはなかなか出回りません。そこで、山梨県の野菜を様々な人に食べてもらいたいという思いから、今回のイベントを計画しました。農業について学んでいく中で、フードロスという問題が世界中であることも知りました。私たちのイベントにどこまでの影響力があるかわかりませんが、山梨県の新鮮な野菜とフードロスを身近に感じてもらいたいと思っています。