はじめに・ご挨拶
中央義士会は創立以来112年目になります。
忠臣蔵の史実部分のみを研究している団体です。
私は現在会の代表をさせていただいて20年目になる79歳の中島康夫と申します。現在まで、新史料を発見して22冊の忠臣蔵の本を出版して参りました。
そろそろ、後輩に道をゆずる年齢にもなりましたので、最後に『松之廊下刃傷の真実』を書き掲げ筆を休みたいと思っております。作家ではありませんので、作り話は一切書けませんが、日本人が初めて知る事件の真実を述べたく思っております。
是非、ご協力お願い申し上げます。
中央義士会 理事長 中島康夫
このプロジェクトで実現したいこと
元禄赤穂事件(忠臣蔵)を四つの分野に大別し、
第一に。
日本の歴史史上、なぜこのような双方百名近い人命を失う事件が起きたのか、その起因の解明。
第二に。
松之廊下で何があったのか、その現状の研究成果の発表。
第三に。
その結果、吉良邸討入り事件が起き、多くの人命が失われた事の解説。
第四に。
結果、四十六名の切腹で一件落着のような形になったが、頂点が判断を誤れば、こうも多大な犠牲が生まれるという事実を伝える事。
以上、現代にも通ずる、聖書のようなお話を広く、日本の皆様に発表したい。
【目次】(予定)
一、元禄赤穂事件の全体像
二、江戸城の歴史と構造
江戸城松之廊下の図録
三、運命の日、元禄十四年三月十四日
旗本梶川与惣兵衛の告白
四、松之廊下現場検証
五、「梶川日記」と「赤穂義人録」の整合性
六、吉良上野介の評判の悪さ
七、全ては明治天皇の「宣」から始まった
八、刃傷事件の要因
<B5版 全120ページ予定>
プロジェクトをやろうと思った理由
現在、日本では元禄赤穂事件研究者は少なく非常に遅れており、この研究においては皆無に等しいほど惨憺たる有様です。ゆえに、それぞれが勝手なことを主張して浅学をさらけだしております。この際、日本人の誰もが、知っているようで実は知らない、松之廊下事件の真実を発表せねばならないという強い信念から、このプロジェクトを立ち上げました。
これまでの活動
明治41年創立以来、数々の忠臣蔵に関わる史料集や論文を出版して参りました。更に、近年では忠臣蔵のテレビ番組の総合監修等もしております。
●テレビ番組監修
・テレビ朝日「古舘トーキングヒストリー 忠臣蔵」
・フジテレビ「新説 所ジャパン 忠臣蔵」
・CM「タモリの忠臣蔵」、その他多数
●各地講演
・忠臣蔵サミット、港区フォーラム、赤穂市、笠間市、山鹿市、三次市、砂川市、泉岳寺等多数
●月一勉強会(新橋桜田教室)
・聴講者は、テレビディレクター、作家、脚本家、他多数
●元禄事件関係古文書鑑定
●港区・泉岳寺裏 旧細川邸管理(現在)
資金の使い道
書籍『松之廊下の真実』の制作費用をはじめ、以下の費用に充てさせていただきます。
書籍制作費、リターン発送費、CAMPFIRE掲載手数料
リターンについて
完成した『松之廊下の真実』を1冊お送りするほか、支援金に応じて下記のとおり、中央義士会出版物等のリターン品をご用意しております。
①3,000円コース
・『松之廊下の真実』 1冊
・中央義士会会報(年度別) 10冊(1冊×10年分)
・大石内蔵助ら十六人切腹の地(旧細川邸)公開にご招待(令和3年予定)
※交通費・滞在費は参加者負担でお願いします
※1回15名程度、希望者全員参加できるよう複数回実施します
②5,000円コース
・『松之廊下の真実』 1冊
・『年譜忠臣蔵』 1冊
・中央義士会会報(年度別) 10冊(1冊×10年分)
・大石内蔵助ら十六人切腹の地(旧細川邸)公開にご招待(令和3年予定)
※交通費・滞在費は参加者負担でお願いします
※1回15名程度、希望者全員参加できるよう複数回実施します
③10,000円コース
・『松之廊下の真実』 1冊
・『年譜忠臣蔵』 1冊
・『寺坂吉右衛門最終章』 1冊
・中央義士会会報(年度別) 10冊(1冊×10年分)
・大石内蔵助ら十六人切腹の地(旧細川邸)公開にご招待(令和3年予定)
※交通費・滞在費は参加者負担でお願いします
※1回15名程度、希望者全員参加できるよう複数回実施します
・希望者は、一年間中央義士会会員の資格を付与いたします
(入会金3000円・年会費5000円とも無料)
一年後会員継続の場合は、年会費のみ納入ください
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
実施スケジュール
令和2年9月5日 クラウドファンディング開始
令和2年10月中 執筆終了、編集・校正
令和2年11月8日 クラウドファンディング終了
令和2年11月~ 印刷・製本開始
令和2年12月中 すべての発送業務完了
出版については、製作書籍・リターン用書籍とも、当中央義士会の出版となります。
最後に
多くの日本人は、この一冊で、松之廊下刃傷の真実を初めて知るでしょう。吉良さんの立ち位置、浅野さんの立ち位置、止めに入った梶川さんの立ち位置を全部図解にしております。この仲裁に入った梶川さんんが、その日の日記を詳しく書いていたのです。その内容が真実を伝えているのですが、現在まで誰も、この「梶川日記」を正確に読解した方はおりませんでした。私ですら20年の歳月が掛ったのです。
一刻も早く手に取り、さっぱりしましょう。日本人の謎が今明かされます。
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