「炭焼きうなぎ鶴屋」・祖川と申します。
この度、ベトナムに「蒲焼レストラン」をオープンするために、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
昨年ベトナムへ視察に行き養鰻場農家の方々とお会いし、「炭焼きうなぎ鶴屋」の看板を使いたいとのことで、
今後のベトナム農家を救いたいという想いからこのプロジェクトは始まりました。
うなぎの蒲焼がベトナム農家に革命を起こすかもしれない道のり。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
目次
1 SNSで見かけた投稿
2 スアン学長
3 2022年12月25日ベトナムへ
4 養鰻場へ
5 日本の伝統技術
6 うなぎで変革を起こす
7 将来の展望
SNSでこんな投稿を見かけました。
ベトナムの地方自治体、ソクチャン省にある国立カントー大学の学生が
「ベトナムにうなぎの蒲焼を教えてくれる人はいませんか?」と呼びかけていたのです。
「寿司、うどん、すき焼きに続いて、日本の伝統食であるうなぎの蒲焼も世界に広めたい」。
以前からそう思っていた私は、この生徒さんとSNSでやりとりをし、
スアン学長、LOCPHAT養鰻場、ソクチャン省の議長さん等が、
うなぎの蒲焼の技術を教えてくれる人を探しているとの事を知り、
現状をこの目で見ようと手を挙げ
このプロジェクトは、スアン学長が日本の教え子に送ったメールから始まりました。
「台風が来ましたが大丈夫でしょうか?
ソクチャン省にあるLOCPHAT養鰻場の写真を送ります。
日本でうなぎを卸せるスーパーか、蒲焼レストランを探すようにお願いします。」
と書かれています。
スアン学長の事をネットで調べていると、
40年以上にわたり日本の農業・水産業を参考にしながら研究を続け、
食料や輸出産品の増産によりベトナムの困難な時代を救い、ベトナム農業の発展に寄与され
農業研究者、教育者、国会議員という、折々の立場で、自らが博士号を取得された国である日本とベトナムに
寄与してこられた人格者だったのです。
簡単に言うと、ベトナムのノーベル賞をもらった方ですね。
到着してすぐに、スアン学長の奥様と養鰻場方がお迎えに来てくれて
レストランへ食事に。
残念ながら、スアン学長は体調が悪く入院されてるとの事で、奥様が駆けつけてくださり
ここで、スアン学長からの想いを聞きました。
「日本の蒲焼の技術を教えてもらい、ベトナム産うなぎの蒲焼を普及させ、ベトナム農家を救ってほしい」
とのことだったのです。
同時に日本の伝統文化である、うなぎの蒲焼を世界に広めるチャンスでもあるとも感じました。
ソクチャン省は、ホーチミン市から車で約5時間の場所に位置し、コメやエビ、うなぎの生産など農林水産業を主要産業としています。
ソクチャン省はインフラ開発を通じて、国際的な玄関口としての役割を担うことが期待されていて
今後5~7年以内にインフラシステムが整備される予定です。
近隣に深海港が有り、輸送コストが低いことから工業団地開発の大きな潜在性があり、
ホーチミン市やハイフォン市のような沿岸都市になる可能性があるそうです。
到着したのが夕方でした。
視察を行って初めてわかったのが、ソクチャン省はうなぎの養殖が盛んで専門農家もたくさんいるということ。
養鰻場は日本のとは違い、広い水槽で泳がせてるわけではなく、小分けして育ててる感じです。
養鰻場へ行くとすごい歓迎ぶりで、スタッフさん達から食事とお酒が振る舞われました。
養鰻場のスタッフと鶴屋チーム
ここで養鰻場の方々とミーティングをした結果
「ベトナム産うなぎの蒲焼をベトナム国内へ普及させたい」
「ベトナム産うなぎの蒲焼レストランを作り、お店を増やしたい」
うなぎの蒲焼を通じて、農家さんの暮らしをより良くする事を目標に、
当然、私たちは協力を約束しました。
「炭焼きうなぎ鶴屋」の看板を用いてベトナムの経済支援として
まずは、1店舗目をオープンさせてフランチャイズのような形で、投資家を募り増やしていきたいのです。
養鰻場の方々も
「今後、ビジネスパートナーとなって一緒にうなぎでベトナム農家を救うことに協力して欲しい」との事なのです。
そして次の日
日本人がベトナムうなぎを現地で蒲焼にしたのは歴史的な事でしょう。
日本のうなぎ屋では「串打ち三年、割き八年、焼きは一生」と言われるほどに、
うなぎの蒲焼の技術習得までの道のりは大変困難なものです。
間違いなく時間がかかることでしょう。
しかし、今回ベトナム視察に同行してくれた鶴屋の元料理長が、
「師匠(私の父)が始めたうなぎ料理だから、その取り組みに協力するのは当たり前だ」
と二つ返事で引き受けてくれました。
しかも、現地の人達がうなぎを捌く練習ができるようにと、職人の命とも言える大切な包丁をベトナムに置いてきたのです。
技術指導の様子です。
意外と料理の経験者が多くて、うなぎを捌くこともすんなり出来て(細かいことは慣れるしかないのですが)
思ってた以上に技術もありました。
出来上がったものを試食すると予想していた臭みは感じられず、身は白身魚のような淡泊な味で、
タレとの相性も良く感じました。
”ベトナム”と聞くと、他の海外産のイメージが先行してしまい正直な話臭みがあって
美味しくないだろうという想像をしていました。
実際に蒲焼用にうなぎを捌き、タレをつけて焼いていきます。
うなぎのタレは、実店舗のもので濃いめで甘めのものを日本から持参してきました。
「美味しい!!」
現地の人達にも振舞いましたが、初めてうなぎの蒲焼を食す彼らには大絶賛で、
ご飯の上に蒲焼とお漬物を乗せ笑顔で食べてる現地の人を見て、うなぎの蒲焼の可能性を感じた瞬間でした。
ココナッツジュースとうな丼の組み合わせが斬新です。
まず、ハノイかホーチミンに実店舗をオープンさせるのが最優先です。
1号店ができないことには、投資家を募りフランチャイズのような形ができません。
『千里の道も一歩から 』
まずは第一歩を踏み出すことだと思ってます。
道のりは険しく、長いのかもしれません。
ですが、みなさまのご支援によりベトナム農家を救えるのではないかと思います。
写真でもお分かりいただけるように、レンガ造りのうなぎの加工場もただいま建設中です。
ゆくゆくは、日本にもベトナム産うなぎの蒲焼が輸入できるようになればいいなと考えております。
目標金額 300万円
蒲焼レストラン改装費 300万円
ご支援金の使い道について
今回皆様からいただいたご支援は、蒲焼レストランの開業、店舗改装費や加工場の備品などに使わせていただきます 。
これ以外に人件費や各種費用を加えると、合計で1000万円ほど必要となる見通しです。
(トータル金額の半分は養鰻場が出資する予定です。)
このうち第1目標として300万円をクラウドファンディングで皆さまのお力をいただきたいと考えています。
ぜひ応援していただけたら幸いです。
設備費:64万円(鰻焼き台15万円×3台、まな板5万円×2台、包丁3万円×3つ)
人件費:15万円×2人×3か月
渡航費:15万円×3人
リターン製作費:30万円
リターン送料:20万円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約51万円
もしも、それを超えた金額をお寄せいただいた場合には、指導スタッフの渡航費、
技術指導料として使わせていただきます。
ベトナム産うなぎの蒲焼の普及と、ベトナムの経済支援のため、
どうかこの【一大プロジェクト】にご支援をよろしくお願いいたします。
一通の呼びかけのSNSからスアン学長や、ソクチャン省の議長ヤンさん、
養鰻場の方々と繋がり、このプロジェクトは産声を上げました。
「日本の食文化である鰻の可能性につながることは全部やる!」
その想いを胸に日々活動している私たちにとって、
今回のプロジェクトは海を越えて人と人との”繋がり”を深めていくものであり、
人との関係をつくっていくことが引いては国同士の関係をつくっていくことに繋がるのではないかと考えております。
長崎県松浦市にある『炭焼きうなぎ鶴屋』は、
約百八十年前の天保時代に船着き宿から始まった祖川真兵衛総本家です。
炭焼きうなぎ鶴屋
〒859-4501
長崎県松浦市志佐町浦免1297-1
鶴屋商店【公式通販】
https://tsuruyastore.com
旅館から割烹旅館へと変還する中でうなぎ料理を提供するようになり、
現在に至るまで七代に渡ってうなぎ料理へのこだわりと遺志を受け継ぎ、歴史を紡いで参りました。
何卒よろしくお願い申し上げます。
リターン一覧
【お気持ち応援コースA】3,000円
とにかく応援したい!という方向けの、ご支援をできるだけ多くプロジェクト実施に使わせて頂くプランです。
「応援して良かった」と心から思ってもらえるよう、1人1人への感謝を胸に、全力で取り組んでいきます。
■鶴屋からの感謝のメッセージをメールにて送らせていただきます!
【鰻重食事券一人前】5,000円
長崎県松浦市の実店舗「炭焼きうなぎ鶴屋」で食べられる鰻重食事券です。
■鰻重「松」定価6300円食事券
実店舗にて、食べられる鰻重食事券です。
※引き換えは2023年9月から1年間有効になります。
■感謝のメッセージ
鶴屋からの感謝のメッセージをメールにて送らせていただきます!
【お気持ち応援コースB】5,000円
とにかく応援したい!という方向けの、ご支援をできるだけ多くプロジェクト実施に使わせて頂くプランです。
「応援して良かった」と心から思ってもらえるよう、1人1人への感謝を胸に、全力で取り組んでいきます。
■ 鶴屋からの感謝のメッセージをメールにて送らせていただきます!
【お気持ち応援コースC】10,000円
とにかく応援したい!という方向けの、ご支援をできるだけ多くプロジェクト実施に使わせて頂くプランです。
「応援して良かった」と心から思ってもらえるよう、1人1人への感謝を胸に、全力で取り組んでいきます。
■感謝の手紙 鶴屋からの感謝のメッセージを手紙に綴り、郵送させていただきます。
【鰻重食事券二人前】10,000円
長崎県松浦市の実店舗「炭焼きうなぎ鶴屋」で食べられる鰻重食事券です。
■鰻重「松」定価12600円食事券
実店舗にて、食べられる鰻重食事券です。
※引き換えは2023年9月から1年間有効になります。
■感謝のメッセージ
鶴屋からの感謝のメッセージをメールにて送らせていただきます!
【鶴屋・鰻の蒲焼コースA】10,000円
長崎県松浦市の実店舗「炭焼きうなぎ鶴屋」の蒲焼を急速冷凍してお届けいたします。
■鰻の蒲焼二人前
■感謝のメッセージ
鶴屋からの感謝のメッセージをメールにて送らせていただきます!
【鶴屋・鰻の白焼コースA】10,000円
長崎県松浦市の実店舗「炭焼きうなぎ鶴屋」の白焼を急速冷凍してお届けいたします。
■鰻の白焼二人前
■感謝のメッセージ
鶴屋からの感謝のメッセージをメールにて送らせていただきます!
【お気持ち応援コースD】30,000円
とにかく応援したい!という方向けの、ご支援をできるだけ多くプロジェクト実施に使わせて頂くプランです。
「応援して良かった」と心から思ってもらえるよう、1人1人への感謝を胸に、全力で取り組んでいきます。
■店舗とホームページにお名前を残します
個人様でも法人様でも、記載させていただきます。
※備考欄に掲載するお名前をご記入ください。
※お名前を記載した寄付者銘板を壁に取り付ける予定です。
■感謝の手紙
鶴屋からの感謝のメッセージを手紙に綴り、郵送させていただきます。
【出張うなぎ焼き上げ 】 100,000円
日本全国、世界各地、どこでもうなぎを焼きに伺います。
うなぎパーティー!
■ 出張サービス ※旅費、材料費は別途となります。
※メール等にて日程調整させていただきます。
※有効期限は2024年9月までの1年間です。
【お気持ち応援コースE】100,000円
とにかく応援したい!という方向けの、ご支援をできるだけ多くプロジェクト実施に使わせて頂くプランです。
「応援して良かった」と心から思ってもらえるよう、1人1人への感謝を胸に、全力で取り組んでいきます。
■店舗とホームページにお名前を残します
個人様でも法人様でも、記載させていただきます。
※備考欄に掲載するお名前をご記入ください。
※お名前を記載した寄付者銘板を壁に取り付ける予定です。
■感謝の手紙
鶴屋からの感謝のメッセージを手紙に綴り、郵送させていただきます。
【お気持ち応援コースF】500,000円
とにかく応援したい!という方向けの、ご支援をできるだけ多くプロジェクト実施に使わせて頂くプランです。
「応援して良かった」と心から思ってもらえるよう、1人1人への感謝を胸に、全力で取り組んでいきます。
■店舗とホームページにお名前を残します
個人様でも法人様でも、記載させていただきます。
※備考欄に掲載するお名前をご記入ください。
※お名前を記載した寄付者銘板を壁に取り付ける予定です。
■感謝の手紙
鶴屋からの感謝のメッセージを手紙に綴り、郵送させていただきます。
プロジェクト実行責任者
炭焼きうなぎ鶴屋 祖川順子
プロジェクト実施完了日
2023年7月30日
リスク&チャレンジ
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は銀行借入や自己資金などにて補填いたします。
万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクト内容が大きく変わらない範囲で規模を調整します。
ぜひとも、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
■ 特定商取引法に関する表記
●販売事業者名: 炭焼きうなぎ鶴屋 ※省略の場合には以下の文言をご記載ください。
「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:祖川久美子
※法人としてプロジェクトを起案する場合にのみご記載ください。
※個人としてプロジェクトを起案する場合(販売事業者が個人)は不要となります。
※省略の場合には以下の文言をご記載ください。
「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
● 事業者の住所/所在地:〒859-4501 長崎県松浦市志佐町浦免1297-1
※省略の場合には以下の文言をご記載ください。
「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
● 事業者の電話番号:Tel: 0956-72-1155
※省略の場合には以下の文言をご記載ください。
「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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2023/06/25 17:46再度、8月ベトナムに行ってきます。今回は品質改良や料理方法の打合せになります。まだまだ問題が山積みですが、乗り切っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。 もっと見る
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