こんにちは。平野工房です。 前回 【鍛金のはなし】鎚目について の活動報告では、以下3種類の鎚目を紹介しました。今回は、鎚目を仕上げるための「道具」についてご紹介したいと思います。 ❶ 「重ね円」文様の道具『ふくふく』の鎚目でもある「重ね円文様」を施す際には、平らな金槌を使います。一打一打丁寧に打刻し、円が重なるように仕上げていきます。 ❷「あらし」文様の道具光沢が押さえられたマットな「あらし文様」は、細かな凹凸のある金鎚を使用します。均一ながら自然体な文様を打刻するため、職人技の見せ所です。 ❸「さざなみ」文様の道具 流れるようなラインが美しい「さざなみ文様」の仕上げには、縦線が入った金鎚を使います。角度に気を使いながら、美しい流線に仕上げていきます。 平野工房では、職人の手に馴染んだこれらの「道具」を使い、一打一打丹精込めて作品の仕上げを行っています。銀のベビースプーン『ふくふく』も、熟練の鍛金職人が一本ずつ、真心込めて手づくりしています。機械には真似できない、職人だからこそ成せる〈温かみのある自然な風合い〉をぜひお楽しみください^^ クラウドファンディングは残り9日 となりました!引き続きみなさまのご支援をお待ちしております!!平野工房