2017年10月19日
先ほど午前1時頃自宅に到着しました。
マラケシュを出て30時間弱のぶっ続け移動!! 半分以上寝ていたのですぐ着きました。ただいま!!
撮影隊が無事で帰って来れてほんとに良かったです。実は撮影も進む半ば、メルズーガのサハラ砂漠での撮影後、だいちゃんが熱中症でダウンしてしまいました。早朝から太陽が高い位置に登るまで、を目安に水分補給もこまめに気をつけていたのですが、やはり大自然の力。照りつける太陽の威力は予想を超えていました。
ホテルに偶然フランス系と英語圏の医師集団が居合わせたので、先生方に頼んでだいちゃんの様子を見てもらう事に。
世界各国の医師達に囲まれて処置を受けているだいちゃんを、他の撮影隊で見守っていました。もの凄い光景でした。。。
お陰様で夜には少し体調が戻り、一安心しました。
それから私は満天の星を眺めに、サハラの少し奥の方まで歩きました。砂丘は凸凹しているから凹のへこんでる部分に行くとホテルの光から遮断されて、あたりが真っ暗になるのです。誰もいないのに、とっても安心します。地球に包まれているようなそんな気持ちです。
空が近いのか、遠いのか、自分が地に足を付けているのか、それとも浮かんでいるのか、よくわからない感覚になります。
そして、あの言葉の意味をもう一度考えました。
最初は全然寂しくなかったのに、突然涙が溢れてきました。星が多すぎて視界に入りきらなくて、でも見える範囲の空を吸い込むように見つめました。ひとつひとつの輝きからなんだか音が聞こえてくるような気がしました。
星空が凄すぎて、撮影隊のみんなを呼びに行きました。だいちゃんも大分良くなっていたので防寒してもらって、さっき自分がいた場所にもう一度みんなでいき、砂丘の上に寝転びました。それぞれが違う流れ星を、一斉に発見しながら1時間くらい寝そべって話をしました。
だいちゃんの幼馴染の畑くんが、今回のMVプロジェクトとは別に、個人のバイク旅としてアトラス山脈を超え、サハラ砂漠で合流してくれました。それもそれで、色んなエピソードがあった様ですがまた別の機会に。
今回のMVプロジェクトに参加してくれたカメラマンのヒロくん。途中機材トラブルが絶えませんでしたが、何とかアイデアや経験や気合いで、素晴らしい映像と写真を沢山撮ってくれました。一番睡眠時間少なかったと思うんですが、スケジュール管理や危機管理、発想も豊富でタフで、本当に沢山助けてもらいました。
そして、絶えずメイキング映像を撮ってくれただいちゃん。今回のMVの絵コンテも、曲の世界観を膨らませて描いてくれました。途中体調を崩してしまいましたが最後まで行動を共にしてくれました。
今回、実は、MV撮影の空き時間を使って荒野の真ん中で曲の録音も行いました。
機材の風音避け対策も、エンジニア徳さんの助けを借りながら施してくれました。
そして、一般公募で応募してきて下さった光さん。撮影中に荷物や機材を管理して下さったり、体調悪いひとにお味噌汁を出してくれたり、日々明るく賑やかに場を和ませてくれました。空き時間に描いていたスケッチも気になっまてます。またメイキングにも登場しますよ!
このチームで動けて本当に良かったです。
力を貸してくれて本当にありがとうございます!!
そしてクラウドファンディングにご参加下さった皆様、日々応援メッセージを下さる皆様、色んな形でウフルを助けて下さっている皆様に本当に心から感謝致します!!
これから、MVの編集、音源制作に入りますので、また随時報告させて下さい!