皆さまの中には、すでに様々な方法で、様々な被災店をご支援いただき、人吉球磨の復興を後押ししてくださっている方も多いことと思います。そんな中、さらに私どものクラウドファンディグのページに足を運んでくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
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[釜田醸造所]の代表・釜田 顕です。
皆さまのおかげで、開始から3日半でファースト目標の200万円を達成することができました。驚きと同時に、たくさんの方が[釜田醸造所]とここで働く社員、そして弊社の商品たちを心配し、愛してくださっていることに改めて気づかされました。この気づきは私たちの財産です。本当に、本当に、ありがとうございます。(10月3日)
【NEW】残り1週間を切りました
被災後イチから揃える原材料費(計1,000万円の見込み)を応援していただきたく、挑戦を始めたこのクラウドファンディグ。無事に終了して社員皆で感謝と喜びを噛み締められるよう、私たちも一丸となって駆け抜ける覚悟です。
==1番人気のリターンは【復興しょうゆ】==
支援者の皆さまと2年後越しのお約束。待ってくださる皆さまの応援を励みに、完全復活を目指します。(10月3日)
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被災から立ち直り、
またしょうゆとみそを届けたい
この度の九州豪雨災害で甚大な被害を受けた熊本県・人吉市の[釜田醸造所]。工場と店舗に濁流が押し寄せ、最終的に1.5m以上が浸水しました。当日は濁流を前になすすべもなく、ただただ浸水していく様子を呆然と眺めていました。それでも伝統を繫ぐことを諦めず、復活を果たすためのプロジェクトです。
城下町のしょうゆ屋さん
創業89年・[釜田醸造所]の釜田顕(かまだあきら)と申します。工場兼店舗は大正ロマン漂う長屋で、城下町・人吉の風情ある街並みの中にあります。
[釜田醸造所]の1番のこだわりは、大豆と小麦、塩だけを熟成させてつくる「自家製天然もろみ」。当地域で天然もろみを醸造しているのは唯一弊社だけです。その伝統的な醸造技術で本物のしょうゆ・みそを作ることへの誇りを持つ一方で、現代の食生活ニーズに応えるアイデア・工夫を融合し、商品開発を続けてきました。
しかし、この度の災害で、その「天然もろみ」を貯蔵したもろみ室も浸水。もろみの代わりに泥水が入ったタンクを見て、言葉を失いました。
「球磨川のせい」にして伝統を諦めたくない
この水害をもたらしたのはこの地域を貫流する球磨川。しかし弊社のしょうゆづくりは、清流・球磨川の素晴らしい水質があってこそ。つまり[釜田醸造所]の歴史は球磨川に恩恵を受けたものです。だからこそ「球磨川を理由にしょうゆづくりを諦めたくない。必ず復活する」と決意しました。
また、この決意の裏には多くの方々の後押しがあります。被災後すぐに駆けつけてくださったボランティアの方々、「釜田さんがんばんなっせ(頑張ってくださいね)」と声をかけてくださった地元のお客さま・・・。そのあたたかい応援に応えるためにも、私たちはしょうゆ・みそづくりを続けます。
資金の使い道
弊社全体の損害額は、建物の修繕費、機械の購入、原材料の購入・・・など、大まかに見積もっても8,000万円以上かかる見込みです。
このクラウドファンディングで集まった資金は(手数料を除いた全額を)、すべてイチから揃える原材料の購入費(約1,000万)の一部にあてさせていただきます。
リターン
このプロジェクトを支援してくださった方限定で、プレミアム“復興しょうゆ”をお届けします。これは弊社の自家製天然もろみが完成して最初に作るしょうゆです。もろみ室の修繕やもろみの熟成には2年ほどお時間がかかります。どうか見守る気持ちで商品の到着をお待ちいただけますと幸いです。
ほかに、
・蔵元体験やしょうゆ作り体験(いずれも要予約、2021年7月〜2025年末まで)
・弊社の通販サイト5%割引
・[釜田醸造所]の通販人気No.1商品「山の幸海の幸」佃煮
などのリターンをご用意しました。
今後のスケジュール
2020年11月中旬 クラウドファンディング終了
2020年12月中 お礼状発送
2021年1月頃 もろみ室の修繕開始
2021年4月頃 もろみの仕込み開始
2021年7月 蔵元体験・しょうゆ作り体験の受付開始
2023年1月頃 プレミアム“復興しょうゆ”の製造・発送
最後に
支援してくださる皆さまは私たちの仲間です。クラウドファンディングが無事終了し、製造が全面再開した際には、しょうゆとみその香りが漂う[釜田醸造所]にぜひ足をお運びください。皆さまにお会いできることを楽しみに、私たちも復活に向けて前を向き、精一杯頑張ります。
最新の活動報告
もっと見る《ご支援へのお礼》と《一部の商品の製造再開のお知らせ》
2020/10/22 10:13温かいご支援に、心よりお礼申し上げます初めてのことで不安いっぱいのクラウドファンディングでしたが、皆さまのおかげで、開始から3日半でファースト目標であった200万円を達成することができました。現在はセカンド目標として400万円を目指しております。こんなにも多くの方々が、弊社と、ここで働く社員、そしてマルカマの商品たちを愛し、応援してくださっていることに改めて気づかされました。この気づきは私たちの財産です。本当にありがとうございます。一部の商品の製造を再開しました弊社工場では一部の商品の製造を再開しております。働けること、商品を作れること、という当たり前のことができる喜びを感じながら、今まで以上にしょうゆ・みそに向き合っています。ご支援いただいている皆さまの温かい思いをしっかりと受け止め、再び馴染みの味をお届けできるように頑張ってまいります。そして製造再開に必要な原材料(被災してしまったため再購入)の費用には、まさにこのクラウドファンディングで皆さまからご支援いただいた資金を充てさせていただくことになっております。本当にありがとうございます。肌寒くなってまいりました。皆さま風邪などひかれませんよう、くれぐれもご自愛ください。最後になりましたが、このプロジェクトが無事に終了して、社員皆で喜びと感謝を噛みしめられるよう、残りの期間を駆け抜けてまいります。引き続き、応援、拡散していただけますと幸いです。釜田醸造所 代表 釜田 顕、社員一同 もっと見る
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